低温

2019-04-27 06:16:00 | 日記

 先週は高温に恵まれ春本番の暖かさで一気に満開になった桜花。今年の果樹生育調査では少雪高温で、これまでに経験のない程の早い生育予想だった。果樹防除歴の日程は平年より10日程早いさくらんぼ開花予想だった。農薬防除日程が近づいて来ると雨降りが続き気温も10度前後、満たない日で果樹の満開が遅れ気味で蜜蜂等の訪花昆虫が飛ばなくなった。

雨降りでさくらんぼの開花直前の防除も天気が悪く2日も遅れてしまう。低温だと異常発生するリンゴの黒星病菌だがなんとか防除が終ったので次回の防除まではまだ日数があるので安堵している。養蜂業者より授粉を手助けする蜜蜂箱を25日に園地に設置した。

場所によっては3分咲きで訪花昆虫がちょっとの日射しでも蜜を求めて賑やかに活動し始めて来た。この調子で週末は暖かい穏やかな天気で上手く授粉が出来る事を期待していた。やはり天気予報通うりで冷たい雨降りで開花は進まず、蜂類の昆虫も飛ばない悪天候。手作りの花壇の赤いチュ-リップは満開でいつの年は2日くらいで落花してしまうのだが寒空なので暫く咲き続ける。

育苗器に入れて出芽したいる稲の稚病は外の気候の影響は受けないので順調な生育。雨降り中、育苗器より1cm程発芽した稚病をビニールトンネル床に並べる。時々雨は降ったが風がなかったので先ずは安心して稚病を並べる。育苗器は小さいので3回に分けて出芽したがカビの障害もなく1cm程に伸びていたのでこれから1週間程温度管理は手抜出来ない。晩霜の心配は少なくなったがこの雨、寒空で結実が心配になって来る。