ウガンダと暮らす  

ウガンダと日本の、日々の暮らし

引っ越しました。

2009-03-31 21:46:00 | ウガンダ / 日々のこと
ここまでくるのにかかった日数、2ヵ月。

日本では一日、かかっても一週間でできることをここウガンダでは1ヵ月、2ヵ月とかかる。
本当なら先週の金曜日に引越完了のはずだったのが、その日したことはベッド、机、椅子の家具搬入のみ。それも何度も何度もプッシュしてやっと病院の車とドライバーをゲットした感じで、こっちから強く言わないとそれすらできなかった。

それから土曜日。わたしの荷物等、本格的に引越するとなって9時に迎えに行くと言ったのに来ない。10時半ごろ車が来て、荷物運びも終了。
ホテルを引き払って今日からここに暮らすというのに、電気がない(←これは了承済みの上だったからいい)、モスキートネットが張れない、トイレの便座がない、、と気になる点があって今日中にそれは解決すると言ったのに、待っても待っても来ない。連絡も取れない。できないなら初めから約束するなっ(怒!!ブチキレました。
相当機嫌悪くなりました。そのうち気分が悪くなりました。それからお腹も痛くなりました。頭痛もしてきました。
なんだか悔しかったです。この国では、わたし一人では何もできないので、結局ウガンダ人に動いてもらうしかないんだけれど・・

もう本当に疲れきってしまいました。でも、友だちに会いおいしいコーヒーを入れてくれ少し気分も回復。でも、うちに帰るとドッと疲れが出たのかさらに腹痛(胃痛か?)と頭痛、微熱がありました。隣のうちのジョイがイブニングティーを入れてくれ、それから彼ジュリアスが薬を持ってきてくれ看病してくれたので、本当に一人じゃなくて良かったです。

金曜日に相当ブチキレたので、病院の人と顔を合わすのはちょっと気まずかったけど、結局家のことが解決しない限りは何度も何度も言わなきゃやってくれないので、月曜日再び。朝から言い続けて、待って、とりあえずわたしが言ったことを全部(たった2つなのに!)し終わったのは夕方。
まぁ、言いたいことはバーって言い放ったのでスッキリしました。その場で解決させないといつまでもいつまでも延ばされることになり、ストレス溜まるの目に見えてるので。

病院長はすぐに解決させると言ってくれてるけど、結局電気が来るのもいつになるのやらねぇ~。わたしはキャンドルで生活するからいい、と言ったのにその場でチャージングランプを買ってきてくれビックリしました。あまりにもわたし機嫌悪かったのかな?



料理をする環境もなくまだまだ生活しているとはいえないけれど、それでもやっぱり自分の部屋が落ち着きます。携帯やパソコンの充電は、隣りのうちの人にやってもらっています。毎日ホットウォーターをもらい部屋でゆっくり紅茶を飲むこともできます。昨夜は隣りのお母さんがわたしの分までサパを用意してくれました。涙が出そうになるほど嬉しかったです。ロウソクの灯りの中、食べました。

わたしはここウガンダでも周りの人に助けられて生活しています。
ブチキレることがあっても、本当はウガンダ人はとても親切でフレンドリーでいつも笑顔で、、

だからわたしはウガンダが大好きです。



愛おしい。

2009-03-26 03:21:09 | ウガンダ / 日々のこと
今、このウガンダの生活そのもの、何もかもが愛おしく思える。

山羊がメェ~メェ~と鳴く声や、
牛がムシャムシャ草を食べてるところや、
朝も昼も夕方もコケコッコーと鳴く鳥や、
ひょっこりわたしの仕事部屋に入ってくる猫や。

子どもたちの「ムジュングゥ~バァ~イ!」や、
仲良く手をつないで歩いているウガンダ男性陣や、
出会う出会うウガンダ人の「How are you?」や。

それからそれからウガンダ人のニッコリした笑顔に。


ジェットコースターに乗ってるみたいに、いつも心臓がふわふわ宙に浮いています。
多分それは、憧れていた人に告られたからだと思います。
そういうわけで・・・。



(写真のお家はご立派ですが、わたしの部屋はその裏にポツリです・・)


明日、新居にお引越しします。
結局電気はまだないけれど、明日からはキャンドルナイトを楽しみます




Wonderful Sunday!

