ウガンダと暮らす  

ウガンダと日本の、日々の暮らし

ただいま!

2008-09-29 22:19:42 | 世界を旅する
今朝、帰国しました。



アフリカに発つ前に、どうしても行っておきたかった場所。どうしても会っておきたかった人。
昨夜、ふたりに空港で見送ってもらって、やっと笑って「ありがとう」。と言うことができた。3度目の正直のはず!
きっと2年後もまた会える。ずっとそう思っていられるから。

最も大切な人に。アフリカ行きを反対されたのは初めてかもしれない。真っ直ぐには言わなかったけど、遠まわしにそんな雰囲気は伝わってきた。あなたの人生だからと、そうも言われたけど、
「もし何かあったらすぐに帰ってくればいい」。その言葉に救われた気がする。

わたしの人生・・・
仕事、結婚、家族、友人、、いろんなリスクをしょってでも決めた自分の人生。
2年後、わたしの回りでいろんなことが変わっているはず。動いているはず。だから、わたしもわたしらしく変わっていたい。動いていたい。

最後にタイとシンガポールに行って本当に良かった!
いつも旅にはハプニングが付き物のわたし。最初に滞在していたバンコクではな~んにもなく平凡であれ??なんて思っていたら、やっぱりぃぃぃ。
バンコクからシンガポールに飛んだとき、なんと!シンガポールの空港で入国を拒否されるという大ハプニング付きだったけど(笑。
どうやらわたしのパスポートとわたし自身が一致しなかったらしい。別カウンターで過去の渡航歴を根掘り葉掘り聞かれ(やたらタイのビザ多いし?カンボジアやらミャンマーやらラオやら出入りしているし?)日本語は話せるかとか、日本語をここに書いてみてとか、富士山はどこにあるかとか。所謂、日本人と信じてもらえてなかったよう。こんなことってあるの??
いいよね、こんなんでも。頑張って最後まで応答して結果、入国許可されたんだし(笑。すぐそこに迎えに来てもらっているから安心はしていたけれど、でも入国(一時?)拒否なんて初だから焦りました・・・。まっ、このあと素敵な再会をしたから良しとしましょう!


たった10日ほど前に出国したばかりなのに、ずいぶんと時間が経っている気がする。もうっ!寒いっ!
それだから二日前にウビン島でサイクリングをして真っ茶に焼けた腕がかわいそう。今まで水浴びだったから気付かなかったけど、家に帰ってお湯に浸かったらヒリヒリ痛い!結構、焼けたみたいです。。う~ん。


明日からまたしばらく遠出します。
旅行記は、後日書けるといいなぁ~

ひとまず、連絡まで。



行ってきます!

2008-09-18 23:14:44 | 世界を旅する


「明日からしばらく旅に出ます」。
こういう風にブログに書くのも最後かと思うと寂しいような・・・。
あの国もあの国も、たっくさん思い出があって、いっぱいお世話になったので、今回は最後にお礼を言いに・の巻。

帰国したその日から鬼のようなスケジュールが待っている。恐ろし。まあ、旅の予定をまず手帳に書き込んじゃったわたしが悪いけど。まさか、その翌日にJICAの研修が入ってしまうとはねえ・・・。参りました。飛行機の中では課題の小冊子を読まなくてはだし(熟読の方・・・)。考えるときりがないのだけど、旅は旅!楽しい旅!ワクワクドキドキの旅!楽しみますとも!!
29日に戻ります。

じゃあね!バーイ!

追伸:写真は、先週ふと見上げた空が素晴らしく雄大で撮ったものですが、この日のためにとっておきました。なんか自分にとって贅沢な空だったからね!


モンゴル人一家にホームステイ 二日目

2008-09-18 20:57:31 | 心の日本に出会う旅
朝は肌寒いくらいだった。ゲル内の寝袋はすばらしく寝心地が良い!ホカホカ。



朝ごはんをいただき、まるで自分の家の居間にいるかのようにくつろぎ中でございます。日記を書いてみたり、写真を見てみたり、本を読んだり。
久し振りに「スーホの白い馬」という本を読みました。昨夜、まだ小学生の息子氏が奏でる馬頭琴の音色を聴いて、改めて読み直すと、胸が篤くなりました。

さて。わたしの旅の定番となりました民族衣装を着て撮影しよう!編ですが、今回もやってまいりましたよん。

 

妹は、妹自身がチョイスしたのとわたしがチョイスしたのが同じ。わたしがチョイスしたのは、コテコテ(らしい・・)のモンゴル人だったらしい。なかなか衣装選びも慣れてきたものですよ(笑。楽しい!

