ウガンダと暮らす  

ウガンダと日本の、日々の暮らし

豚を食べ行こう!

2009-02-26 01:04:14 | ウガンダ / 日々のこと
ウガンダではおいしい豚を食べるのを諦めてました・・。

だってここウガンダはキリスト教の国ですが、ムスリムもいます。
普段ウガンダ人が利用する食堂やレストランに「豚」というメニューはありません。
だから豚は食べないんだぁ~って思ってたら、そうじゃなかった!!

豚が大好きというウガンダ人は意外に多いということに気付いたのもつい最近。
みんな公に豚を食べる話をしないけど(ムスリムに気を遣って??)、こっそり
「ミチコ、豚食べれる??」って聞いてくる控え目なウガンダ人。



ここは、ソロティタウンから車で5分ほど走った村にある豚やさん。
今度おいしい豚を食べ行くとき誘ってと友だちにお願いしていたら、この間の日曜日に連れてってくれました。



今朝この村捕れたてのフレッシュポークだ!って言ってました(笑。



さて、お味は??
超旨!!!!!!!!!!
豚、人参、じゃが芋。それから上にのってるのはアボガド。
こっちのアボガド、大きくて安くて美味しいんですよ。ビネガーで食べると最高!

最近私がよく居座ってたお店のお姉さんクリスティンの友だちで知り合ったロバートの仲間たちと、
この豚パーティー(笑をきっかけによくつるんでいます。
・・・でおもしろそうなのでしばらく彼らと行動を共にしていたら、とにかく彼らはよく飲む!
基本5人グループのようで時々一人増えたりまた一人増えたり。いつも笑いが絶えない。傍で見てて本当に楽しそうで活き活きしてる。
言葉分かんなくても彼らの雰囲気だけで笑えてくる感じ(笑。
もう数回レストランやバーや連れてってもらってますが、私にお金を払わせてくれない。
普通に一食食べてお酒も飲んで、決して安いお金じゃないのに・・。
本当にいつも彼らの楽しさと優しさをひしひしと感じて、とても嬉しくなります。

彼らがどうしてそんなに毎日楽しく生きてるか、どうしてだ?
ウガンダはまだまだ発展していない。まだまだプアだ。衛生状態も悪いし、病気で人は亡くなる。
ウガンダ人の寿命は50歳にも満たない。どの友だちと話しててもライフリミットの話を聞く。

今を楽しく生きる!!ウガンダ人の友だちと一緒にいて、今私が感じているウガンダ人のモットー。
もっともっとウガンダ人とつるんで、もうちょっと探りたいウガンダ人の心・・

ってのが今の本心かな?!(笑。

だって、彼ら、本当おもしろいんだもん!!






カンパラ酔い

2009-02-24 01:25:49 | ウガンダ / 日々のこと
タイトルの如くカンパラ酔いしてカンパラから帰ってきました・・。

いやぁ~、たった一か月ほどしか離れてなかったのに、カンパラは人も多いし空気も悪いしマタツ酔いするしで、一日寝込みましたよ・・。
結局、長距離バス移動8時間!
私たちは夜間移動禁止のため移動に一日つぶれます。

とはいえ、今回のカンパラ滞在4泊5日。収穫は盛り沢山。

まず、
・おいしいものを食べる(韓国料理、中華と満喫)
・買い物(高級なシャンプーとかヘアパック、サンダル、アフリカ雑貨とか購入)

思いっきり観光客気分♪

でもメインは、
・保健省訪問(ビシっと)
・隊員総会(この日カンパラ酔いしてたので気分悪し、歓迎会も参加せず)
・活動報告会(他の隊員の活動内容を聞くのは本当に参考になるし刺激にもなる)

私も、一年後にはこの活動報告会で発表しなければならない。この一年で何ができるかな?って真剣に考えさせられた。
ボランティアとはいえ、何かひとつでもカタチとして残したいと思うのは当然のことだし、だから私はここに来たんだし、、。
この国には、私の他に日本人臨床工学技士が2名いるので、いろいろお話を聞かせてもらいました。
最初は、ひとつずつ固めたいと思っていたけど、でもこの国にそれがいいかと考えるとそうでもないような気がして。
とりあえず、今できることを今やるって感じでしょうか。
ちょっと吹っ切れた気分で、もう一度自分に何ができるか試行錯誤してみようと思ってます。


そんなカンパラ滞在。やっぱりソロティに戻ってくると落ち着くぅ!!
さて、引っ越しかと思いきや、私の家まだ問題ありでした(笑。
今日、病院長と話すと、セキュリティーも水もOK!しかし電気がまだきてない!と言われました。
私はそれでもOKですが(だって停電は頻繁だもの)電気だけの問題でまだホテルに住んでていいよと言ってもらえるのもありがたい。
もうしばらくお言葉に甘えて・・・。



バレンタインデー

2009-02-17 03:05:17 | ウガンダ / 日々のこと
2月14日は、ウガンダでもバレンタインデー!

