イノシシ

2019-07-10 05:55:01 | 日記

 

さくらんぼ収穫作業を始めてから1ケ月程なりその期間は水田の水見回り等だけで離れていた。毎年の事だがさくらんぼ関係の仕事に入ると田の管理が疎かになってしまう。今年は雨の多い梅雨期で畦草は何時もより勢力が良く伸び放題繁茂している。低温続きだが稲の生育が良く何処の農家でも畦草刈りで賑やかだ。

出穂前のラジコンヘリの一斉防除が近づき畦草刈りが始まった。里山の側に水田には近年イノシシ被害防止の為ソーラー電源の杭を立て電線を張って圃場を囲っている。また簡易に簡単は支柱を短い間隔で立てビニールテープで囲っている圃場もある。

我が家のさくらんぼ園地にはいのししの糞だらけで夜間に入って荒らしている。幼木の丈の低い授粉用もぎ残しナポレオンさくらんぼを食べて小枝を折っている。防護柵のない果樹園地、水田には猿、イノシシ、カモシカ等の野獣は自由に出入りして食い荒らしている。防護柵で農作物を守れば良いのだが面積が広いので諦めていた。

まだ熊の被害はないので被害は少ないがイノシシがミミズ等の餌探しに畦を鼻でほじくり壊してしまう。まだまだ水が必要な圃場畦が壊れては水が漏って圃場全体に水が掛らなくなってしまう。凸凹の掘られた畦は肩掛け草刈り機械でも高速回転刃が石にぶつかり出来なくなってしまう。

急な勾配な圃場の畦草刈りを諦め情操剤散布で対応する。根まで枯死する除草剤では畦が崩れてしまう危険がるので使う事が出来ず茎葉だけ枯らす除草剤を散布する。山里の米作り益々経費が掛り益々放任農地が増えるばかりで大変。