ウガンダと暮らす  

ウガンダと日本の、日々の暮らし

台湾ぐるっと一周 <龍山寺>

2008-01-29 22:35:57 | 世界を旅する
日本人観光客が必ず立ち寄るであろうお寺に、わたしも初めて訪れてみました。



街中にどっしりとかまえるロンシャンスィー

MRTで龍山寺駅まで行き、地下街からあがって龍山寺に向かって歩くと、地元の参拝客や観光客であふれ、お寺の入り口ではタイでもそうだったようにお供え物なんかを売る屋台でいっぱい。
タイにいたときは、線香とロウソクとお花がセットになったお参りセットを20バーツで買っていたけど、台湾の寺ではまず入り口で線香を7本もらう。



火を付けて持ちなれない長い線香を片手に、初めて来た台湾のお寺をものめずらしげに自分の居場所が定まらずにふらふらしていると、知らない台湾人のおばさんに、線香を見ながら何か言われました。まるで何か注意をされたような感じで。
そういえば、台湾に来る前に読んだ台湾スピリチュアル紀行にも書いてあった。火の付いた方が下を向いてしまったときに、後ろからぐいっと手をつかまれて、知らないおばさんが怖い顔をして線香の火を上に向けたって。。
考えるとわたしにも思い当たるふしがあったね。ちょこちょこカメラを出しながら、頭の中でアングルをさぐってた。左手には線香を持ったままで何一つ手を合わせることもせず。。



日本では、日本の風習にあったスタイルでお寺へ行く。
タイでは、タイの風習にあったスタイルでお寺へ行く。



そこにいるときはフツーにできるのに、何も非日常なことではないのに、どうして一歩外に出ると見世物になってしまうのかなー。なら、興味本位で来ないほうがいいね。
街中にある観光名所であって地元の人にとっては最も神聖な場所という点で、台北のロンシャンスィーはバンコクのエラワンプームみたいな存在じゃないかなとわたしは思ったのだけど、初めて訪れたタイでは観光で見ただけのエラワンも次第にタイ人に交じって手を合わせるようになり、それとおんなじできっとわたしから心を開けばもっとフツーなんだろうな。

ひとつひとつの仏像や神像に手を合わせて、線香を台湾人みんながやってるようにほいってほおり投げるようにさしていってると次第に心が楽になってました。
(このワザ、台湾人がみんなやってるのを見てなんだなんだ??と思っていたのだけどかなり使えます!!線香がいっぱいいっぱいさしてあって周りの火にあたっちゃいそうで困るときあるよねぇ??そのとき、ほいってダーツするみたいに投げればよいのです。恐る恐るやってみましたがぜっんぜん簡単で大成功でした~


流氷にのりたーい!

2008-01-27 18:31:18 | 日々のこと
わたしが住んでる町は一年に2~3度しか積もらない雪ですが、先日朝起きてみるとうっすらですが雪化粧していました。
めずらしいことなので朝からちょっぴり雪景色に感動して、購入したばかりのダウンを羽織って出勤しました

年末には初北陸したのもあって(来月も北陸だよー)、とんだ発想の展開。
けっこうわたし、寒いの苦手だけど寒いところは嫌いじゃないかもなぁーって、、。
もともとボードなんかで雪山行ってて、ああいう景色大好きなのに、北海道の雪大地なんか行ったら絶対感動するに決まってる!!
「寒い」というだけで「北」を旅する選択肢は、どうやらその土地の気温にそぐうらしくマイナスだったけど、北の大地を知らないわたしってかなり旅損してるんじゃ、、、という気さえしてきて、いよいよその気がでてきたよ

流氷にのりたーいと思ったのはまだタイにいるときで、ちょうど同僚だったタイ人から日本留学中に行ったという北海道の写真を見せてもらったんです。それが札幌の雪まつりとか、船に乗って流氷の中を突っ切ってる写真とかで、見たことの無い景色に深く感動しました。日本人なのに、その景色が日本のどこかなのかさえ分かりませんでした。。
日本に帰ったら絶対行きたい!って思ったのと、一年中夏に暮らしてるタイ人だって耐えられたのだから、わたしだって大丈夫だよ~ってこれまでおびえてた北海道の寒さに変な自信がついちゃったのもあってね。