2009-03-23 02:52:13 | ウガンダ / 日々のこと
今日は、予定通り教会のSunday Schoolへ行きました。
昨日、友だちに「じゃあ、7時に教会で!」と言ったにも関わらず起きたら7時でSunday Schoolはすで始まっていましたが・・
教会に行く途中でSunday Schoolの子どもたちに偶然出会い(またもやわたしは気付かなかったのだけれど子どもたちの方から声を掛けてくれた!)一緒に遅刻。
教室に入りきれないほどの子どもたちが集まっていて、わたしも子どもたちに混じって友だちから易しくバイブルを学び、歌って踊って、またまた楽しかったです。
そして今日も教室の前で自己紹介をしたから、ソロティにどんどんわたしのことを知ってくれている子どもたちが増えていくと思うと、ワクワクします!
今度は自己紹介するだけではなくって、子どもたちと一緒にゲームをしたり、何か日本の歌を一緒に歌ったりしたい!
と思っているので、何か子どもたちと共有できるいい歌があったら教えてください。わたしがふと思ったのは「翼をください」なんだけど、ところどころ歌詞が分からない・・。

それからチャットで数カ月ぶりにネパール人の友だちと再会。その友だちはビックプロジェクトかなんかで今カタールに滞在しているとのこと。
旅の途中で出会った友だちとまだこうやって繋がっていられるなんて素敵!

お昼からは友だちのうちへ遊びに行きました。
その友だちとはバレーボール部で知り合い、実はバレーボールの試合を見ているときからかっこよくってちょっとした憧れ的存在だったんですが・・。
つい最近やっと電話番号を交換し、嬉しい!と思ってたらなんと今日は実家に招待してくれたんです。彼のお母さんと妹さんに会い、町の中を案内してもらい、お昼ごはん&イブニングティーをご馳走になりました。家族の心遣いや御もてなしがとても温かくて、旅の途中で出会った家族のように嬉しくなりました。
今度は、ホームスティをする約束をしています。ウガンダのローカルな暮らしに、どこまで順応することができるかな?とても楽しみ!


ソロティに来てちょうど2ヵ月経ちました。
ソロティに来た当初からわたしとソロティの相性は良かったので、この2ヵ月で特に変わったことはないのだけれど。
でも、あと一年と9ヵ月の間に何かわたしの中で心境の変化があるとすれば、またこの場所に戻ってきているんだろうなと思ったりする。


なんだか今日は素敵な日曜日でした・・



天空の城?*Kapchorwa*

2009-03-22 04:46:32 | ウガンダ / しごとのこと
今回、JICA調整員の方に「他の病院も見ておいた方が良いと思うので・・」と所長と調整員が東部地域を回るのに同行させてもらい、一泊二日で薬剤師として派遣中の隊員のいるカプチョルワ病院と、同じ医療機器で派遣中の隊員のいるムバレ病院を見てきました。

(よく考えたら、ソロティを出るのは今回で3回目。ソロティに籠りきってます・・)

カプチョルワ県へは初めて行きましたが、行く前に”天空の城ラピュタ”みたいなところだよ!と聞かされていて、いまいち状況つかめず??でしたが、それはカプチョルワの町が標高の高いところにあるという意味だったようで、どんどんどんどん山を登っていき、突然山の崖っぷちに町が開けたって感じでした。
”天空の城ラピュタ”と呼ばれるのも納得!


カプチョルワへ向かう途中の山道ビューポイントからの眺め


標高が高いため、とても涼しいカプチョルワの町

カプチョルワに行くにはムバレから途中シピ滝を経由してくるので、車窓でしたがシピ滝も見ることができ、とても感動的でした。そこでシピ滝でランチを取ろうということでしたが残念ながらどこもランチの準備ができていなく通過・・。
山と滝と・・・あまりにもわたしの大好きな風景が広がっていただけにここをこのままスルーするのはとっても残念でならなかったけど、今回は遊びで来たんじゃないですからね、と気持ちを入れ替えることに。

カプチョルワには県病院があり、そこで薬剤師の隊員がせっせと働いています。
病院はリジョナル病院に比べると規模も小さく、ソロティ病院しか知らないわたしはとても静かで落ち着いた病院だなぁ~と思いました。
彼女が薬剤師さんなので薬局を案内してもらうと、彼女が整理したであろうと明らかな書類のファイルや、薬の在庫置き場の管理プレートや張り紙など、ひとつひとつ小さな成果が見られました。いつもプンプン怒っていますよ、と言う彼女の表情もでも楽しそうで微笑ましかったです。