モンゴル料理も満喫!初めて食べたけど、とにかく”岩塩”が決め手のよう。お肉もお野菜もな~んでも、たっぷり岩塩を付けて食べてると、なくてはならない存在のように思えてきた。タイのナンプラー的存在なのかしら?



これ、癖になってしまうおいしさだったんです。ヘールスンボーブっていうお菓子?!で手焼きパンっていう意味なんですって。インドのチャパティに近い感じでしょうか。本当にヒット・ヒット・ヒット!!大好物です。
あまりにも気に行ってしまったし、簡単に作れますよ!って太鼓判を捺していただいたので、作り方を教えてもらいましたよ。成功したら、アフタヌーンティーでもやりましょうね!

以下、モンゴル料理いっぱい。


ホーショール。中身はラム肉と玉ねぎ、キャベツを包んで揚げたもの。インドのサモサ似。すっごくおいしい!


ツイブン。手打ちのモンゴル麺と野菜。モンゴルのパスタ?もちもちしてる。これもおいしい!


チャンサン・マハ。ラム肉と野菜を煮込んだスープ。シンガポールのパクテー似。子羊バージョン。スプーン持ったらついつい・・手が止まらないスープ、おいしい!

ああ、どれもこれもおいしかった。こんな風に毎日食べてたら、モンゴル行くと確実に太って帰ってきちゃいますよ。。
ランチを食べた後も、だらだら。だらだらと。なんだか帰りたくない気持ち・・。ホストファミリーとのお話も尽きないし、本当に楽しくて楽しくて。
ゲルの前で手を振って見送ってくれたお二人の姿が、頭から離れません。素敵すぎます。本当に楽しい時間をありがとうございました!!

帰ってきた今、わたしはいったいどこへ行ってたんだろう・・・??って(笑。



モンゴル人一家にホームステイ

2008-09-18 20:31:06 | 心の日本に出会う旅
姫路から車で一時間半、兵庫県の丹波地方、篠山っていうところに行った。篠山は武家屋敷の残る城下町・だけどさらに山奥へと走って、着いたところはモンゴル!
ほんとにそんな(気がした)ところ!



最初はどんなところなのか想像がまったくつかずでなんだか緊張。でも、一歩足を踏み入れると温かな家族に出迎えられて、ホッと安心した。



ウェルカムドリンクの赤ぢそ、水割り。すっごくおいしかったので夕ごはんのときにはソーダ割りで飲んでみましたよ。もちろん、わたし好みのお味♪

 

お部屋です。入口はちょっと頭注意・・・なんですが、中に入るとすっごく広々としていて驚き!!天井が高く、空へとつながってるのが、そういう大らかな気分にさせてくれるのでしょうか?カラフルなゲル内はそれだけで気分も華やかになるし、天井から光が差し込んでより一層温かな気持ちにさせてくれる。



もうどこでもかしこでも寝ころびたくなってしまう(笑。しかも大の字で、が条件。妹はこのままグガグガ・・・本当に眠ってしまった。夜勤明けで運転してきてもらったし、仕方ないけどねん。ついでにわたしも、フワフアと。



目が覚めたらこんなきれいな夕焼け空。
ここに来れたことに感謝だし、あしたもまた素敵な一日が始まりそうな予感。そんな夕暮れに思わず故郷を離れ遠ぉ~いところに来た気分に・・・。これもまた旅のワンシーンなのですね。

さて、夕ごはんはバーベキュー!ラム肉、ポーク、チキン。それからお野菜たっぷり。日が暮れるのも早くなり、肌寒さを感じるようになりました今日この頃ですが。やっぱり夜空を見ながら焼いたり食べたり飲んだり、また焼いて食べて飲んでって最高ですね!格別!まんまるなお月さんがすっごく明るくって、まるでわたしたち照らされてるみたいで。

ゲル内には洗面所やお風呂はないので真向かいの温泉でのんびり。貸切。露天風呂に入ったり、ジャグジーしたり、滝に打たれたり、サウナも入ってフルコース!

すっかり静まり返ったゲルに戻ってくると、お父さんがふたりのかわいい子供たちを連れてサプライズコンサートをしに来てくれた。あした、学校があるにも関わらず、こんな時間までわたしたちの帰りを待っていてくれてたのかと思うとそれだけでウルウル・・感動。フルコースの温泉が申し訳ないくらい。
そのサプライズコンサートで何をしてくれたかというと、息子氏による馬頭琴の演奏。もう素晴らしすぎる独奏!思わず馬頭琴の音色に聞き入ってしまい・・感動。そのあと、馬頭琴を少し触らせてもらい音の出し方など息子氏に教えてもらった。すごく楽しかった。
気付けば、ひとつゲルの中で輪になって同じひと時を過ごしている。素敵な時間を過ごしてるなあ~って。遠い遠い国に行かなくっても、あの時と同じような感覚。カタチでいうなら、大きくてふわふわしててまあるいもの!そんな気分!!

