除草剤

2017-11-04 05:39:37 | 日記

研修旅行前に園地に除草剤散布をしてまだ残っている園地の散布をする。15L入りの肩掛け散布機械に満タンして列毎や1本毎に根元に散布する。散布液、散布機械の重さは20kgを越す、背負って担ぐには結構の重さがある。散布液の飛散でヤッケズボンやジャンバーの服装で樹木の枝したをかいくぐって散布する。

収穫の終ったラ、フランス、さくらんぼ園地は余り腰を屈める必要は無く楽に散布出来る。収穫前のふじりんごの根元に散布するのに重い散布機を背負って成っているりんごの実に傷をつけないように気を使いながら散布する。

りんごの重さで枝は垂れ下がって腰を屈めて潜って散布するのは腰に負担がかかる。万一ギックリ腰でもなったら研修旅行に行かれなくなる心配から程々にして全部終っていなかった。バス旅行座りぱなしの長旅だったので腰痛には気を配りながら散布する。

動力噴霧機での園地全面散布ではなく根元だけに野鼠対策を兼ねての散布。噴霧器での散布よりは散布液が少ないので薬液の濃度を濃くしている。余り早い時期に散布すると根雪前に新しい雑草が生えて来て又散布しなけれならなくなってしまう。

根元にはヒメオドリコソウ等に1年草の雑草が青みを増して伸びている。果樹園地は落葉が始まり丁度良い時期の散布で安心する。翌春には果樹の根元の雑草は枯死して野鼠の餌、通路、住処も無くなり野鼠対策にはもってこい。

それでも落葉後は農具で綺麗に雑草を払い除けて野鼠から守っている。視察先の園地でも根雪前に除草剤散布して同じように野鼠対策をしていた。