2016-02-29 05:43:37 | 日記

 気温の上昇で深夜の僅かな新雪も降って消ええている毎日。昼頃になって来ると雪は消え地面が乾いて来る。雪が乾いた地面には野鼠の通路の穴が畑一面に見える。大抵は昨年の古い穴だが新しく出入りしたばかりの穴が所処に見え始める。雪解けが始まりそろそろ野鼠が活動始める季節。

 数年前の使用した野鼠捕獲用のバネバッタを探して見る。木の板で作った1つのバネで作ったバッタだが薄い木の板で乾燥して使い物にはならない程壊れていた。急遽ホームセンターに行き購入したが硬い合成樹脂の板に両脇にバネ2個で挟む力は強力なバッタ。

 早速握りこぶしが入る程大きい土穴を探すして見つける。穴底には藁クズは雑草の乾燥した営巣の材料が覗いて見える。バッタを仕掛ける為の準備が大変で指が挟まれる危険があり慎重にバネを伸ばして仕掛けるがフックが外れて勢よく合成樹脂の板に挟まる。

 数回試しにバッタを仕掛けるがフックの調整加減が旨く行かないので凄い音で挟まる。なかなか旨く行かないので両脇のバネの一個を外して一個だけのバネで調整して鼠穴に仕掛ける。

 日中は明るく地上での野鼠の活動は少ない。バッタを木箱で囲い太陽光線が刺さない程、暗くして鼠が掛かるのを剪定をしながら待っている。


剪定

2016-02-28 05:22:40 | 日記

 今朝も昨夜の雪で一面真っ白な雪景色。庭木に積もった小雪、青鷺から池の金魚を守る為木綿糸に積もった雪切れそうになって張っている。この雪景色、気温の上昇で午前中に消えてしまう。

 1週間なんて忽ち過ぎて2月の暦ももう直ぐ弥生3月に入る。少雪で剪定作業は何時もの年より早い々と思っていたが3月に入るといろんな農作業が忙しくなって暢気にしてはいられない。今年は閏年で29日まであり1日多い月日でも儲けたような気分になる。

 地面一面の真っ白な昨夜からの新雪、朝日が登ると同時に融雪が始まりトタン屋根から流れ落ちる。日差しの当たる南側の庭木の枝に積もった雪は忽ち消えてしまう。今日は気温も上がり5度の最高気温でそんなには寒くない天気。何時もより朝の気温も高いのか外で出ても寒くは感じない。

 今日は他所の要件もなく1日ゆっくり集中して剪定が出きる。2月後半にもあると日が長く5時半頃まで畑仕事が出きる。日昏が遅くなり、寒がりは俺は気温が上がって来ると剪定も捗る。午前中の剪定は新雪がまだ残っているので脚立の脚に雪瘤が付いて危険な作業。

 登って剪定中、雪瘤の脚立の足元が滑って広がったり、倒れたりして転落して怪我が多い。鼠穴や軟らかい土に脚立の3本脚が掛かったりすると中に突き刺さりバランスを崩してヒヤッとする。脚立の上り下りも最上段までは上らないで1段の余裕をつけて怪我防止をやっている。

 昨年のサクランボ作柄は晩霜や開花期の低温等で酷い不作で収入は非常に少なかった。確定申告の準備をしていた家内、去年のサクランボは思い出したくないなんて言っていたほど悲惨な作柄だった。今年はどうなるかは自然相手の農作物は天候にかかっている。


野鼠

2016-02-27 06:13:14 | 日記

 

 一面の真っ白な雪景色の朝、朝刊配達のバイクの跡が舗装の序の口道路についている。春の淡雪とは違いまだ気音はマイナスで寒く冷たい北風。三寒四温、段々と春めいて来る。どんよりとした寒空でなかなか日差しが出ないので庭木の雪は消えない。

 剪定するに地面の雪はあまり気には掛けないが枝に付いている雪は邪魔になる。朝の日差しで樹木に雪は簡単に融けてなくなるが気温が低いのでなくならない。茶の間から外の景色を眺めながらゆっくり朝茶を呑んでいる。

 農業所得の青色申告準備を終わりそろそろ畑仕事が気になっている家内。所得申告のほかに家族全員で毎日作物別の稼働時間を記帳している農政局の動態調査の取り纏めもありなかなか面倒なようだ。毎年集計表を見ながら反省や予定変更をしての農業経営。旱魃、台風、降雹等自然災害が多くなかなか思うようには行かない。高齢で年毎に体も無理や自由が効かなくなるのが厚い防寒着で農作業をやっているとつくづく感じる。


