毎年この時期、7月最終土曜日と8月第一土曜日は、岐阜市の長良川河川敷で新聞社主催の花火大会が開催されます。7月はC新聞、8月はG新聞のそれぞれ主催で、もはや維持の張り合いの如く、主催ではない花火の日は、まるで花火が無いような紙面ぶり。
それは兎も角、名古屋からも近く、花火見物の方が多く訪れます。その方々を花火会場近くまで輸送するのが、臨時バス(シャトルバス)。バス車内はそれほどでも無いですが、乗るまでの行列と途中の道路の込みようがハンパではなく、4年前に書いた弊ブログ記事がこの時期になるとよく検索されます。
2008年7月19日記事「岐阜長良川の花火大会へバスで行かれる方」
2008年7月27日記事「花火終了渋滞が緩和」
この間にJR岐阜駅前のバスターミナルが整備され、花火臨時バスの乗り場も2008年記事とは異なる場所になりました。そこで今年2012年7月28日の花火臨時バス行列の様子を書いてみます。撮影は17時20分頃です。
JR岐阜駅発の臨時バスの乗り場は、JR岐阜駅前バスターミナルの15番乗り場。状況に応じて14番乗り場でも。下の画像の中央上が15番停。現在乗り込み中。待ち行列は画面右からうねうねと続いています。
別角度から。この広場全てをクネクネと待ち行列。そして赤いコーンに添って、画像右下角へ続きます。
上の画像の右下角からの続き。中央の建物はトイレ。トイレの裏を通りさらに続いています。
トイレの裏からの続き。画像右上に先ほどのトイレがあり、行列はバス進入路の横断歩道で一旦途切れさせています。係員がいますので、途中横入りはできませんよ。そしてこの広場でうねうね。列に並んだ側からすれば、ここでは二度目の「うねうね」です。行列は左下部へ続きます。
更に続き。上の画像の続きはペデストリアンデッキの下へ。もうここからはJR東海の区域ですね。よく見え難いですが、デッキの下でうねうねがあり、最終的な行列の最後(並ぶ側からは先頭かな)は、JRの改札に続く階段になります。
結局、バス乗り場まで何百メートルの列なのだろう。普通に歩いても150mはありますし、列を延ばす「うねうね」が三回あり、上の画像の最後部に並んだ方、バスに乗りまで何分かかったのだろう。1時間近くかかっていそうです。
これら高い所から見てみようって事で、シティタワー43に登ってきました。
左上が乗り場。そこでうねうねと並び、そしてトイレの裏へ。少し途切れています。そして画面手前側の広場でうねうね、その列は画像右下のデッキに隠れています。このシティタワー43からは17時45分に撮影。
しかし比較的道路は、花火開催にしては空いていましたね。岐阜市の周囲を周回する道路が出来、そこにカーナビが対応出来るようになったためでしょうか。2008年の時でもそうでしたが、岐阜駅周辺で見る道路は、普段並みの込み具合。
花火終了後にある方から報告がありましたけど、岐阜公園歴史博物館前のバス停でも、岐阜駅方向のバスが何台か通過したそうで、2008年弊ブログ記事のような、極端なことは起きにくくなったようです。
それでも花火帰りの臨時バスは、花火会場からはるか離れた市内寄りですので、帰りは歩くことを前提にせねばなりません。以下は岐阜バスwebページより。
【往路】
■名鉄岐阜→岐阜公園歴史博物館前バス停
名鉄岐阜発16:00頃~19:30の間 随時運行
[のりば]名鉄岐阜駅 岐阜バスターミナル内 [Eのりば]付近 より出発
■JR岐阜駅→(旧)忠節町2丁目バス停
JR岐阜駅発16:00頃~19:30の間 随時運行
[のりば]JR岐阜駅ターミナル[14番][15番]付近 より出発
【復路】
■岐阜市役所前→名鉄岐阜
20:40頃~22:30で終了 随時運行
■裁判所前→JR岐阜駅
20:40頃~22:30で終了 随時運行
臨時系統に充当されたバス。貼り紙の数字「J**」はJR発着。この車、元名鉄バスですね。
貼り紙の数字に記号が無い「**」は、名鉄岐阜駅発着の臨時バス。今やJRの方がお客さんが多くなったので、名鉄岐阜駅発着用をJR発着に回したようです。元岐阜市営の車両。
おまけ。7月から運行を始めた、信長バス。
この信長バス、乗ってみましたけど、アカンわ!。車内、中扉~前扉間も左右に二人掛けの椅子になって、通路が狭い。混雑には不適応。空いていることを前提にすれば、着席定員が増えていいでしょうけど、やっぱり都市のバスは混雑時を前提にした設計でなくては。この信長バス、混雑には適応できません。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます