久代の日記

音楽、矯正治療のこと、日々のこと等

名医。

2017-03-21 20:22:18 | 日記
ビデオを見ていました。生体肺移植に力を入れている岡山大学の先生。3歳の、人口呼吸器で生きている、明日をも知れない子供の命を、親の肺を移植して成功させていました。小さい子供の体に移植する訳ですから、小さい肺で移植出来て、母親の体も少ないダメージで済んでいます。この手術は初めて、海外で行われ、50日後に亡くなっていたんですね。この手術は、タブーになっていたそうなんです。でもこの先生が何が原因で亡くなってしまったかを、海外の文献でつきとめるのです。肺が動いて、動脈がねじれて、血液がいかなくなり亡くなっていったのです。肺が動かないよう、先生の秘策がありました。技術的には出来るので、あとはやり方なんだと思います。人口呼吸器で生きていた子供は元気になり、3年が立った今は自転車に乗っていました。ほんとうに命が救われるんですね。肝臓だけが、再生出来る臓器であとは、再生出来ない臓器ばかりです。みんな肝臓みたいに再生出来る臓器なら、助かる人たくさんいるのにと思ってしまいます。


ドキュメンタリーでたぬきさんの事を放送していました。特攻隊員で亡くなっていった家族から直接話を聞いて、自分の使命だと言って、演劇で当時の事を再現していました。伊達千恵子さんの事も演じていました。こんな大事な仕事をしていた人が癌になり、60代そこそこで亡くなっていくのです。人の辛い気持ちを再現してくれる人を、良い人を早くに癌にさせてしまい持って行ってしまうんだと、何て良い人を早くに死なせてしまうんだろうと思ってしまうのです。憎まれっ子世にはばかれにはなってもらいたくないです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする