水戸卓夫
週末に又雨降りの天気で参ってしまう。りんごの着色日射しが無い日が多く曇り空が続いていた。やっと気温が上がり青空になって遅いながらもふじりんごの着色が増して来たようで喜んでいた。つかのまの晩秋の良い天気だった。
そろそろふじりんごの収穫時期で選りもぎしている農家も見かける。日陰や枝に密着しているりんごは着色が斑になって色の悪い。収穫時に邪魔な葉っぱを摘んだり、りんごを回したりして陽当りを良くして残して成らせて置く。
収穫の終ったりんごの枝はりんごの重さの分だけ軽くなり上がって行く。樹形全体が変わり日陰になっていた所にも陽が刺して来る。晩秋の短い日射しでも日数が経てば赤く色付いて熟して来る。２回目の収穫で全部収穫するのだが残りりんごには野鳥が集団で寄って来て突いて障害果が増える。また初雪の早い年は雪の重さで枝折れや傷果、落果で大変な事が起きてしまう。
来週半ば辺りから収穫を始める予定だがまだ水田には杭掛け自然乾燥米の稲がある。やっと乾き始めて圃場、稲束も短い間隔での雨降りの天気で乾く間のない悪天候。焦っても天気が悪いのではどうにもならない。
昨夜からの冷たい雨で夜明けが遅く、茶の間の炬燵で週間天気予報を見ながらりんごの収穫期を家族で話あっている。外見、内容も完熟した美味しいリンゴの収穫するため、昨年の作業日誌、親父のブログを参照しながら選りもぎ、一気に全部収穫するか？初雪の時期もあるので判断は難しい。