傘の話

2008-09-16 11:47:00 | 日々のこと
物持ちがいい!って言われるわたしだけど、傘持ち(という表現があるのか??)は悪い。骨が折れてしまったり、どこかに置き忘れてきてしまったり、すぐダメにしてしまう・・・。
「一本いい傘持ってるといいよ!」。友達からそう言われて機会をずっとうかがってたわけなんですが、でも、やっぱりお気に入りの傘が見つけられなくって、ここ最近使っていたのは小っちゃくて便利な晴雨兼用傘。

そんな中、やっと出会えた傘がこのクラシックな折りたたみ傘。

  

これから移動の日が続くため、折りたたみ傘に決定。(三つ)折りたたみ傘でも、開くと大きくて強度も抜群によろし。黒に真赤やピンクのバラ柄のクラシックで英国らしいデザイン。英国王室御用達のブランド・フルトンのです。お気に入りのお店、アインショップで購入しました。キャスと同じブランドながら、半分くらいの値段で買えるところもいいでしょ。わたしは、こういう大人の傘(決してケバくはない!)が好きなのかもね。すごくかわいい。やっと出会えたって感じ。

これで雨の日が待ち遠しくなりました。でも、待ってるときに限って降らないよなあ・・・雨って。
買って半月くらい経って、昨日、やっと!傘を差しました!バンザイ

書類提出完了

2008-09-13 20:24:01 | 訓練前の準備
8月中に職場への挨拶や仕事の引き継ぎ等(ほんの一週間ほどで済ませたけど)が終わり、ひとまずまた自由人となって心置きなく出国できる身となりました!爽快!

それから今回は、毎度周りの人が被害を被る引っ越しもないし、まあ、自分の部屋を片付けるか片付けないかは別として、相変わらず捨てられない病が続いているのはちょっと・・・どうにかしたいものですが。

様々な必要書類も作成して、JICA事務局に提出もして、あとは前職場からの書類が届き次第提出すれば完了かな。たぶん、抜けはないとは思うんだけど、提出期日が守られない場合、訓練入所取り消しや隊次変更になる場合もあります。って記載されているとビビってしまう小心者だったりです。
基本的に事務職はしたことがないのだけれど、仕事でもこんなに書類を抱え込むことはなくてね、この書類の多さと正確さには驚きです。

最近は、普段なかなか会えない人に会ったり、訓練所に持ち込む必需品をお買いものしたり、それから事前学習の課題を相変わらずダラダラやってます。ボランティア活動に必要不可欠な英語と、開発援助や国際協力に関わる諸問題についてなんかを勉強しているわけですが、なんと、入所後に確認試験があるようなので、やっぱり適当にはやりたくないって思いが強いです。

あとは、これで行くだけになった!と思いたいところだけどまったく準備できてない!!でも、訓練入所当日が来たら行くしかないだろうから、とりあえずバタバタしてもこれだけは、っていう姫路駅発の『のぞみ』の時間だけは調べてあります。訓練所のある二本松までは姫路から5時間半ほどかかるようです。新幹線と新幹線と電車を乗り継いでー。いや、厳密には姫路駅までは車で20分ほどかかるし、二本松駅から訓練所までも臨時バスで30分ほどかかるし、ざっと計算して7時間?!遠っ!!前泊しようかとも、飛行機で行こうかとも考えたけど、どっちも予約したりするのが面倒だし、始発でなくても集合時間に間に合うしで。東京駅で東北新幹線に乗り換えるなんて初めてだから楽しみ!というわけで、気分はきちんと訓練所に向かってます(笑。

訓練入所案内には、もろもろと予定が記されている割には、ウガンダ行きの出発日が決まっていなくてドキドキが続いています。元旦を挟むか挟まないかで気分が全然違ってくるのに!12月中旬に訓練を終えて帰ってこれる予定なので、本当に際どいところ・・・。どうなることやらね。


何年経っても

2008-09-12 23:05:56 | 日々のこと
わたしたち5人集まれば、心はいつまでも若くいられる!



わたしにとって彼女たちが一番付き合いの長ぁ~いトモダチ。いちよお、中学3年生が同じクラスでツルンでたマブタチ。この中には保育園から一緒って子も、幼稚園から一緒って子も、というわけでみんなご近所さん。中学校を卒業してからは、みんなバラバラの進路に進んだんだけど、仲良しこよし。気心知れてるから楽ちんでいいよね。なんでも言い合える。ダメなものはダメ、とか。まあ、いいお年頃のオンナになったわたしたちではありますが、相変わらずです。それがいいところ~だとわたしは思ってる!
このあと、わたしの高校時代の親友も会いに来てくれて(写真取り損ねた~)、わたしとしては大満足な晩ごはんとなりました。いいよね、こういうの!どこで何を食べるか・よりも、誰とってほうがわたしは重要視だな。
みんなのアホ面、忘れないよ!ついでにチハルズ息子氏の親子アホ面もいい感じ。さすがだよ、そのあたり。見習いたいよ。
あっ、何にせよ、居心地の良い場所ってわけでした、うん!

