百舌の貯食

2017-11-22 04:27:58 | 日記

 

 降水確率は低い予報で後明日だけは曇り空で雨、雪マーク。初積雪の雪は真冬日の寒さで溶けないで木々の葉っぱやトタン屋根には残っている。朝食後早目にりんごもぎに行こうと思っていた。外の空模様を眺めながら茶の間で朝茶を飲んでいる。

グレーの雲行きが変になって来て黒い雲に覆われて来た。窪地に溜まっている水溜まりには雨紋が付いている。雨ドヨの出口に下がっている鎖には屋根溜まる雨水が伝って落ちて来る。予報は外れ朝から雨降りで段々ミゾレ模様の悪天候になって来た。

明日でりんご収穫を終そうと予定していたので雨ガッパを着ってりんごもぎに出かける。雨ガッパを着っての作業は収穫籠の紐で体を縛っているので自由が効かない。脚立の上り下りも大変で踏み段から滑り落ちる危険もあり急がず慎重に収穫をする。

小雪混じりの小雨の中りんごもぎ余りの冷たさで指の感覚がなくなって痛く感じて来る。滑り止めのゴム手袋を掛けているが真冬日のりんごもぎは大変。もいでいると小枝に小さい足の指のような物が見える。

近づいて良く見ると小ネズミの死骸でりんごの細い枝先に刺さっている。冬用の貯食で百舌のはえにえでこの秋には3ヶ所見つける。雨蛙やイナゴの死骸で昔は数カ所にあり百舌の初鳴きは賑やかだった。

この頃は自然環境が変った為か野鳥が少なくなって来た。農作物生産に食害等の影響がない猛禽類は増えて来るのは有り難いのだが餌になる鳥類が減っては生活できないようで鷹、鳶、ハヤブサはめっきり少なくなって来た。