そしたら冬の本備忘録にも紹介した銀色夏生さんのへなちょこシリーズを読んで、ますます気分は一気に北の大地へ!
これまでのわたしから想像したら、北に飛ぶなんて考えられない。
なんだか気味が悪い
へなちょこmichiko隊にふさわしいへなちょこ隊員も見つかりましたので、いっちょ、わたしたちも流氷にのっかって来まーす
イクミさん、へなちょこ隊員第一号アリガトウ

この間、大阪でへなちょこ隊打ち合わせをしたときに、かなりかなり奮発してロングのダウンコートを買いました。ともだちはスポーツ店で雪専用のムートンブーツを買いました。わたしはここはぐっと我慢して、年末の福井旅行で買った雪かき用の長靴で行く予定です。
あとは、あったか肌着とか、耳まですっぽりうもるあったか帽子とか、探さなくっちゃ!!

とってもとっても楽しみになってきました。
なんだろう、、寒いところへ行くのにこの興奮の高まり度は、、

初北海道は、網走と知床・ウトロへ行きます。
網走監獄とかおーろら号とか。
流氷ノロッコ号とか流氷ウォークとか。

最後にあの本は危険ですよ、絶対に行きたくなりますようふふ。

台湾ぐるっと一周 <台南>

2008-01-26 16:59:17 | 世界を旅する
名物ダンズィミエンとロウユエンでめぐる古都・台南

 
背の低い机とイスに座ってミャンマースタイルなお店
 度小月のダンズィミエンは見た目と違ってあっさり

漢字が似ていたのでこってりタンタン麺を想像して食べてみたら、驚きのエビのダシが利いたあっさり味でした。
タマゴをトッピングしたりして、でもひとつじゃ物足りない。もういっちょってところでしたが、次のお店へはしごしたかったのでこれぐらいにしておこうね。

 
地元でもかなり人気のロウユエン専門店と確信
 
プリプリした食感の肉入りプティング

この上にかかってるソースが味噌風味かな??本当においしいの
台南は大きすぎず小さすぎずな町で気に入りました。住むなら台北よりもこっちかなぁ。観光客でごったがえしてはいないし、雰囲気あるし、洒落た買い物も三越でできるし、バスも便利だし新幹線も止まるし!それに何より気候がいい。

といっても、近々台湾に住む予定があるとか、そういうわけではないんですけどね
(わたしは行った旅先々で、もしここに住んだら・・・って考えてしまう傾向にあるようです。これを続けてて、もしぴったしかんかんな場所が見つかってしまったら、住んでしまうのかも~)

 台湾最古の孔子廟


お受験を控えていたので散策途中に、学問の神様孔子廟にすがっちゃいました




夕方くらいになってくると中国っぽい音楽が流れてきて、孔子廟の敷地内でも太極拳ムードに入りましたよ。
の~んびり過ごせた台南の町。高雄から日帰りで来たけど、今度はお泊りしたいな。

台湾ぐるっと一周 <高雄>

2008-01-23 21:53:17 | 世界を旅する
高雄は快晴なり!


高雄駅周辺にとった宿から高雄港に向かってゆっくり歩く

台北では見ることのなかった雲ひとつない青空!温暖な気候!半袖!
台湾は、北回帰線を越えるとがらっと気候が変わるとは聞いていたけど、ここまでがらりと変わっちゃうとは!
そんなんで、実は高雄に連泊しちゃいました。


フェリーに乗ってチージンに渡る

たった10元、たった10分。
そのわずかな船旅こそ高雄の思い出。
地元の人はバイクでフェリーに乗り込み10分待機。そのままびゆーんって出て行ける楽ちんスタイル!
チージンはわりと大きな島で、灯台にのぼるだけでも一苦労!ちょっと行って帰ってくるだけと思ったんだけどなぁ。。


