今年の梅雨期は雨が多く梅雨空らしい天気。大都会の東京の水源地周辺は記録的な雨不足や高温でダムの水が減っている。台風並みの大雨が来ないとダムの水は増えないだろうと関係者は困惑している。周辺の田植え後の水田には取水制限で枯渇して乾いて畑の状態。同じ農業仲間なので干ばつ対策の苦労はわかっている。
深井戸を掘って揚水ポンプで潅水しても高温で一時しのぎで直ぐに乾いてしまう。天の恵みの自然降雨を待つ他はない毎日で仕事も手につかない。毎年田植え後の水不足で悩んで来たが近年上流にダムが出来て心配は減って来た。それでも雪解け等自然流水なので雪不足の年は心配が絶えない。
今年は雪解けが早かったが適度な雨が降りあまり水田の水不足の心配は今の所ない。ただ雨の日数が多く気温が下がったのでリンゴの黒星病が多く発生した。水田には水管理には良かったが果樹のリンゴの病気が異常発生して痛し痒しでなかなかどちらもうまくはいかないものだ。庭に自生しているヤマユリ、10程の満開の花だが丁度雨降りの天気と重なりいい香りも半減してしまった。
この辺りの農家はサクランボ収穫時には集会や会議は極力避けて収穫前後に予定を組むのでいろんな要件の集まりが多く大変になって来る。今日も降水確率は高く雨ガッパを着って仕事の遅れを取り戻そうとリンゴの摘果作業に精を出す。