日中の最高気温は２０度を越す天気予報で朝から青空。ふじりんごの収穫も好天で気分ご良く仕事は捗る。場所移動してのりんごの収穫で野鳥の被害を心配していたが思っていたほどの被害果は無く安心する。
１１月上旬の気候とは思えない程の清々しい青空で気温も高い。里山の紅葉、明るい日射しでまだ美しくしい。西山の高い月山には既に冠雪して青空バック映える。２４節気の立冬で段々初冬の景色に移り変って行く。この園地我が家では１番面積の広いりんご畑だが老木で所処の空き地には幼木が植え替えてある。
まだ中学生の頃に父が養蚕から果樹栽培を目指して植えた紅玉やスターキングの品種でそれに髙接ぎして品種更新をしたふじや王林、昂林がある。王林の増殖で一時期に安値でまた品種更新して新しい品種に変っている。
それでも髙接ぎの老木は樹勢が弱まり生産量が減ってまた苗木を植えている。髙接ぎしても３年間くらいは収量がないので農家としては大変。２回程品種更新で髙接ぎすると長い年数収入はないので厳しい経営だった。
酪農と複合経営でなんとか専業でやって来た。前の出始めの頃のふじりんごとは違い、新しい品種改良が進んで着色系が主で真っ赤に熟したりんご。軸割れも少なくまずは安心しながら収穫作業を急ぐ。この天気明日から雨で気温も下がり冬方の天気になる前触れのようだ。