ウガンダではこの日、赤いトップと黒いボトムを着るそうです。
・・・と言われたら私もと思い探してみたけど赤い服がない。
仕方ないのでオレンジのシャツと黒いパンツでお散歩に出かけてみたら、あらっ!いい感じだったかも♪
ちょっと意識してみるだけで、ウガンダ人にはしっかり伝わりました。嬉しい!
いつもなら「How are you?」の挨拶も、この日は「ハッピー・バレンタインデー!」でした。

私は、オティムさんに誘ってもらい一緒にお魚を食べに。前にお魚が好き、って言っておいたから。
この事務長、私が病院で働くのに一番重要人物となるであろう方。出会ったときから本当におもしろくて好きです。
しかし、年上だと思ってたオティムさん(実際しっかりしている)はなんと私より年下だった、ってことが今頃発覚・・・。
でも時々こうやってごはんに誘ってもらい、かつおごってもらい本当よくしてくれます。
オティムさんに限らず、ウガンダ人の年齢って不詳。ウガンダ人からしたら私の年齢が不詳、いつも若く見られます。25歳くらいに・・。

***

最近、ソロティの町に知り合いが増えてきて幸せです。いい出会いもいっぱいあります。
英語の大の苦手な私が、この国で英語で生活しているのが信じられません!でも実際、生活できてます(笑。
きっとそれはウガンダ人が聞く耳を持ってくれているからなんだろうなぁ~と思ったり。

そうしてもう一つ嬉しい話。
やっとやっと(笑、家が決まりそうです!今日その家を見てきました。

 

結局、最初に案内してもらったところでもなく(セキュリティーの塀が一か月経っても出来上がりそうにない)、
そのあと口頭で紹介された3部屋もある豪邸も予算上却下され、3件目の物件。
実際、私の部屋は1ルームとしかもめちゃくちゃ狭いのですが、同じ敷地内にソロティの県知事にあたる人が住んでるのです。
もちろんその母屋は豪邸。その裏に私の部屋が・・みたいな感じなので気分的にはホームスティのような感覚でいいの??
↑↑人の家に勝手に居座る気満々(笑。
年頃のかわいい子どもたちもいます。タウンから少し離れるので静かですし。

明日からカンパラに行きます。今回の任務は、保健省に挨拶に行くことと隊員総会、活動報告会です。あと、買い物も!
それからウガ臭のバスに6時間揺られるのも最大の任務になりそうな予感・・。

でもカンパラから帰ってきたら、家が無事出来上がってることを願って。
行ってきます!




ジェリカンに水汲み

2009-02-15 22:00:05 | ウガンダ / 日々のこと
飲む、ご飯を作る、食器を洗う、身体を洗う、洗濯する、、生きていくために必要な水。



ウガンダではこうやって水を得ます。
この水は、誰もが、24時間いつでも、自由に汲むことができ、大概は子供たちの仕事。
この黄色いジェリカンと呼ばれるタンクを、自転車の荷台に乗せて運んだり、両手に持ったり、はたまた頭の上に乗せたり。
ここは町の中にある井戸だけど、遠くは30分くらい歩いて帰るそう。

私は今ホテル暮らしなので、水道の蛇口をひねれば水が出るというなんら日本と変わらないシステムの中
それでも断水はよくあることで、ジェリカンの水はいざって時のためにも必需品。

子供たちに混じって私も水汲みのお手伝い中。
この井戸はきちんと手入れされており(油が注してある)スムーズにポンピングできました。
実際、汲むのはそんなに力仕事にならないと思うけど、やっぱりこの水を家まで持ち帰るのが一番大変なんだろうなぁ・・・。



私は町中に住み、電気も水もあり、特別不自由することなく暮らしている。
その場所から一本、たった一本道をずれるとアフリカの暮らしがある。
アフリカの暮らしを見て初めてアフリカでの活動形態が見えてくるのだろうな~。



私書箱設置しました

2009-02-14 20:04:21 | ウガンダ / 日々のこと
ウガンダには、郵便を郵送するというシステムがありません。
手紙や荷物なんかは郵便局の私書箱に届きます。
私たちはJICA UGANDA OFFICEの私書箱を使ってますが、なかなかカンパラに行くのも遠く、さらに荷物を運ぶのも大変。

ってことで、ソロティに自分たち(他の隊員とシェア)の私書箱を設置しました~。



ソロティの郵便局です。
料金は、最初に鍵代5000シリングと一年分20000シリングとそんなに高くなく
カンパラまで自分宛の郵便を取りに行く必要もなくなり便利になりました。

新住所:P.O.Box182 Soroti,UGANDA

になります。数人でシェアしているので私の名前を書き忘れずに送って下さい。
待ってま~す!



