ニホンミツバチの四季

2010年5月から、ニホンミツバチの飼育開始
そのふしぎな生活を記録します

「1群」さらにもう一段 継箱しました

2012-08-22 21:37:25 | 飼育日記

8月18日に継箱をした、最強群の「1群」。

さらにもう1段継箱しました。

こんなに背が高くなって、105センチメートルになりました。

 

(写真はクリックで拡大)

でも、ミツバチが外壁にくっつく様子は、一向にかわりません。

  

少し涼しくなってきたので、ミツバチを見ています。

腰をあげて扇風行動をするミツバチと、床にへばりつくような姿勢のミツバチ。

おなじミツバチなのに、高さがこんなに違います。

          高い                         VS                 低い

    


突然 働き始めた!!

2012-08-19 20:48:32 | 飼育日記

一昨日の記事で、継箱のことを書いた「1群」

あまり、働きに出ていかないので、夏の暑さか、蜜源の枯渇かと心配していました。

ところが。

一昨日「継箱」をした途端、昨日から「人が変わったように」(ハチが変わったように)、

突然、どんどん働きに出かけるようになりました。

信じられないほどです。

花粉もいっぱい採ってきます。

 (クリックで拡大)

 

蜜もたくさん集めてきます。

 

落っことした花粉を几帳面に掃除する「お掃除係」です。

← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ←こちらから見てね!

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← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ←

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← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ←  

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触角と頭で玉ころがしのように運んで行きました。

滑走台ぎりぎりまで運ぶと「これでよしっと!」という感じで、踵を返して、巣門に向かいました。

 


「1群」 継箱しました

2012-08-18 21:36:04 | 飼育日記

わたしたちが飼っている中で一番大きな群の「1群」。

夜、涼しくなったのに、外に出るミツバチの数は増える一方。

これは巣箱内の空間が足りないためではないかと判断して、継箱をすることに。

 

巣箱の下の方一面に、側面といわず、底板といわず、びっしりミツバチが張り付いています。

そのミツバチに上がってもらう目的もあって、まずは、底板を交換します。

これが、巣箱から外した底板。

巣門の前に置いたら、1/5くらいは巣箱に戻ったのですが、残りのミツバチは何があっても動かない。

仲間が巣門の前で、呼べと叫べど。

平常時でない立ち方(お尻を外に向けて)で、お尻の部分を白くして、集合フェロモンを出して、扇風行動をしています。

いくら「こっちだよ」と言っても、平気な様子。動きません。

仕事帰りのミツバチ(花粉団子を付けている)もその集団の中に紛れ込んで、右往左往。

まあ、動かないミツバチはほおっておいて、継箱の仕事にとりかかります。

あまり重いので、ロープを使おうかとも考えましたが、持ち手の位置を変えて、持ちやすくしたら大丈夫!

なんとか継箱が終了しました。


ミツバチの水飲み場

2012-08-15 21:21:32 | 飼育日記

日差しはまだ厳しいですが、ツクツクボウシが鳴き、風は秋です。

ミツバチの水飲み場を作りました。

前から、こんな水飲み場は作っていたのですが。

(中には金魚が泳いでいます)

(クリックで拡大)

友人のところで見た水飲み場での ミツバチの様子が可愛かったので、

同じように作りました。

鉢に石を入れて、水を飲むときの足場にします。

早速来ました。

 

舌を出して、水を飲んでいます。


南信州 滝 ふたつ

2012-08-12 21:09:33 | 四季の日記

涼を求めて、南信州の滝に行きました。ふたつ。

どちらも、道路からとっても近くて、汗をかかず、お手軽に避暑ができました。

1つめ。長野県平谷村 平谷の大滝

 

滝の脇の道を登っていくと、かなり近くまで行けます。

山のみどりと滝の音が涼感を誘います。

 

2つめは、長野県阿智村 清内路 にある 姿見不動滝です。

国道沿いにある小さな駐車場から歩いて200メートルという、これまたお手軽です。

水量もあまりなく、滝つぼもちいさいので、滝の下まで行けます。

周りにいるだけで、水しぶきで、本当に涼しくなりました。

冬は氷ばくが見られるということです。

 


