蔵を取り込んだリビング
(上部が、屋根裏物置となっています。梯子は、天井吊り下げ収納となっています。)
先週行った香南市の古民家ときめき再生も、多くの皆様方に来て頂き、沢山の現地調査や、物件の紹介の依頼を受けました。古民家への注目度は、大変なものが有ります・・・・・・。
しかし、ここで気をつけて頂きたい事は、専門家の手の入らない耐震補強をされていない古民家は、近く南海地震が予想されている現状では、人気が高まっているだけに、そのままでは大変に危険だと言う事です。
古民家には、新しいものにはない大変な個性と魅力が有ります。しかし、大きな弱点も有るのです。
その大きな弱点の一つには、阪神淡路級の巨大地震が来た時には、瞬時にして倒壊する可能性が高いという事で、命を奪う凶器に、お家其の物が、
変わると言う事です。
(鬼人も 邪悪から守る働きをしますが、使い方を間違えると、鬼人の標的とされてしまいます・・・・・・。お家も全く同じで、正しく管理して足らない部分を、補強していく事で住まう人間の命を守ってくれるのです・・・・・・。)
そして、雨漏りによっての腐食や蟻害で、極端に構造体力が弱っている可能性が強いと言う事です。
そうした、2大欠点をまずは、払しょくするためにも、専門家による診断と耐震補強工事は欠かすことは出来ないのです。それは即、自身の命や家族の命を守っていくこととなるのです・・・・。
そうした思いで、今回耐震補強工事を兼ねて、110年は超す、古い古民家を再生いたしました。名付けて『古民家ときめき再生』です!
(平屋部分の屋根の下地の梁や桁は、ほとんどが蟻害や腐食で崩れかけていました。又室内の土間の部分が谷ドイとなっていて、雨漏りもしていた状況でした。)
(屋根部分を掛け替えて梁も取り変え補強を行いました。谷部分も、なくすことが出来雨漏りの原因も解除できました。)
(井戸部分のビフォーです。)
(井戸部分のアフターです。左の壁部分は、部屋として使う、蔵の建物です。左下の床はリビングの杉の床です。)
(リビングのビフォーです。天井も抜け落ちていました。)
(リビング蔵入口のアフターです。)
(和室客間のアフターです。)
(和室から広縁庭を望んだ部分です。)
(広縁から庭を望んだアフターです。)
(キッチン部分のアフターです。以前は物置でした。)
(リビングから食堂部分を望んだ部分のビフォーです。天井もこの通りです。)
(リビングから食堂を望む、アフターです。)
この地域は、空き家が多く目立ち、古い昔の木造家屋が多く建ち並んでいたようですが、放置が長く続いたため、中には崩れかけた民家の数件近くにもありました。しかしそういったお家であっても、倒壊していない木造住宅で有れば、全て修復し耐震補強をして、再生する事が出来るのです。
本物の木の家・ http://www.iwaki-mitown.jp/
古民家ときめき再生 http://iwaki-mitown.com/
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