三連続投稿、東山動植物園ネタです。
東山の悩みの一つにカラスがありまして、来園者の残した弁当残りをゴミ箱からあさったり、飼育している鳥の中に入って餌を横取りしたり、夕方ともなれば空を埋め尽くすほどの大群が飛んだりと、まぁ迷惑な存在です。
カラスの悩みは何もここ、名古屋東山動物園だけではないのですが、聞く話ではまだこの東山は軽い方だとかで、人との係わり方で自然界のバランスを崩している警鐘ではないかと思います。
さてそんなカラスですが、チャレンジャーな個体は人が近寄っても逃げもせず、悠然と構えています。ま、これは私のような動物には物怖じしない(除く爬虫類)からかもしれませんが、奴さん逃げないのでカラスの観察出来放題。
というわけで、先ずは5月31日撮影のカラス。植物園内のあまり人が来ない屋上休憩所で読書兼昼寝していたら、隣の芝生でカラスが散歩していました。私との距離は約3mです。
こちらは6月3日のキリンの前。キリンいうてもビールちゃいますで~(笑)
ゴミ箱の上で遊ぶカラス。私が近づいた時は一瞬ひるみましたが、その後はご覧の通り。
私との距離、1mです。
ゴミ箱のステンレスは滑り易いのですね。カチカチ音を立てています。その様子を見ていると遊んでいるのではないかと。
遊ぶと言えばこちらかな。
傍の階段の手すりに移動したかと思えば、ズル~と滑り落ちては元の位置に戻る、という動作を繰り返します。単に滑り落ちたから位置修正であったかもしれませんが、カラスはたいへん智恵が発達しているとも聞きますので、智恵の発達した動物に付き物の「遊ぶ」という行為だったかも知れませんね。
アオバズクは珍鳥で人気も高いのですが、カラスはあの色からして行動からして嫌われ者ですね。私みたいです(笑)。でもそんなカラスも自然界を構成する一員であり、観察していると色々なことが分ってきます。
>風来坊さん
ゴミの出し方にも問題があるようで、カラスからみれば「ハイどうぞ!」ってな感じかもしれません。
里山は荒れ、都市はゴミが溢れ、どこか循環のバランスを欠いていると思います。
>パレットブルーさん
一宮は何時ごろまで降っていたのでしょうか?
家庭菜園へはカラスだけでなく、いろいろな鳥が狙っていることでしょう。
奴らは上から進入できますので。
今日は、一日雨です。
カラスですか、我が家の家庭菜園にも来ます。
でも、隣の畑のほうが本格的なので、そちらを荒らしているようですが・・・。
でも、色々と被害が多いので、困りますね。
カラスもゴミを出した日なんかに里に下りてきてゴミをつついて迷惑な鳥ですね。元をただせば人が里山を追い出したのですからね。それにしても観察をしていれば賢い鳥ですね。 風来坊