樹齢1800年 いとしろ大杉

2012-08-11 20:32:09 | 巨樹巡り

白山の南麓、岐阜県 郡上市石徹白(いとしろ)の「いとしろ大杉」に会いに行きました。

正面から

森の中にすくっと立っていました。

長い間、白山に登る修験者を見守ってきた杉です。

こちら側は、枯れていましたが、反対側は緑の葉をたたえています。

長い時間がこの杉に凝縮されたような気がします。

ずっと会いに行きたかった杉です。

 


樹齢400年のトチノキ  ウバユリにハナアブが訪花 

2012-08-09 21:14:46 | 巨樹巡り

信仰の山、白山。その西のふもと、石川県白山市、白峰温泉。

「樹齢400年のトチノキ」を見つけました。

 

(クリックで拡大)

堂々としたトチノキです。

この地は豪雪地帯で、昔はトチの実が重要な食料。今も名物「とちもち」を売っていました。

トチノキの足元のウバユリにハナアブが訪花していました。

白い花粉だんごを付けてお仕事中でした。

花はつぶれた筒状。開かないと書いてあります。上の写真は手で花弁を広げて写しました。

山にはクルミもたくさんありました。


秋は名のみの・・・立秋です

2012-08-07 20:19:28 | 飼育日記

今日は立秋。  と言っても、猛暑の日々。 でも、もう少しすれば、秋風が立つはずです。

そんな暑い日のミツバチのいろいろです。

洗濯さおについた水を飲みにきています。

 

メンガタスズメの幼虫。あろうことか、巣箱の観察窓をのぞいています。

給餌は、砂糖ではなく、蜜を与えています。

結晶化した蜜は湯せんでとかすのですが、今回は、そのまま与えてみました。・・・どうなるかな、と思って。

 

2~3日でなめてしまいました。液体の場合は、1日でなめてしまいますけどね。


底板を替えたら、スムシがいました。

2012-08-06 22:05:34 | 里山のニホンミツバチ

里山A群。底板を替えました。

背が高くなたたので、台に乗って仕事をします。気をつけてね!

巣くずの中にスムシがいました。

底板にも

熱湯をかけて掃除します。これでスムシも死んでしまいます。

底板の横棒を外したら、そこにもいました。

A群は強群ですが、スムシがいたので、掃除をもう少し頻繁にしないといけないかなと思いました。


巣箱の中の様子

2012-08-05 21:57:04 | 飼育日記

重箱の巣箱は、中の観察ができません。

せいぜい、一番したから、中をのぞいたり、写真を撮ったりするていど。

それを見ながら、想像をふくらませています。

正面から。壁も底板もミツバチでびっしりです。

下の方に見えるのは、巣くずです。これも真っ黒のハチだかり。

左側。

とにかく、ミツバチでびっしりです。


給餌しています

2012-08-04 21:33:36 | 飼育日記

蜜源が少なくなっているなぁと感じます。ミツバチの外勤が少なくなっています。

それで、給餌をしています。去年の秋の採蜜のときの、くず蜜です。

冷蔵をした後に、密閉容器に入れて保存してあります。

夕方、給餌して、次の朝のことです。

とっくに蜜はなくなっているのに、いつまでも巣に執着しています。

秋の採蜜後に同じようにくず蜜を入れても、こんなに執着しません。

巣箱の中からくず蜜を出してくると、真っ黒にミツバチがくっついています。

そして、そのミツバチだらけの巣くずを巣門の前に持っていくと、

分蜂のときのように巣門に向って、なだれ込んでいきます。

ナサノフ腺から集合フェロモンを出しているミツバチが見られます。

お尻が白く見えます。これです。必死で集合をかけています。

ニホンミツバチなのに、頭を巣門に向けて、お尻を外に向けているのは、よほどの勢いで集合をかけているのです。

巣くずから巣に戻っていくミツバチです。

この執着の様子と、ナサノフ腺からのフェロモンによる集合行動は、

くず蜜の巣くずを自分の巣板を間違えているからなのでしょうか。