チージンで見つけた我が家のおともだち



ちょいとノスタルジックなチージンの海産街



久々に歩き回って汗をかいて程よく疲れたので、高雄港から248番バスに乗って高雄駅に帰りました

台湾ぐるっと一周 <台北→台東→高雄>

2008-01-22 21:39:19 | 世界を旅する
翌朝の早朝も、タイに帰っちゃうともだちをお見送り。
さて、ひとりになったところで台北は脱出しようと決めてました。

ランユィーダオという台東にある島で行ってみたい島があったので、とりあえず方向は東周りで電車に乗ってみることに。
本当はホアリアンにも前から行ってみたくて、途中下車もしたかったのだけど、ここはここだけに滞在したかったので今回はスルー。


台北を出て自強で5時間半、台東駅に到着。
台東駅では産地のシャカトウがお出迎え。
タイでもよく食べたなぁ。ノーイナー。。これ好きなのよね。

空も曇り空で、ほぼ島に渡る気は失せてます。。
市内へ向かいそうなバスを見つけ、乗り込む。
運転手さんに乗客のおじさんふたり、ハウマッチ?さえ通じないのにどうして日本語が通じる?相手は3人だけど、この時点で100%の確率だったのには驚きでした。
ともだちと離れて一人旅ルンルンとはりきってはみたものの、ただ電車に乗って数時間しか経ってないけど寂しかったのよね。タイやネパールと違って電車の隣の席の人と話がはずむわけでもないから。



市内を歩いてて見つけた旅行会社でランユィーダオのことを聞いてみたら、オフシーズンなのでフェリーがないとのこと!行く手段としてはあと飛行機があったけど、空を見上げても島に行きたーーーい気分にはならなかったし、ここでやっと諦めつきました。島にも渡らないで、台東にも泊まらないで、このまま高雄まで行く!!
ランユィーダオは絶対リベンジしたい。
とりあえず記念に、水晶のペンダントヘッドなんかを買ってみました。

夕方、急いで台東駅に戻り、自強で2時間半高雄到着。
グッドタイミングでした~


やっぱり台湾は夜市がなくてはね!
パパイヤミルクと海鮮粥を食べてぐっすり眠りましたよ

台湾ぐるっと一周 <故宮博物院>

2008-01-21 22:03:41 | 世界を旅する
1月1日元旦、故宮博物院。


ともだちに電話して聞いてもらったら(正月休みかと思い)、なんと元旦は入場無料!
MRTとバスを乗り継いで、ちょっと気になってた故宮博物院へ行きました。


ちょうど元旦のイベントもあったようで、外国人のみならず台湾人でもにぎわってました。もちろん館内もたっくさんの人、人、人!

故宮博物院といえば、世界四大博物館のひとつで、2007年にリニューアルした台湾の故宮博物院はあちこちで取りあげられるほどあまりにも有名ですよね。
中華文明の歴史マニアにとってはこれまで見ることのできなかったお宝探しにもってこいなのでしょうけど、わたしはだいぶ苦手。
館内どこを回っていても日本人団体観光客のツアーに出くわしたので、主要ポイントで日本語ガイドさんの解説を盗み聞きしてみました。
印象に残ってるのはやはり、豚の角煮と白菜ですねー
(↑分かる人いるかな??)

お買い物好きにとっては嬉しいお土産ショップも充実!
白菜をかたどったキーホルダーとか、白菜をぶらさげた中国結のストラップとか、あとなんだ、、ちょっと3Gてきな白菜のポストカードとか。。
気付いたら白菜コレクションしてました(笑。


どちらかといえば今回行きたかったのはこちら、故宮博物院のカフェ。



ここ故宮博物院のカフェでしか味わえないお茶があるという情報をキャッチ!
さっそくその「三清茶」というのを飲んでみました。
松の実、ミカン科の植物、梅の花などが入ったお茶で、一風変わり者。お茶には詳しくないので評価はできかねますが、どこかしら身体に効きそうな味でした。
茶請けにはパイナップルケーキ。高いだけあって、空港でおみやげに買ったパイナップルケーキよりもおいしかったなぁ。

最後に立ち寄ったカフェが雰囲気たっぷりなので、適当にしか見ていないけど故宮博物院良かったなぁ~、また来たいなぁ~って余韻に浸ってしまいましたよ。
今度は、平日の午前中とか人の少なそうなときに来よう。そしたら、もう少しぐらいは中国文化に関心がもてるかも。
うん、そうしよう!