病棟うろうろ巡回中

2009-02-14 19:30:05 | ウガンダ / しごとのこと
ちょっとそこで機器を見ていたら、後ろで「おぎゃあ~ぎゃあ~!!」って赤ちゃんが生まれました。

すぐさま赤ちゃんはインファントウォーマーの上にのせられ布にぐるぐるに囲まれてました。
アフリカの赤ちゃんって生まれた時は真っ黒じゃないのよぉ~。

いやいや、最近仕事の話をしていなかったので、ちょっと病院の話をしてみようかと思いましたが、しょっぱなからこんな話題で。
そう、私が病院を見て一番びっくりしたことは分娩室や手術室がオープンすぎるってこと。
いちよお、ひとつの部屋としてある風ですが、でも外から丸見え。
その点、日本ではなかなか入って行けない空気の中も、こっちではずかずかと入って行けるってのがいい。
例えば、お母さんが頑張っててもう少しで赤ちゃん生まれそう!ってとこで後ろではエンジニアが全く関係のない機器を直してるとか・・・ね。

***

3週間ほど経ちましたが、特に何をやろうかとかまだ見えてこないので、病棟をうろうろしているわけですよ。
まずは、院内にどんな機器があってどんな状態なのかを、自分なりにリストアップしてみることに。それが全くはかどらない!!
だって~、ほとんど壊れてるし、使われずに置かれてるだけだし、しかも私の見たことのない古い機器ばかりだし・・。
その状態もひどい。はっきりいって触りたくない・・ってくらい汚い。

保育器があった!と思い、電源を入れてみたらかろうじて電源は入ったもののモニタ表示されない、とか
インフュージョンポンプもいっぱいある!って思ったけど、コンセントの形状も電圧も違って全く使われていない、とか
吸引ポンプ動いてる!って見たら吸引瓶割れてるとか、、ですよ。

唯一、小児科でハイテクな機器を一台発見し、といってもサチュレーションと血圧が測れるモニタですが、
他に比べたらこの機器が輝いて見えました(笑。
で、以前にムバレの医療機器隊員から、私たちのサチュレーションこっちで測ると低いんだよ、
って聞いてたことを思い出し、私も測ってみることに。
そしたらやっぱり96%(通常は99~100%)しかありませんでした。標高が高いせいもある?
この環境で日本みたいにがむしゃらにはできないんだよ、って証明されたみたいで毎日身体をいたわってあげようと思ったわけです。

そんな感じで、のんびりとお仕事しています・・・。





マラリア対策は必須

2009-02-14 19:15:48 | ウガンダ / 日々のこと
ウガンダでは、首都のカンパラを除き全土がマラリア汚染地域です。
ソロティに赴任した頃にも、病院の事務長から「マラリアには十分気を付けて!」と言われ、ここでも一般的な病気の一つです。
さらに、病院勤務の私にとって最も罹りやすい環境。マラリア患者も多く入院しています。

なので、普段の生活からマラリア対策は必須!!



写真は、今私が仮住まいしているホテルの部屋。夜寝るときはこの蚊帳が必需品。
それから、、マラリア予防薬の服用。私は、JICA事務所から支給されているメフロキンを一週間に一回服用しています。
副作用(不眠・嘔吐など)は約3割あると言われ、でもそれも人それぞれ。
服用し始めて一か月経ちましたが、まったく副作用という副作用は出ていないと思う。
一方、友だちは全く駄目でかなりのダルさと気分不快を訴え、毎日飲まなければならないもうひとつの薬、ドキシサイクリンに変更しています。

とはいえ、一番大切なのは日頃から健康な身体を作っておくことなので、
よく食べ、よく寝、よく遊ぶ!!

今のとこ、体調万全。




ソロティで食べるジーナッツ料理

2009-02-12 00:51:04 | ウガンダ / 日々のこと
最近、ジーナッツ料理にはまってます!



