梅雨の中休みのような青空で爽やかな天気。佐藤錦収穫も最盛期に入り忙しくなる。収穫期に入ってからまだ真夏日にならない今年のサクランボ。高温障害も無く実はしっかりして硬く安心できる。
いつもは作業小屋に営巣してツバメの雛で賑やかだが何故かしら今年は越冬ツバメは帰って来ない。4月初めには小屋中の周辺を賑やかに飛び回っていたので今年も巣作りでもするのかと思っていた。
毎年小屋の中の天井には6~7個の古い巣が作ってあり今年はどれに入るのか家族で話をしていた。撰果している頭の上に営巣した子ツバメの糞の処理でダンボールを下に敷いているが面倒な事。
空梅雨で小屋中が乾燥しすぎると巣が乾いて土間に落ちて駄目になる。一緒に落ちた子ツバメをダンボール小箱で俄作りの巣を天井にぶら下げてやったりでツバメ談義で賑やかだった。今年はツバメの鳴く声も無く静かで黙々と撰果は専念している。
とうとうサクランボ収穫も最盛期で寒がりの俺だけは薄いヤッケの上着を羽織って撰果する。俺の寒がりを怪訝な顔で見ながらスタッフ達は腕捲くりで頑張っている。