台湾ぐるっと一周 <台北>

2008-01-19 22:37:52 | 世界を旅する
2007年12月30日~2008年1月5日
約5年ぶり、2回目の台湾へ行ってきました

前半は台北の台湾人ともだちんちに滞在。
勉強中の中国語試しに行ったものの、わたしのともだちもともだちの家族も、ともだちが連れてきてたタイ人ともだちも、みんなみんなタイ在住者なのでタイ語が流暢。結局、タイ語で会話してしまい中国語試しにはなりませんでした・・・。
あと、やっぱりちょっと発音が違うのね。


いつ来てもぱっとしない台北の空。
さらに年末の台北は、日本と同じくめっちゃ寒かったですよ

 台湾人にも人気ディンタイフォンの小籠包と

 元祖ビィングアンのカキ氷

この2件はしごは予定通り。おいしかったー。ヨンカンジエと呼ばれるエリアにあって、この辺りは食べ歩きコースにおすすめ!
ちなみにカキ氷ですが、冬はマンゴーカキ氷はなくイチゴカキ氷が定番メニューのようです。

 満腹後の散歩コースは世界一高いの?「TAIPEI 101」

 こんな感じで2008年になりました 

カウントダウンの花火写真はすでアップ済みですが、ほんとにすごいすごい人でしたぁ。トイレに行くにも一苦労。尿意をもよおしてからだと手遅れね、30分~一時間ぐらい平気で待ちますから!
予定では、花火がよく見えるレストランに入ろうってことで開店前から並んでたのですが、予約客が多くもうちょっとってところで席がなくなってしまいました。結局、屋台で食べ歩きをして車を停めた駐車場で持参の椅子を並べてカウントダウンしました~
人もいなくて障害物もなくて、ロケーション抜群!
花火もすごかった!!見る価値十分にありですよ!!

翌朝。2日から出勤のタイ人ともだちは、1日の早朝空港に向かいました。
わたしは見送り損ねました。。本当にゴメンナサイ


continued in next issue... 

アニバーサリー

2008-01-16 23:00:34 | 日々のこと
突然ですが、今日はこっそりではなく大胆にアピールいたします!
本日、28回目のアニバーサリーを迎えました
わーいわーい

28歳の自分へ、FURLAの財布を買いました。
2008年・春夏の新作モデル。えへっ

新年の抱負を語ったばかりなので、いちいちまた28歳の抱負を考えるまでもないのだけど、この間の台湾での占い結果をもとに、28歳の女性を考えたいと思います。


命理街(ミンリジエ)で得た恋のエッセンス>>


「あなたはとっても優しい人ねぇ。あなた、まだ結婚していないでしょ?!2009年と、2010年と、2012年。32歳までが非常に結婚に強いですよ!!」

と、誕生日を紙に書いた瞬間、この言葉でした。
ホントかぁ~と思いつつも、「結婚」について話が次々に進むに連れ、わたしも次第におばちゃんのとりこと・・。
まるでわたし、結婚相談所に行ったみたい。
おばちゃんが、わたしにぴったりの結婚相手まで見つけてくれたよ!

(以下、わたしとおばちゃんの日本語レベルが低いため、断定はできませぬが・・)
・外国人70%>>◎南・西の方角
 (おばちゃん曰く、ここでいう外国人というのは同じ日本人でも地元ではない人、っていうのも含んでるらしい)
・目が大きい人
・顔のまるい人
・年上の人
・決して社長クラス/お金持ちではない、普通のサラリーマン
・小指が長い人
・干支でみる相性>>◎牛・竜・馬・鶏・猪 ×寅・蛇・申
 (男女友人共通して)

こんな感じで、今年5月以降の出会い強運のチャンスをつかむ気満々です!
っていうか近くに上記項目をほぼクリアしてる人がいたので、今度干支と小指の長さをチェックしてみます(笑。

