水戸卓夫
周辺の高い山頂には初冠雪でそろそろ里山にも雪の便りの季節、りんご収穫は天気予報とにらめっこの毎日。朝から明るい日射しで気温は高い。所に寄り一時雨の予報が外れりんご収穫は雨ガッパは不必要で今日は儲けものだと笑顔でりんごもぐ。
これからの雨降りは冷たいミゾレ混じりで雨ガッパを着っても寒くてりんご収穫は大変。午後から降水確率は高く気温も急に下がって来る予報。雨降る前にこの園地の収穫を終そうと急ぎながらもぐ。この明るい日射しの天気も今日限りで暫くは雨、雪マークの予報。休憩時間もそこそこにして真っ赤に熟したりんごもぎ。
心配していた鳥害果は少なく何時もなら収穫しながら害鳥が集団に飛んで来て突いている。騒いでいる野鳥が気がかりで収穫作業を休んで手を叩いたり大声を出して追い払っている家内。今年は至って静かな園地時たま遠方のさくらんぼのパイプハウスの上にカラスの集団が騒いでいる程度。まだこの園地にはカラスの食害は無く助かる。
傷果はジュ－ス用にも成らないので園地の廃棄している。ただ１個丸まま捨てると野鼠の越冬時の餌になって酷い野鼠被害に逢ってしまう。廃棄したりんごは長靴で踏んづけてつぶして早く腐れるのを助長してやる。鳥害果等の障害果が少ないと面倒な作業もしないで選果出来るので仕事は捗る。
気温は上がり防寒着の１枚脱いで雨降る前に収穫を終そうと急いでもいだので予定より早く終った。午後から収穫する園地に空コンテナ、脚立を積んで移動する。