『福運集団の社長奮闘記』

私が感動した事・驚いた事・日々感じた事をたくさん綴っていきます!

古老の話 其の一

2012-04-30 20:19:37 | 遊び

木や竹に虫がつく『つち』の日の伐採

 

 

(先人の知恵は、木の伐採時期をも入念に考えて、虫のつかない長持ちをする木を使ってこうしたお家の細やかな細工を施していたのです・・・・・。一つ一つに物を大切にしようとする木に対する愛情がしみ込んで出来上がっているのです・・・・・・。)

 

 『先人の知恵』や『生活の知恵』には、科学では割り切れない素晴らしい教えが有るが、そのひとつに『つち』の話が有る・・・・・。

 

 

 それは、家庭暦にある、『大つち』と『小つち』の期間中に、家屋用の木や竹を伐採すると、必ず2~3年ごろから中に虫が入って腐り易くなり長持ちしないというのです・・・・・・。一件迷信のような話ですが、私も試してみましたが、事実のようです・・・・・。

 

 

(つちの日を避けて伐採をされた竹や木は、こうして100年以上たっても虫一つ付かずに竹や木の魅力を存分に発揮して、輝きを増しています・・・・・・。先人の知恵の凄さに、いつも驚かされます・・・・・・・。)

 

 

 古老の詳しい話によると、家庭暦に出てくる最初の『大つち』は7日間あり、中日が1日あってから、また7日間の『小つち』が有り中日を入れて15日間をいわゆる『つち』と呼んでいるのですが、この後の『小つち』が終わって三日ぐらいすると、木や竹の性が良くなってくるようです・・・・・・・。

 

 

 『つち』の期間中の15日間とその後の三日間を入れての18日間は、地中の虫が木の中に入っていて、虫が木の中に入っている時に伐ったら、その虫が木について木を食ってしまうと言うのですよ~。

 

 

 木や竹を切るとき、虫が入らないようにする為の先人の知恵を、古老の方から教えていただきました・・・・・・・。

 

 

 古民家の古木も、こうした知恵の下に伐採をされて、創られたからこそ、100年以上を経ても、ますます輝きを放っているのです。

 

 

 

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