発送

2016-11-30 05:13:10 | 日記

追加注文を除き大半の注文分選果、箱つめが終わる。注文用紙と照らし合わせて期日日に発送が続く。まだ小屋には保管しているリンゴが沢山あり市場価格は下がらず安心している。果物の最後の販売のリンゴが一応終わり安心するが積雪前の園地の仕事はいっぱいある。次から次と農作業が待っていてやる気があるといくらでもある。適期作業がありのんべんだらりとやっていたのでは仕事の効果は落ちる。

昨年の労働日誌を見ると園地の草刈りは全部終わり、10日頃からリンゴ剪定を初めていた。天気が悪く寒い日が続いていたが積雪は無く畑仕事に精を出していた。サクランボの不作で農業経営は厳しい年だった。今年はサクランボの豊作で後半は安値の販売だったが早期出荷等でそれなりの販売高。リンゴ黒星病で悩まされたが値段が高くまあまあだった。

農家の栽培技術もさることながら天候に左右される農業。当地は自然災害が少なく気象条件には恵まれているようだ。

積雪前の園地の草刈り、野鼠対策だけでも日数は相当かかる。師走に入ると寒さが厳しくどんよりとした曇り空の天気が続く。日が短く外で働ける時間は短くサクランボ収穫時の半分くらいの短い稼働時間。


リンゴ

2016-11-29 03:50:45 | 日記

早朝寝床で時折強い雨音、りんご収穫も終わり久しぶりにゆっくり起床する。まだ小屋には選果、箱詰めして出荷待ちのりんご、選果前のコンテナに入ったままのリンゴがいっぱいある。。お歳暮用やいろんな理由で期日指定の注文で発送待ちリンゴ。 今から選果して箱詰めするリンゴ、収穫時に障害果を取り除いてコンテナに入れているがなかなか完全ではない。見つけ残しもあるので顧客に贈答用に箱つめする際にも再度選果する。シャッタ、窓をしっかり閉めて小屋の中外気が入らないのでそんなに寒さは感じない。ラジオを聴きながら箱詰めは寒い外仕事に比べれば楽なもの。

僅かだが棄てるのは勿体ないので段ボールにバラ詰めにして青果市場の出荷している。どうせ仕事終わりの夕食前に公衆浴場に行くついでの仕事なので気にはならない。青果市場には先週後半頃まで荷物がいっぱいで溢れていた。それでも何時もの年よりは少ない。

ふじりんごだけでな無く王林等のいろんな品種があったがこの頃はふじりんご一色に成って来た。白い絵柄の入った段ボールの本詰めの製品は多く置き場所を塞いでいる。ラ・フランスは狭い場所で少ないが茶色の段ボールに入ったバラ詰めが多い。茶段ボールの多い年は台風等の自然災害で障害果がある年。

今年は何回とも無く超大型台風の進路の通り道の予報で心配したが幸いにして予報が外れた。多分春先の開花時の低温、長雨、日照不足で黒星等の障害果が多い為だろう。秋の農業視察研修先の福島県の園芸試験場でも多い黒星病を嘆いていた。夏のNHKテレビ放送でも青森県での異常発生が報道されていた。

地元青果市場価格も贈答品の最盛期に入り相変わらず高くびっくりしている。お陰で軽い障害果も釣られて高値の取引でいつまで続くのか長いリンゴ栽培をして来たが初めての経験。


晴れ間

2016-11-28 05:36:13 | 日記

11月も残り少なくなり収穫後のリンゴ選果、箱つめを急ぐ。りんご選果、箱つめ担当で家内は発送の伝票作りやお客様相手応対、息子はラ・フランス等で分業制の我が家。それぞれが忙しく朽ちだしはしないで任せている。家内は趣味のコーラスの発表会で朝からそわそわして準備している。

毎週月曜日に地元市立公民館で夜練習している趣味のコーラス。市内はもちろん市外の中年婦人が集まって講師の先生から指導を受けて練習している。時々施設や祭りの催し物に余所から頼まれて参加協力している。今回は市内の様々な合唱仲間が一同に会して大勢の観衆の定期発表会。

俺も毎年市民分化会館に聴きに行っているが今回はリンゴの選果に追われて不参加。昨夜の降水確率は朝から雨模様だったが今朝になって午前中は雨の心配はないようで朝から青空。作業小屋には所狭しに積んであるコンテナリンゴがいっぱい入っている。持ち上げて下ろすには肩が痛くて大変だがネズミに食べられているリンゴもあり、もう少しの辛抱で選果を急ぐ。

1個毎裏表クルクルと回しながら大きさ、等級を目測して段ボールに仕分けをする。空いたコンテナは今年は後リンゴに使用しないので軽トラックに積んでJA選果場に運んで行く。選果場には大きい鉄籠に入ったジュース用のリンゴが山積みになっている。明るい日差しの中NHKの歌番組を聴きながらの箱詰め作業。