シピ滝で食べ損ねたランチはカプチョルワで。彼女がおいしいと太鼓判を押すお気に入りのレストランのウガメシは本当においしかった!
とにかく暑い暑いと評判のソロティからやってきたわたしには、この町はとてもとても涼しくて週末の避暑地にしたいぐらい。シピ滝もだし、今度プライベートで週末+2日ぐらい(笑でゆっくり来たいです。そのためには、このソロティの籠りよう、なんとかしなくちゃね・・。

それからムバレ病院。こちらはソロティと同じくリジョナル病院で規模も大きく、一度回っただけではどこに何があるか把握できてませんが、臨床工学技士としてこの病院で働いている大先輩に案内していただき、同じ職種として見る点も同じというところもありとても勉強になりました。
一緒に病棟を回っていても看護師さんから引っ張りだこで、とてもかっこよかったです。自らメンテナンスデパートメントも立ち上げ、ME室らしく管理していて本当素晴らしかったです。いっぱい刺激を受けて帰ってきました。

そんな感じで二つの異なる病院を見て、二人の隊員の活動を見て、とても勉強になりました。いい機会をありがとうございました!

わたしも、がんばります



Workshop meeting

2009-03-18 04:33:08 | ウガンダ / しごとのこと
わたしは、ソロティ県レファラル病院付属の医療機器ワークショップに勤務しています。

ウガンダでワークショップと言われてるのは、日本でいう臨床工学部みたいなものに近いのかなと思います。ただ大きな違いは、一つの病院だけに対応しているわけではなく、近隣の県の病院まで幅広くカバーしているところです。中にはケニア国境の渡航禁止地域にある病院までうちのワークショップが管轄していて、もちろんわたしは行けません。同僚のウガンダ人でさえも、危険を伴うし長旅になるので行きたくないと言ってるくらいです。

今まで、スペアパーツがなかったことと、ワークショップの車を修理に出していて交通手段がなかったことを理由に他病院を巡回していませんでした。やはり活動のほとんどはソロティ病院です。ソロティ病院は、近隣県の中核病院で、ワークショップもまたソロティ病院の下にあるような感じがします。

配属されてもうすぐ2ヵ月になります。この2ヵ月はとりあえず現状把握に努め黙って見てきましたが、やはりワークショップのシステムがなく、みんな(同僚は4人)個別に仕事をしているって感じです。なので、わたしもその時感じたことや思ったことはその場で言うけれど、それも個別に伝わり、一つの意見として全体が共有できない。まず、同僚の4人とわたしが揃うってことがない!
だから、みんなの前で一度わたしの意見を聞いてもらいたかったし、今それぞれが思っている問題点を共有したかったから、先月ぐらいからワークショップのメンバー全員でミーティングがしたい!と提案し、先週やっとマネージャーが動いてくれて、念願叶って昨日そのミーティングが開かれました!

当日は、時間通りではなかったけど全員参加☆(←かなり嬉しい!)
初ミーティングとあって4時間にも及びました。思っていたより、みんなが真剣にワークショップという部署の必要性について意見を出し合い、これから新しいシステムで改善していこうという志が伝わってきたので、すごく嬉しかったです。

わたしもこのチャンスを逃すまいと、数日前から言いたいことをリストアップしておいて、わたしから見たワークショップの印象なんかも伝えました。
わたしがこのミーティングで一番言いたかったことは、「わたしたちはチーム」ってこと。出勤時間もバラバラ。ワークショップには来ず直接病棟へ行って作業に取り掛かる。他のメンバーがどこで何やってるか全く把握できない。
そういう状況をわたしは改善したかったので、まずは現場へ行く前に朝一番にワークショップに顔を出すこと!
それから、病院側(各部署)とワークショップの連携が取れていないのでComplaint Formの使用を徹底させて、機器故障時の対応の手順を明確にする!
(これはいちよぉシステムがあるにも関わらず、なぁなぁでシステム通り行われていないためいろんな問題が生じているのを発見したので、マニュアルを作り各部署にもう一度アナウンスする予定)
それから、ワークショップのテクニシャンが何か作業をしたら記録しなければならないJob Cardを徹底すること!
(これは去年の分を今頃書いたりしている、それからJob Cardの記録がないのにレポートには記載があったりと内容が一致していないなどの問題点を発見したので、作業終了時そのとき記載することを提案)

