生かされている自身を発見!!
本年、元日の日より二泊三日の予定で、祖谷の温泉に気ままに、何の予定もなく行って来ました。昨年末からの仕事の残務と、新しい発想でのプランと人材の配置計画が、気が向けば立てれればと、資料を一応持って出たのですが、ほとんど手つかずで、終わってしまいました。本来、極道で、ずぼらな私ですので、怠け癖がついてしまうと、とことん怠けてしまう癖があります…。ただ一日ボーとして、TVを見て温泉に入るそしてまたTVを見て温泉にと、…本当に情けない男なのです。
そんな感じで、帰路の車の中から見える県境の徳島から高知の山々!林業県である郷土の圧倒的な面積を占めて、杉桧の木々たちが繁茂しているのを、ボーと眺めつつ一人旅に後悔をしながら、車を走らせていました。
以前より話に聞いてそれとなく見ていた山また山の植林も、こうして目の前でじっくりと眺めていると、それら木々の一本一本が、何となく輝きを放ち、ピンチの日本や世界の今こそ、自分たちが輝く時代の到来を予見しているようでした。『いよいよですよ。これからですよ!!私たちが輝くのです。』そんな思いのような衝撃が、私の心の中に沸き起こってきました。…・・なんというすごいことだろうか!!・・。
木々たちがサーと表情と体を揺らして、私の感動を察知したのか、喜びの反応をして答えてくれているようでした!!
考えてみれば、私たち日本人は、太古の昔より、木の文化の自然の恵みと怒りの中で、育ち生かされてきていたのです。家も食器も道具も食べるものも着るものも、大地の上で自然の恵みに感謝をして、守り大切にし、災害に畏怖する中で、いかに死んでいくかを学びつつ生かされ続けてきたのです。 キーワードは、『自然との共生』でした。
自然の脅威から逃げることや、自然を制圧したり、変えることではなかったのです。…・そうした原点を木々たちが教えてくれているようでした。
田舎の強さは、自然が数多くあり、その魅力と限りない無限のパワーがあることを知っていることです。そしてそれを生かし実現さすことで、新たな大きな価値ある力を生むことが出来ることです。作られた自然には限界がありますが、田舎の自然には、無限のエネルギーとパワーを秘めているのです。
そんなすごいことを、帰りの車中の一瞬の間で、私の心の中にささやいて来たように、感じさせられました。本当に自然環境に生かされ、守られているのだと、教えられた貴重な一人旅でした。
木は、『気』とも書き、人の思いが宿るとも言われているようです。古民家の古木に出会いを重ねていると、何となくそのことが分かるように感じます。今求められているのは、限りある自身の生涯を、いかに感謝と感動の中で送ることができるかということです。世界の国の人々も突き詰めればその一点に向けて、価値観が大きく変わりつつあるようです。その回答を示す事が出来るのは、木の文化の国日本の国であり、そうした大きな使命があり、その一端を私共も担っているのだと、つくづくと感じさせる、自分の発見一日でした。
ハッピーライフ
本物の木の家・ http://www.iwaki-mitown.jp/
古民家ときめき再生 http://iwaki-mitown.com/
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