少雪

2016-02-26 05:26:12 | 日記

 

 昨年は役員改選期で総会ではいろんな質問、提案があり時間が多くかかった農事組合法人「山口組合」総会。今年の総会の議事では1件の提案があったが事務方の説明で納得されてあまり時間の掛からない総会。全ての議案が何事もなく簡単に承認されると拍子抜けしたような気分になってしまう。

 ここ数年質問が多く活気のある質疑応答の場面があった。質問jして来る方は毎年数人の同じメンバーで別に苦にはならなく組合の事情をわかっている組合員。定年帰農者や婦人の方は組合の運営が分からないので質問者の答弁で分かるようなものだ。建設的な意見や質問を期待している。

 山口沢の水田面積50町歩程の圃場の耕起、代掻き、防除作業を土地所有者が法人組合を全利用している。組合発足当初から米余りで減反政策で今年も僅かながら市内でも増えた。今年の転作率45%程で毎年作業面積が少なくなり利用料金の減少の一途をたどって来た。

 昨年はこれまでない米余り等で安い米価再生産が難しい経営。利用料金の上げる事も出きず組合の損益金を減らそうと役員報酬や会議を思い切って減額した。米余りの対策の減反政策は平成18年4月で終わり新しい農業政策の中での米作  りが始まる。不安だが国策で新しい農業政策に期待するほかどうしようにもない。寒空の中、総会出席者の顔ぶれは高齢者が多くみんな関心を持って来てくれたのであり難い。作業中の事故、怪我も無くせめての救いで来年度も農作業も無事故を祈りながら終了する。

 農事組合法人「山口組合」の総会は終わり一安心する。気温は低いが時折り青空が覗く天気でサクランボの剪定に出かける。昨年のブログを視るとまだ一面の積雪で剪定作業はままならならなかった。今年は余りの少ない雪と融雪が早く屋敷の梅の開花が始まった。春先の果樹の晩霜被害が心配される。


総会

2016-02-25 05:01:42 | 日記

 

 午後からJA支所で第47回農事組合法人「山口組合」の通常総会が開かれる。半世紀前近くに発足した法人組合。それより早く水田の区画整理で大型化したり、何ヶ所にも分散していた水田を交換分合して配分した土地改良区が地区内には何ヶ所も出来た。

 それに伴い農業改善事業で水田面積と畑の面積が半々の地区内2つの法人組織が出来て大型トラクターが取り入れられた。牛馬での耕起作業だったのが小学生高学年から耕運機の共同購入で農家に入り機械化農業が始まる。養蚕、米麦中心の農作物から酪農や果樹栽培に切り替えが始まった。

 機械購入代金や果樹の未成木は収入がないので冬季間は現金収入を求めてから出稼ぎで都会に出ていた。畜産は毎日の仕事があり近くの土木関係の仕事で働いていた。前は降雪量も多く忘年会が冬場の仕事が終わりだった。

 高校卒業間もなく農業構造改善事業で圃場整備が始まり土木工事の作業員として農外収入を求めて働きに出る。冬期間の工事ばかりではなく夏場の工事で夫婦で働きに出る家庭は珍しくなかった。家まで送迎用のマイクロバスが来て朝食もそこそこで駆け足で乗って行く姿は今の中国の農村風景と同じ。

 まだ日昏遅い夏場、収入の無い幼木の管理をしていると明るい内に帰宅した土木仕事から帰り又畑に出て農作業をやっていた。「おらだ夫婦共稼ぎで毎日現金収入が入り農業なんて小馬鹿臭くてやってられない」なんていろんな集まりで話が聞えた。

 酪農をやっている経営上 朝、昼、晩給餌、搾乳等で忙しく休みなしの仕事で景気の良い話を他所に忙しく農業をやっていた。法人組合発足当時から米余りで古古米等で米穀関連やJAの倉庫は満杯だった。それでも主食の米は統制米で勝手販売が出来なかった。

 政府米、闇米で喧々諤々のニュースの中のむしろ旗の米価闘争が白黒のテレビ映像。政治決着で再生産が出来る値段だった。それでも消費量の減少、大型機械等で生産量の増加で米余りが続き減反政策と同時に法人組合が出来た。

 50町歩程の面積に130名弱の組合員でなんとかかんとか運営をしている。総会は質問案件は1つあったが揉める事無く予定通りの終了する。