晩秋

2017-11-18 04:26:39 | 日記

 

国道沿いで住宅並びの側に場所移動してふじりんご収穫。近くの里山の紅葉は色褪せて落葉が始まって来た。東方面のそびえる標高1200m程の面白山は真っ白な積雪で周辺の様子が冬景色に一変する。側の里山からカモシカ、イノシシ、猿、熊等いろんな獣が下がって農作物に被害を与えている。

カモシカは人慣れして園地を葉っぱを食べているのを見かけるがびっくりして逃げて行く様子も無く離れて行く。猿、熊の食害はまだそんなに酷い被害はこの辺りではない。ただ水田に入って泥被りしたり、ミミズ等の餌探しに畦を壊して被害は毎年増えている。日中でもイノシシの親子連れを見かける事がある。

 

里山から直ぐに果樹園では無く2~3枚の水田がある為果実の被害はないので未だ安心。広い減反の圃場にはさくらんぼ、りんごが植栽されている。全て成木果樹園でただラ、フランスは酷い胴枯れ病等の病気が多く里山から下りて来る野鳥の被害が多くさくらんぼの改稙した幼木がある。顧客の注文に答える為コルト台の紅秀峰を植えている。

ふじりんごはわマルバ台木にM26台を接ぎ木して北斗の品種接ぎ木して栽培したがなかなか商品性がなく当時の流行の着色系のふじを一挙更新した。全て苗木は自家製でふじの成木になるまでは相当な年数は収入がなく難儀した園地。

昨年は黒星病でやられて今年も心配したが思ったよりの被害果が少ない。他の軸割れや獣の被害果も少なく近年にない出来栄えで精が出る収穫。