旅する本

2008-09-12 15:05:52 | 
旅する本はありますか?旅する本=わたしと一緒に旅に出る本のこと。わたしの旅の道連れとなる本。旅は道連れ・・・なんて言葉がありますからねえ。

               

先日、久しぶりに本やをぶらついたら、なんと!わたしの大好きなオカオさんの最新作を見付けた!たまたまいつもみないジャンルのコーナーをぼぉーっと見ていたらラッキー!即買い。

『Room talk』というひとりごとみたいな、誰かとおしゃべりしているみたいな、日々のおはなし。いい!これいい!こういうのがわたし好き。必ずわたしの旅に便乗して一緒に飛行機に乗ることになる本なんだけど、もう一冊。
『Room talk 2』が加わり賑やか賑やか?!良く見たら発行は2006年9月となっていた。今頃喜んでるわたし、遅すぎ・・。
まあ、いいや。そんなんで旅の楽しみが増えたわけでございます。単純。

ちなみに、オカオさんの本はRoom talkシリーズだけではなく『Land Land Land』も相変わらず道連れです。

来週、出国します


お次は文学館のサルスベリ

2008-09-11 16:54:49 | ひめじだより
姫路城と好古園の内濠沿いの道を右左見上げながらのんびり歩いてきて清水橋へ。それから石畳の道をもう少し歩いて到着したところは姫路文学館。

この文学館驚いた。結構なお宝いっぱいじゃないか。まあ、複製のものもあるけれど。「竜馬がゆく」で有名な司馬遼太郎記念室はここにあります。知らなかったよ。それからそれから何気に姫路が文学の町だったなんて。まだまだ知らないことがいっぱい。それにこの建物の空間がすばらしくいい。建物内で文学に耽るも良し!建物の外を散策するも良し!姫路城を眺めるも良し!
この日、ずーっとわたしひとりだった。こんなところ独り占めできるなんて嬉しい!一見、どこかそこいらの博物館みたいなのに!おお、ほんとになんだか感動してしまいましたよ。文学っていいなあ。

うん、こういう文学的なカフェもいいなあ。だって、文学は日本に留まらず世界中を旅しているし。ほらっ、作家や歌人、詩人って留学していたり一瞬は旅人だったりしてる人が多くないですか?やっぱり日本文学的?!な人も世界を視野にいろんなものを見て、いろんな人に出会って、いろんな経験を積んでいる。だからこそ、日本的なところが見えてくるのではないか・とわたしは思うわけです。
はあ、なんだかよく分からなくなってきましたが。

今回はサルスベリ特集でした~。

 こちらのサルスベリも見ごろ

 ボリュームもたっぷりなサルスベリ

文学館敷地内の望景亭では見事!サルスベリの大木が群がり咲いていました。この姿、伝わりますでしょうか?

まずは好古園のサルスベリ

2008-09-11 16:06:06 | ひめじだより
姫路城から西に徒歩5分、登閣のあとはぐったり疲れさせてしまってなかなかここまで来れない姫路城御西屋敷跡庭園(なかなかタイミングの悪いところ)。ではあるが、なぜか外国人には人気!ってことを付け加えておこう。挽回のため。
好古園に来るのは今回で2度目。この間来たときは春でカラフルな花が咲いていたのに、今は夏から秋にかけての衣替えの季節。コレッといった花がなくて残念・・・。

 唯一見ごろだったサルスベリの花

百日紅と書きます。紅色の小花が咲いている。白色の小花もあるらしい。



お屋敷の庭は、潮音斎(ちょうおんさい)というところからの眺めが最高です。
今はまだ新緑の季節なんだけど、紅葉の季節が待ち遠しい今日この頃なんですが、きっとその頃わたしは福島県・・・。うう。

好古園は、夜桜会、観月会、紅葉会などなど春夏秋冬でイベントがあるので、そういう時期にくるのが風情あっていいかもしれませんよね。



新しく買ったデジカメに紅葉モードがあって、それを早く使ってみたいな・・・なんてことを思いながらダメもとでやったけど、やっぱりダメだった(ピントが合わない)。
↑↑上の写真、紅葉していないものねえ。。。ああ、待ち遠しい。。。