そして、この出会い強運にかけて自分磨きすること。
・眉毛を左右整える(前から気付いてた、左右カタチが違うの・・指摘されました)
・髪の毛のカラートーンをあげる(黒髪好きだったのだけど・・)
・目尻にあるにきびを完治させる(このにきびが治ってもまた出てくる厄介者)
・青いカットソーを避けて、黄色、紫色など明るいカットソーを選ぶ
・部屋に赤やピンクの花を飾る

28歳。。この一年間は上記のことを実行したいと思います。
すっかりおばちゃんの占いにはまってしまってますね・・
これもしかし!今後の結婚を考える上で、ちょっとしたサプリメント的役割として受け止めさせていただきます。

あっ、「結婚」以外の話ももちろんでましたよ。
・外傷と肝臓に気を付けろ!
・独立強!仕事強運!
・金運35歳以降強運!心配するな!

みたいな感じで、やっぱり結婚相談所でしたね

にっぽんのエーゲ海

2008-01-14 20:30:27 | 心の日本に出会う旅
family旅行に行ってきました~
(妹と弟は除く3人で・・)
ギリシャにね!と思いたい(笑にっぽんのエーゲ海です

でもね、リゾートホテル泊まって、瀬戸内の幸がぎっしり詰まった会席料理食べて、またーり何もしない休日を過ごしてきました。


もちろんオーシャンビューはリゾートには欠かせないでしょ!



サンセットもシーサイドからちょっとお洒落にね!


夜もロマンチックでしょ!
この日、シーサイドウェディングがあり花火も上がりました~ お部屋から観賞



牛窓港のヨットハーバー。この日もたくさんのヨットが潮風を受けてプカプカしていました。
ホテル前からヨットセーリングに出ようと思ってたのを、フェリーに乗って前島に渡ることにしました。



前島はのんびーりのんびーーりしたキャベツの島でした!

天気もよくコートも脱いだぐらい、2時間ほどウォーキングしました。
山を越えて向こう側に下りると目の前は小豆島で、近くて驚き。
ピピ島のザ・ビーチのような穴場ビーチも見つけたよ。
それにしてもどこ歩いてもキャベツ!キャベツ!!キャベツ!!!
ちょうど収穫してたので一玉買ってきたよ。おいしいのかな??


今回のロケ地は、「日本のエーゲ海」って言われる牛窓(岡山県)からでした~
うちから一時間半ほどで気軽にエーゲ海行けっちゃって、ロケ地としては良かったんじゃないでしょーか?!この地の楽しみ方は天気に大きく左右されるけど、今回は無事終了

おみやげ話>>

オリーブの木。

オリーブオイルを使った料理はそこそこいけますよ!
わたしは、子供の頃に小豆島で食べたオリーブチョコレートの味が忘れなくて、今回牛窓のオリーブ園にて久々の再会をしました~
こっからの眺めも最高

二次選考を終えて・後編

2008-01-12 16:43:37 | 青年海外協力隊
・個人面接(技術面接、人物面接)

人物面接:2対1
技術面接とは違って、応募の動機やボランティアに対する考え方などを簡潔に。
20歳のとき初めてのボランティア活動、インド・マザーテレサの施設での体験から始まり、タイへの留学、社会経験にいたるまで、自分は何を考えどのように変わっていったのか。
具体的に現地で活動をし始めて、例えば見たこともない医療機器に遭遇したときどうするか。わたしが応募用紙に書いた自分の弱点から、実際そのような現場に直面したとき(医療機器の修理業務において、経験が浅いことと不十分な点が考えられることを述べていた)どうするか。
この点はわたしの中でもひっかかっていて、実際派遣先の病院がどこまで求めているのか、現地のスタッフにどこまで知識や技術があるのか、設備はどうなのか、インターネットは使えるのか、自分はどこまでやるべきなのか、、
いろいろな観点から自分の考えを言い出したら、途中で何を言ってるのかわからなくなって躓きました。
おそらく、その国に行って、その国にあるもので、その国のニーズにあったことをするのだから、今のわたしには想像もつかないことで、結局はわたし一人では何もできないので、現地スタッフに相談したり話し合ったり、「輪」を大切にして活動することなんかが求められるんじゃないのかな。
最後に何か質問しておきたいことはありますか?と聞かれたけど何も思い浮かばずで、それでは最後に何か言っておきたいことはありますか?と言われて、
「楽しい2年間にしたいです!」
って言葉がとっさに出ました(笑。

