物音1つしない静かな早朝、大雪でも降っているのか?と寝床で朝1番のテレビのニュースを観る。西日本地方の湿気多い大雪による水道の凍結による断水等の被害はまだ復旧して終わってない。
昨夜からの湿気の多い重い雪で山沿いの集落は倒木等停電や通行止めの追い討ちで安否確認の映像。冬季間の断水、停電で生活に難義した苦労は東日本大震災の際、嫌と言う程経験している。映像を観ながら当時を思い出して起床する。朝茶を呑んでいると朝刊配達人が新聞受けに入れる音がする。
何時もと変らない時刻で配達人が来たので外の雪は少ないようだ。玄関の出て外の景色を眺めるとそんなに寒くない。配達人の靴跡ははっきり付いていて積雪量は多くない。
除雪車が稼働するほどの積雪量の10cmに満たないようだ。サラサラと細かい雪が止まず静に降っている。大雪の予報が出ているので少ない積雪だがスコップで雪投げをする。久ぶりの雪掃き、まだ暗い夜明け前の時間隣家の部屋の明かりはまばらで就寝中。深夜でも側の防犯燈の灯りで仕事には支障はなく安心して雪掃きは出来る。
止まない落ちついた雪降りで夏の雨降りの農作業の時に使う古葦を頭に被る。葦で編んだ中国産の編み笠に雨濡れ防止にビニールでカバーしたとても重宝な帽子。湿気が多い為スコップには重い雪が付いてなかなか上手には投げられない。掃いた後の舗装道路にはビチャビチャの雪解けで水が溜まっている。
体は温まり腹の減って早朝の雪掃きは持って来いの健康増進。