速度の遅い台風１１号の影響で雨降りが続く。ラ・フランスの防除予定８日の調合薬液分譲は中止のままで調合所には中止の看板が下がったままの状態。５時の分譲開始で調合の準備等当番者は早目に行き空模様を見ながら分譲を始めるか決断する。天気予報を見誤り分譲開始後防除途中に雨にやられると翌日再散布になる。
調合槽の調合液も廃棄になり調合組合、薬液散布者は高価な調合液の二重散布量で損失をこうむる。１リットル１１円を超える調合液１回の防除で４，０００リットル位でも４０，０００円も無駄。朝に雨が降り日中晴れ上がり防除が出来る天気になっても通勤者が多い調合組織では分譲が出来ない。
当番の責任が大きく１５分前頃から集まり３人体制の当番が分譲するか止めるか判断する。分譲樹種はサクランボ、りんご、ラ・フランス、スモモの４つで分譲量の多いりんごは１回の分譲日は２日間。大体１０日間置きそれぞれの樹種の防除で１樹種４日も中止になるとそれぞれの樹種の分譲も一緒に遅れてしまう。
昨夜は東北地方に最も台風の影響がある報道だったので強風でラ・フランスの落果が心配だったが何事もなく通リ過ぎて行ったようだ。それでも今朝は台風の影響で黒い雲一面の空で今にも雨が降ってきそうな空模様。
息子は５時前に車で調合庫に分譲開始の様子を見に行くが直ぐに戻って来た。あ～あまた雨の心配で中止の看板が下がっていたのだろうと察する。お盆にする墓参りの清掃も雨降りで墓地の地面は粘土で滑って天気が上がるのを待っている。