などなどまだ他にもあるけれど、とりあえずわたしが提案したことは全部取りいれてもらうことができました。


最後に、このミーティングを月一回定期的に行っていこう、と彼らの方から意見が挙がったので嬉しかったです。そのことについても提案しようと思っていたので。

なんだか、同僚が分かる人たちで良かったぁ~・・・って妙な安心感が・・・。
今後、このワークショップがどんな風に変わっていくのか、とても楽しみです。
相当苦労しそうだけど・・。でも、彼らがわたしをただのボランティアだとよそ者のように見ているわけではなく、すっかりワークショップの一員として扱ってくれているってことを時々感じることがあって、それが嬉しくって、一緒に頑張りたい!って思います。


明日は、ワークショップの車も修理から帰ってき、スペアパーツも入手したので、いよいよ隣県の病院のオペ室に出動です!
ソロティ病院以外の病院へ業務上行くのは初めてなので、楽しみです。



バレーボール部初日

2009-03-17 03:15:27 | ウガンダ / 日々のこと
先週、バレーボール部に知り合ってわたしも参加すると言ったものの、引っ越しが終わらない限り、家と正反対の方向なのでなかなか足が向かなかったのは事実で(引っ越したら近所なので毎日行ける!)、でも今日はちょっと気分が晴れないことがあって、気分転換に足を運びました。
メンバーもわたしのことを覚えてくれているか、それに一週間もすっぽかしたしちょっと不安だったけど、ちゃんと名前も覚えてくれていて待っててくれてました。すごく嬉しかったです。

今日は、けっこうな人数が集まり試合をするというので、まさかこのアタッカーな男性陣に交じってプレイしようなんてとてもじゃないので、わたしは審判をしました。ただ点数を数えてただけですが・・。でも目の前で超スリリングな試合が見れてエキサイティングしてしまいました(笑。
あぁ~・・・かっこいいなぁ~。。。スポーツしているウガンダ人は本当かっこいい!惚れ惚れします。



帰りは自転車の荷台に乗っけてもらい家まで送ってくれました。なんかわたし、青春しているなーって(笑。
ちょっぴり高校の部活(彼らは社会人ですが・・)のマネージャーにでもなった気分♪ご飯を用意してあげたいくらいです(笑。

わたしは、車の助手席に乗せてもらうよりも、一緒に並んで歩いたり、こうやって自転車の荷台に乗せてもらったりする方が好き。スロウな時間の流れの中でウガンダ人を知りたい!

わたしは英語がネイティブではないから、他の人に比べたら人一倍コミュニケーションを取るのに時間がかかるけど、でもウガンダ人はそういうの全く気にしないし時間かけて知り合える分、その絆は大きいんじゃない?!って勝手に思ってる(笑。

苦手な英語を克服するためにも、ウガンダのことをもっと知るためにも、しばらくはウガンダ人の中にどっぷり浸かっていたいのよ(怒!


今日またこの夕日を見て、気分が穏やかになりました。



ミチコ~!!

2009-03-16 03:35:27 | ウガンダ / 日々のこと
今日、とってもとってもびっくりするような嬉しいことがありました。

ついさっきの記事でも、まだ引っ越しは終わっていないけどよく家に遊びに行ってる(引っ越し予定先の)って書きましたが、さっきのだだっ広い公園を通り過ぎて、もうちょっとで家にさしかかったところで、わたしの姿を見るといつも、

「ミチコ~!!ミチコ~!!ミチコ~!!バーイ!!バーイ!!・・・・・・」

って手を振ってくる子どもたちがいるのです。わたしはいつも???????でなんでわたしの名前を知ってる??????まぁ、ここは聞き間違えというかきっと現地語でなんか言ってるんだろうぐらいの勢いで、いつも「バーイ!!」って手を振り返して通り過ぎてました。

そして今日もいつものように「ミチコ~!!」って手を振ってくる子どもたち。やっぱり????で、だって子どもたちはたいがい「ムズング~!!」って手を振ってきます。やっぱりなんかおかしい!何度聞いてもミチコって言ってる気がする!

