『福運集団の社長奮闘記』

私が感動した事・驚いた事・日々感じた事をたくさん綴っていきます!

誠意の対話

2009-09-24 22:59:46 | Weblog
”聞くこと”から始まる『対話』!


 こんな話を聞いた事がある。あの激動の時代の明治維新の際、徳川幕府側の全権大使として、平穏なうちに江戸城の開城を実現さした勝海舟は有名であるが、戦火だけでなく、放火などによる火災からも当時の江戸の町を救った功績は、あまり知られていないようです。


(幕末の激動の時代を民衆の安穏と平和社会の創設のために取った至誠の行動は、歴史に燦然と残り光り輝き賛嘆をされていきます。そこには一人の人間としての優しさが随所に垣間見られます。その優しさは、聞いてあげること、声なき声を聴くことから始まるのではないでしょうか・・・?!)




 当時の江戸の治安は悪化の一歩で、放火や、窃盗などから大火災が起きかねない状況であった。しかし、政情の混乱で、火消し組織(現代の消防署)は、弱体化をしていたのです。




 そこで、勝は火消組の親方衆に自らが面会し、統制を依頼して行くのです。親方衆は幕府の陸軍総裁から直接頼まれた事を、名誉に感じ、勝の心意気にこたえようと引き受けたのです。




 これによって、治安の維持も一定の成果を出したのです。そして、勝が、親方衆一人一人の心に訴え、使命感を与えた事で、火消し組織は再興されたというのです。  ここから、胸襟を開いた誠意の対話がいかに重要かが見えてくるのです。





 高知県知事就任以来、各地の住民との対話集会に徹してきた、県のトップリーダー尾崎県知事。その姿勢は、もっぱら県民の話を聞くことに徹していました。しっかり聞いて、細かく丁寧に、そして誠実に答えていたその姿勢と行動が、私には忘れられず、今回の勝海舟の話とが二重写しにダブって見えてしまうのです。


(草の根の県内各地での、多くの対話集会によって、県下に県民パワーの大きなうねりが起きようとしています。この細やかな尾崎知事との対話をもっともっと拡充をする事で、県民の心に火をつけ、さらに大きなうねりとなって行く事でしょう。高知が、県民が立ち上がるべき時を迎えているのです。チャンスです!!)




 今まさに世情は、激動の時代へ戦国時代のごとき動乱の時代へ突入しようとしています。こういった時こそ、納得と誠意の対話をこれからも時間を作り出して取って頂ければ、「知事と一緒になって大高知を作り上げていこう」との使命感と、土佐の県民パワーの爆発で、県勢浮揚へ大きく前進していくチャンスの時だと、確信し大きな期待を抱いているのです。
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