やっぱり!こたつに入ってテレビを観ながら年越しそばを食べて、
除夜の鐘を聞きながら年を越す。
元旦は初詣に行きおみくじを引いて御守を買って、
「今年も健康でありますように・・」
とお賽銭、カランカランと鐘を鳴らす。
おせち料理を食べながら、年賀状配りの郵便やさんを待っている。
わたしはそんな日本のお正月が好き!
これまでわたしが旅してきたアジアの国々は、
お正月というとそれぞれの宗教や文化に従った新年だったり、旧正月というのがあって、どっちかというとわたしたちがお正月と呼んでいる1月1日は普段となんら変わりなく、ただ流れてきにニューイヤーパーティーといった感じでお祭りに過ぎないと思う。
だから、タオ島という常夏の島で2007年を迎えたときは、心の中でちょっとだけそんなことを思った。去年は、仕事の関係で帰国できなかったのだけれど。
今年こそは!お正月は日本で過ごすものだと思っていたけれど、幸運にも9連休を自分で作りとり、またしてもお正月を海外で過ごすこととなってしまった。
本当にわたしという人間は、無い物ねだりの繰り返しでいつまで経っても学習能力がない。
ただ、それでは神様仏様ゴメンナサイと言っても許してもらえそうもないので、先々週福井の山の中でちょっとだけ早く年越しをしてきました。
年越しそばも食べたし、除夜の鐘も聞いたし、おせちではなかったけど精進料理を食べたし、お参りもしておみくじ引いて御守も買った。
大庫院。食事をつくるところ。
触ると料理の腕があがると言われている「大すりこぎ」を触ってきました。
山門。仏の世界に入る関門。
修行僧が一生のうちに2回だけ通ることを許される。自由に出入りできるのはただひとり。ここの住職さんだけ。
法堂へと続く廻廊。
朝5時、足元も見えない真っ暗な階段を上がり朝のお勤めへと向かう。
一時間にも及ぶ朝課(朝の読経)は、修行僧の凛とした読経の声が響き渡り、寒さとともに身も心も清浄な空気に包まれた。
行鉢。
食事を受けるときに五つの教えを観念する経句を読む。
私語の禁止、お碗の持ち方など食事の作法は厳しい。
やはり食事はみんなで楽しくおいしくいただきたいと思うから、せめてでも感謝の気持ちを忘れてはならないと思った。
朝は部屋でひとりの食事となったが、誰も見ていないとはいえ昨夜の修行僧の教えが頭をよぎり、経句を読み作法を守りいただいた。
傘松閣の大広間。
156畳敷きの広さに畳一畳が本当に小さく感じた。
天井絵はあまりの美しさにうっとりしました。
「坐禅」という仏の教え。
道元禅師によって開かれた道場での坐禅修行は、本当に厳しいと聞きます。
たとえ修行僧と同じようにとまではいかなくても、たった二日、禅の修行を体験することで、人間としての道が少し見えたような気がします。
ちょうどわたしと同じ日程で、わたしと同じ兵庫県の幼稚園児が修行体験に来てました。園児を率いる先生も大変だなぁと思ったけれど、わたしと幼稚園児の行動が夜の法話から朝のお勤めまで一緒だったことには驚きでした。園児を引き連れて来た住職さんが度々園児の様子を見ていて、そういえばわたしもお寺の保育園に通っていたんだったなぁってことを思い出した。
なんだかスッキリして、これで遠慮なく年越しを海外で過ごせます。
明日から一週間ほど台湾へ!!
皆様もよい正月を迎えてください。
くれぐれもお餅の食べすぎには注意を!
日本列島に寒波がやってくるらしいので風邪などひかないようにね!
除夜の鐘を聞きながら年を越す。
元旦は初詣に行きおみくじを引いて御守を買って、
「今年も健康でありますように・・」
とお賽銭、カランカランと鐘を鳴らす。
おせち料理を食べながら、年賀状配りの郵便やさんを待っている。
わたしはそんな日本のお正月が好き!
これまでわたしが旅してきたアジアの国々は、
お正月というとそれぞれの宗教や文化に従った新年だったり、旧正月というのがあって、どっちかというとわたしたちがお正月と呼んでいる1月1日は普段となんら変わりなく、ただ流れてきにニューイヤーパーティーといった感じでお祭りに過ぎないと思う。
だから、タオ島という常夏の島で2007年を迎えたときは、心の中でちょっとだけそんなことを思った。去年は、仕事の関係で帰国できなかったのだけれど。
今年こそは!お正月は日本で過ごすものだと思っていたけれど、幸運にも9連休を自分で作りとり、またしてもお正月を海外で過ごすこととなってしまった。
本当にわたしという人間は、無い物ねだりの繰り返しでいつまで経っても学習能力がない。
ただ、それでは神様仏様ゴメンナサイと言っても許してもらえそうもないので、先々週福井の山の中でちょっとだけ早く年越しをしてきました。
年越しそばも食べたし、除夜の鐘も聞いたし、おせちではなかったけど精進料理を食べたし、お参りもしておみくじ引いて御守も買った。
大庫院。食事をつくるところ。
触ると料理の腕があがると言われている「大すりこぎ」を触ってきました。
山門。仏の世界に入る関門。
修行僧が一生のうちに2回だけ通ることを許される。自由に出入りできるのはただひとり。ここの住職さんだけ。
法堂へと続く廻廊。
朝5時、足元も見えない真っ暗な階段を上がり朝のお勤めへと向かう。
一時間にも及ぶ朝課(朝の読経)は、修行僧の凛とした読経の声が響き渡り、寒さとともに身も心も清浄な空気に包まれた。
行鉢。
食事を受けるときに五つの教えを観念する経句を読む。
私語の禁止、お碗の持ち方など食事の作法は厳しい。
やはり食事はみんなで楽しくおいしくいただきたいと思うから、せめてでも感謝の気持ちを忘れてはならないと思った。
朝は部屋でひとりの食事となったが、誰も見ていないとはいえ昨夜の修行僧の教えが頭をよぎり、経句を読み作法を守りいただいた。
傘松閣の大広間。
156畳敷きの広さに畳一畳が本当に小さく感じた。
天井絵はあまりの美しさにうっとりしました。
「坐禅」という仏の教え。
道元禅師によって開かれた道場での坐禅修行は、本当に厳しいと聞きます。
たとえ修行僧と同じようにとまではいかなくても、たった二日、禅の修行を体験することで、人間としての道が少し見えたような気がします。
ちょうどわたしと同じ日程で、わたしと同じ兵庫県の幼稚園児が修行体験に来てました。園児を率いる先生も大変だなぁと思ったけれど、わたしと幼稚園児の行動が夜の法話から朝のお勤めまで一緒だったことには驚きでした。園児を引き連れて来た住職さんが度々園児の様子を見ていて、そういえばわたしもお寺の保育園に通っていたんだったなぁってことを思い出した。
なんだかスッキリして、これで遠慮なく年越しを海外で過ごせます。
明日から一週間ほど台湾へ!!
皆様もよい正月を迎えてください。
くれぐれもお餅の食べすぎには注意を!
日本列島に寒波がやってくるらしいので風邪などひかないようにね!