夕方から降水確率は高く明日にかけて雨模様の天気予報。ふじリンゴの収穫始めにまだ早いのではないのか？と不安していた。週刊予報ではここ1週間は傘マークの悪い天気続きでもぎ始めて良かった。まだ雪マークの天気ではないので安心しながら収穫が出来る。
立冬も過ぎると寒くなり厚い防寒着で風予防をしながら作業をしなければならない。雨の中の収穫は雨ガッパを着って肩にかけた収穫籠の紐で体の自由が効かなくなり高所作業は危険で気を使う。脚立の上り下りも踏み段から降れた靴底が滑って転落する作業事故が増えて来る。
天気の良い日の作業とは違い雨空の日は日暮れが早まり４時過ぎると帰宅する。１日の実際、園地での稼働時間は６時間程度で短い。秋の昂林の収穫期とは違い働く時間は短くなり仕事は捗らない。昨日とは違い日の出ともに明るい陽射しで天気が変わる前にとふじりんごの収穫。
いつの年よりは障害果は少なく収穫作業を面白いほど捗る。完熟のリンゴで湿気が多く気温も高いので果実の肥大の影響なのか軸割れが見られる。まだ新しい軸割れで傷跡は生々しい傷口で障害果に振り分けられる。収穫籠から１個々取って選別するにも軸割れには気を使う。