今日はその真相を突き止めようと思い切って聞いてみた。
「Why do you know my name????????????????」

「We know MICHIKO!!」

あぁ、やっぱりわたしの名前呼んでたんだ!!
「When did you meet me??????????????」

「We met at the church. Sunday School!!」

おぉ!!やっと分かった!!
2週間前の日曜日、友だちと一緒に教会に行き、そのあと友だちがSunday Schoolで子どもたちに「God」について教えるというので同行したとき、その教室にいた子どもたちだったのです。教室の中にはたくさんの子どもたちがいて、わたしはひとりひとりの顔を覚えていなかったのに、本当に驚きました。教室の前に立って、ほんの少しだけ自己紹介しただけだったのに。
「Do you know where am I from?」

「Japan!!」




そう、みんな声を合わせて言ってくれました。本当に嬉しかったのです。
だって一人前の大人でも、わたしの名前一回で覚えられない人もいっぱいいるよ。日本語の発音はウガンダ人にとったらとても難しいよ。
それなのにこの子どもたちは完璧にわたしのことを覚えていた!本当に感激しちゃいました・・

もう2回もすっぽかしちゃったけど、今度の日曜日は早起きしてSunday Schoolに行こうと思います。嬉しいです。わたしのことを覚えててくれたなんて。
このことをわたしをSunday Schoolに連れて行ってくれた友だちにも早く伝えたい!だって、彼がこの子どもたちに教室で教えていること、しっかりこの子どもたち身に付いてる。決していい暮らしはしていないけど、挨拶もしっかりできるし、何より笑顔が絶えない。

いつまでもその笑顔を忘れないで欲しい。時々わたしが忘れてしまっているものをこの子どもたちは持っている。ふと気付かされる。自分に言い聞かせるように、この子どもたちにもそう言っています。
「Keep your smile!!」



バレーボール部

2009-03-15 17:39:12 | ウガンダ / 日々のこと
まだ引っ越しは終わっていないけど、病院帰りにたま~に様子見がてら遊びに行っています。



わたしの家に帰るまでに、途中で道路は途切れ未舗装になります。それからこのだだっ広い公園を歩いて帰ります。
わたしは仕事帰りにこの公園を歩いて帰るのが大好きです。学校帰りの子供たちにたくさん会えるし、公園のあちこちでサッカーをして遊んでいる風景を見るのが好きで。

それからこの時間、牛さんや山羊さんのお散歩の時間でもあり、ずーっと向こうの方に沈んでいく太陽との~んびりした時間が流れて、ふぅっと一日の力が抜けて、


「あぁ~、ウガンダっていいなぁ~・・・」

って思う瞬間でもあります。

これからアフター5は、運動不足解消のため、あとストレス解消のため、バレーボールを始めることにします。
というのも、何か運動したいなぁ~と思っていたけどウガンダ人のスポーツといえばサッカー。わたしの体力じゃあ、とてもとても・・。
この暑さの中、本当は泳げたら相当気持ちよいのだろうけど、ソロティにはプールがありません。友だちに聞いたら、フライングスクールに立派なプールはあるそうだけど、とても清潔とはいえずウガンダ人でさえあそこで泳ぎたくないと言ってるぐらいなので、わたしも諦めています。
そんなもぞもぞした気持ちでいたら、ちょうどこの間公園を通りかかったときに、通称バレーボール部に声を掛けられ、一緒にやらないかと誘われました。喜んでっ!バレーボールなら学生の時にやったことあるし、適度に汗をかいてスッキリするかも?と仲間に入れてもらったけど、メンバーは全員男性。ソロティで女の人がスポーツやってる姿を見たことがありません。ちょっとは手加減してくれるかな?

平日、仕事帰りにみんな集まってやってるそうなんで、これからはわたしも参加して、アフター5で汗を流します!