・健康診断
一次選考時に提出した健康診断書をもとに診察。
健康診断は唯一自信ありで、今回もなんの異常も無くクリアのはずです。
ただ、同じくアフリカを希望していた子が、派遣先がアフリカの場合はいくら正常値で正常範囲内であったとしても、アフリカ対象の正常範囲が存在するんだって、ってことを教えてくれました・・マラリアとかとかね。
それでダメになる人が多いそうです。わたしの場合、アフリカの地以外に選択肢がないからね。。
前回指摘された歯科検診はありませんでした。。
虫歯も完治して3ヶ月毎に定期健診も受けてるからあってもよかったんだけどー。

わたしは全項目を午前中に終わっちゃったんだけど、再検査などがあるかもしれないということで全員が終了する17時くらいまでは解散できませんでした。

お昼はJICAのカフェでランチしました。
とてもインターナショナルな雰囲気で、もちろん食事もインターナショナル、店員さんもインターナショナルでしたよ。わたしは冒険もせずベトナムのランチセットにしました。アフリカのごはんも気にはなったんだけどね。

午後の空いた時間はJICAの図書館で、前任者の報告書を読ませてもらいました。
わたしの第一希望の病院は今回新規募集なのでそのようなものはなく、第二希望の病院は医療機器としてではなく他の保守操作部門の職種で、ようやく第三希望にしてニジェールの国立病院で活動されてた臨床工学技士の方の報告書が見つかりました。
実は、数年前に同じ職種で応募したとき、「医療機器」は保守操作部門だったのですが、今回は保健衛生部門になっていました。小さなことかもしれないけれど、わたしにはこの分類の変化だけで嬉しかったのです。
わたしは臨床工学技士ですもの!!
ただのエンジニアではないです。報告書を見ても感じたのですが、現地の病院で医療機器を担当しているスタッフはやはりエンジニアです。機械のことは分かっても臨床のことは分かっていないエンジニアです。きっとそれを使用する相手が患者さんであることを一番には考えていないと思います。
もし、わたしが現地の病院に行くことができたなら、そのことを伝えるのも具体的にやっていきたい活動内容の一つなんです。

具体的には、ニジェールのそれなりの国立病院でもそうですが、機器を点検したくても点検道具がありません。代用代用です。
あと機器の説明書もなく使い方が適当?で頻繁に故障したりするようです。その方は、インターネットから情報収集をしてフランス語に翻訳して写真も添えて作成していました。電気メス、人工呼吸器、輸液ポンプ・シリンジポンプなど。ある程度の機器はインターネットから容易に情報収集できると書いてあったので安心しました。
日本と全然違うところは停電の多さですよね。とにかくバッテリーの必要性が考えられるでしょう。日本みたいに無停電ってものは・・??
もう一つは電圧の違いですね。独製、伊製、仏製、日本製、、いろんな国から援助された機器を使っているので変圧なんかも考えないと、それだけで故障しちゃうことも頻繁だそうです。もったいない!って思っちゃいます。

向こうに行ったらいっぱいいっぱい課題がありそう!
2年間なんかじゃぜっんぜん足りない!期間延長とかってできるのかなあ??
って言ったらうちの人に反対されそうだけど、、
イヤっ、もっとその前に行くと決まったわけではないので、今目の前にある課題をやらなくてはね


そんな感じで久々のJICA試験は終了しました~
英語はどうしようもないけど、面接はあれも言っておけば良かったーこれもー、、ってあとから出てくることもあります。
席が隣だった沖縄から来てた理学療法士さんと、どうだった?こうらしいよ、へぇー、あーやこーやと話は膨らむ一方で、最後は絶対受かりたいよねー、行きたいよねーって。
彼はパプアを第一希望にしていましたが、合格してまた出会えるといいね!