帳簿

2018-03-09 05:01:12 | 日記

 

午後から降水確率は高く明日にかけて又大荒れ模様の天気。園地にはまだ30cmほどの積雪で遅い雪解け。農政局に依頼で農業動態調査の取り纏めの帳簿今日取りに来る。記帳した書類の説明等で午前中は茶の間で相手になって時間を過ごす。

家族息子、俺、家内の毎日の項目毎に農業稼働時間を記帳している。他に65万円控除の損益計算付きの本格的な青色申告は先月中に終っている。事務担当の家内、今年の農業所得の内訳詳細をパソコンでカラー刷りの円グラフ、棒グラフで表して見せている。一目瞭然で農業経営の判断が出来て次年度の課題に向けて参考にしている。

10年以上も続いていて最初の年は全ての減価償却費等を表すに面倒だったが段々記帳は楽になって来たようだ。パソコンを使う事が出来る家内なので助かるが動態調査をやっている同じ農家でも手書きでやっている方は大変なようだ。面倒ないろんな計算はパソコンに打ち込むだけで良いが計算器を使っては大分難儀するようだ。

作物別の作業の項目はいろいろあったがこの頃はりんご、さくらんぼだけで後のラ・フランス、水稲、野菜等は稼働時間だけの記帳で助かる。基本的には我が家の家族の稼働時間で雇用の時間は関係無く支払い金額で表し収支決算に出る。

定年のない職業で自分の体に合わせて仕事をやっている。それでも適期作業等の仕事が分っているので手抜き作業は出来ないので無理はかかる。段々日が長くなって来ると日の出が早まり寝床でジッとしていられなって早起きになってしまう。

若い時分酪農が主で親が朝食前の早い時間から稼ぎに出て行くのを見てなんでこんな早い時間から稼ぐにか?と嫌っていた。今その年頃の年代になって来ると同じ道を進んでいる。親のやっていた難儀な事を小馬鹿にしたり、笑って見ていた事を跡継ぎをしている事が多いのがつくづく思う。