夜遊び。

2009-03-15 04:17:41 | ウガンダ / 日々のこと
ソロティに来て初めての夜遊びは、ちょっとイケないことをしているような?ちょっと大人になったような?新鮮な気分でドキドキしました

ソロティの町も比較的安全と言われているとはいえ、夜ひとりでは出歩けません。
最近よくつるんでるわたしの飲み仲間には、車で送り迎えしてもらってます。ただひとつ心配なのは、こっちには全く交通ルールというものがなく、かなりはちゃめちゃ。みんな好き勝手運転しています(いちよぉ、左側通行っていうのは守ってる風)。もちろんのこと飲酒運転。彼ら相当飲みます・・。
だから、「わたしを車に乗せるときは絶対飲みすぎないで!!」と強く言ってます。「絶対飲まないで!!」とは言えない・・・。

昨夜はいつもの飲みのあと、クラブに連れてってもらいました(彼らは毎週行ってる)。
町の外れにあり車がないと行けないので、おそらくハイソーなウガンダ人くらいしか来れないと思います。町中にもちょっとした小奇麗なダンスホールみたいなところはありますが、でもソロティにこんな立派なクラブがあったなんてビックリでした。セキュリティーもしっかりしていて清潔。値段も3000シル(150円)とリーズナブル。はっきり言って六本木の外国人が集まるようなクラブなんかより全然居心地がいい。イケイケのお姉系ギャル?みたいなのもいないし怪しいオトコ?もいないし、みんな純粋に踊りを楽しんでる感じがして。

使ってる音楽はミックスだったけどほとんどが南アフリカの音楽であとはコンゴ、ウガンダなどなど、全く聞いたことないのばかり。唯一、ボブマーリーのレゲエがかかって超嬉しかった(笑。でもだからこそアフリカらしさが出てて楽しかったなぁ。

ウガンダ人は本当に踊るのが大好き。いつもどこでも身体が揺れてる気がする。それに町中に音楽が溢れている。
ウガンダ人を見ていると、そうやってわたしも自由に身体で表現できる人間でありたいといつもいつも感心させられる。

わたしは素直ではないので、なかなかそのハッピーさを素直に表現することができません。気にかかることがあるとすぐに顔に出てしまうので、ウガンダ人に不快感を与えてることもしばしばだと思います。友だちには、すごくがっかりした顔で「ミチコ、幸せそうじゃない」って言われます。

そうだね、せめて人前ではいつも笑っていられる人間でいよう。


・・・といろいろ考えさせられた夜でしたが、今朝3時ころ帰宅するとホテルの玄関が閉まってる~。入れない~。
実は、イケないことをするのは2回目なんです。この間、友だちが0時ころ家に遊びに来たときも玄関がロックされてて、無理やり寝ていたスタッフを起こし鍵を開けてもらいました。その時に友だちがそのスタッフの電話番号を聞いていて、それで今回も彼が電話してあげるから大丈夫だよ、ってことでまたまたこんな時間に起こしてしまって本当ゴメンナサイ。。


夜遊びもたまにはいいかも





ムジュングゥ

2009-03-13 19:03:34 | ウガンダ / 日々のこと
ムズングっていうのはこっちの言葉で白人ってことで、子どもだちがこのムズングを発音すると、

「ムジュングゥ~!ハァゥワァユゥ~!(ムズング、How are you?)」



ってご覧のとおり、あっという間に子どもたちに囲まれる(笑。
この子たちは私の通勤途中で毎日会う子どもたち。ハナタレ小僧だけどちゃんと手を出して挨拶できるからかわいくって仕方ない。

私は、「チャイニーズ!」って叫ばれるより、「ムズング!」って呼ばれた方が気分がいい。
まず「ジャパニーズ!」って最初に言われることはないですからね。
だから、「チャイニーズ!」って叫ばれたら、「私はチャイニーズじゃない!」って叫び返す。
とりあえずソロティではこうやって言い続けて、今後私のことをチャイニーズとは呼ばせないぞっって気満々です。
最近、少しずつ成果が出てますよ。ソロティ以外ではとりあえず無視。

でも、「ムズング!」って呼ばれるとついついニコッてしちゃう。
特に子どもたちは直で無邪気でムズング大好き!って気持ちがすごく伝わってくるから。
で、私もあまり道草くってられないので(特に朝)ちょっと一緒に遊んですぐに「バ~イ」するわけですが、これもまたかわいい!

「バァ~イ!バァァ~イイ!(Bye.)」



って名残惜しい気持ちで、私は毎日出勤するわけです。

帰宅途中、私の2本の手はすぐにこの子たちの手でいっぱいになります。
ひとつの手に3人ずつぐらいで手をつないで、仕事の疲れもぶっ飛びます(笑。

いつまでもこの笑顔を見ていたいね♪