ほんのり甘~くまろやかで、いい感じ(笑。
しかもソロティのジーナッツはかなりおいしいと地元の人が太鼓判を押すくらいで、どこで食べてもハズレがない。
あと、マトケ(バナナ)が主食のウガンダでありながらソロティではライスの方が一般的。
だからか?お米の炊き方も上手。マトケに飽きっぽい私にとって、ソロティは食べ物の面でも最高の任地。

ちなみにお肉は、ビーフ、ゴートが一般的で、チキンは食べるけど高価。ポークは食べません。
でも、私は肉より魚の方が好きなので、魚丸ごと一匹をよく食べます。ウガンダには海がないけど、湖の魚は最高においしいんですよ!
ナイルパーチとかテラピアとかね。



最近よく行ってるレストランの子供、ジェーンとナキトゥ。本当は、むちゃくちゃな笑顔で笑うんだけど、カメラ目線になってるね(笑。
仕事が終わったら、ここでお茶(ミルクティ)を飲みながらアテソ語の勉強をするのが日課。
というのも、ウガンダ人は夕食を食べる前にお茶の時間がある!それに便乗させてもらってまーす。




ウガ臭・・て

2009-02-09 01:11:11 | ウガンダ / 日々のこと
「ウガンダ人は臭いか??」

って聞かれたらなんて答えるかなぁ~。「臭いっ!!」って言いたくなるんだけど・・
実際、いい香りのするウガンダ人もいるので一概に言っちゃいけないね(笑。
ちなみに私の同僚なんかはいい香りのする方で、気持ち良く一緒に働けます。
でも、病棟なんかはちょっ・・・と厳しい。シャワー浴びれないから?!

個人的にはインド臭よりウガ臭の方が好きかなぁ~

な~んて話題を今日したかったんじゃないんです!



週末、ソロティからマタツ(乗合タクシーみたいなの)で2時間ほどの町、ムバレに行ってきました。
そのマタツが最高にウガ臭だったので、話がそれてしまって申し訳ない・・。

ムバレはウガンダ東部の中心地。
ここ最近ソロティぼけしてる私は、マタツを降りた瞬間、人も交通量も多くあれよあれよと右往左往してしまいました。
ソロティに比べたら3倍くらい大きな町です。
スーパーマーケットに入れば、品揃えもよく陳列もきれいで、ソロティでは手に入らないものを買ってきました。
マグカップとかベッドシーツとか、ソロティでも見るけど、でも洒落たのがなかったからね・・(笑。

町の中心にそびえるエルゴン山の姿がとても雄大で、私の大好きな風景が広がってました。いいなぁ~、やっぱり山は。力強い!
いつかこのエルゴン山に登りたいって思ってます。
(実際、エルゴン山は見えてません。写真に見えてるのはワナレ山。)

***

それにしてもウガ臭、どうにかならないものか。
おそらくマタツのシートから吸い込んで私の洋服にウガ臭移り、お蔭で私までウガ臭よ・・・。
帰ってきて即効洗濯しました。
たった2時間でこうなるの~、このままカンパラまで行くとどうなるの??6時間くらいかかるのよ!!

はぁ、心配です・・・。



ソロティロック

2009-02-08 19:07:12 | ウガンダ / 日々のこと
以前、ソロティのシンボル、ソロティロック(勝手に命名)についてお話したの覚えてますか??

ずーっと前(といってもソロティに来てすぐの頃)ですが、登ってきました!



この岩を登るのに許可証というものが必要らしく、残念ながら写真のこの高さまでしか行けませんでした。
以前はなかったらしいのですが、ちょっとした手すりや階段っぽいのができていて、子供たちの遊び場になってました。
私たちが来ると、きゃっきゃっと後をつけてくるんですよ!かわいいったらもう・・



この岩の麓のちょっとした集落の子供たちは、町を知りません。
車や外国人を見たら大喜び。
そんな中一人のちっちゃい子供が、「Give me money.」って手を出してきました。ある程度大きな子供はそんな風には言ってきません。
でも、そう言ってきた子供の姿がとっても可愛かったので、その手をつないであげました。ルンルン♪って手をつないでたらその子も自然と笑顔になって、楽しくなりました。
私は、お金はあげません。今の私には手のぬくもりをあげることしかできないけれど、もっと大切なことを教えてあげたいなぁ。

その集落を離れる時、たくさんの子供たちがバイバーイ!って手を振ってくれました。
あぁ、いいなぁ~、アフリカの子供って。