mitakeつれづれなる抄

普段いろいろ見聞き感じ考え、そして出かけた先で気になることを書き綴ったブログです。

東山動物園がとうとう閉鎖・休園

2016年12月11日 | 東山動植物園
 園内で飼育してる鳥(コクチョウ)に鳥インフルエンザの陽性による死亡が発生した東山動物園。
 その後も別の鳥(シジュウカラガン)が、動物病院で隔離していたものの、死亡したことで、本日12月10日(日)から当分の間動物園エリアと植物園エリアの一部を閉鎖することになりました。
東山動植物園閉鎖エリア図報道発表(PDF)

 動物園エリアは、本園と北園の全て、植物園エリアの一部とは、南園と称している花園橋から南の子ども動物園のあるエリア。

 しかし憂慮したことにとうとうなってしまいました。
 休園だけはなんとか避けたかったところですが、防疫の面ではやむを得ないところです。
 私が行くのは植物園ですので、今のところは大きな影響はありませんが、地下鉄東山公園駅と植物園の間は、動物園縦断ルートと称して、間の動物(トラとニホンカモシカ)が私を見知ることになり、それらと顔を合わせるのが楽しみとしておりました。
 個人的な点では、そんな感じですが、動物園は教育施設でもあります。子供たちがかわいそう。
 今は冬で、そう多くはないですが、寒くても子供は元気、動物園は子供たちでにぎわっています。
 それが今日11日からはいなくなるわけで、子どもたちもかわいそうですが、動物たちもかわいそう。
 動物園の動物たちは、あれで結構来園者を見ているものです。
 その例が私に懐いている、トラとニホンカモシカです。

 こんな時に超個人的なことを書くと、とりあえず植物園は入れますので、年パスは無駄にはならずに済みます。
 植物園も休園になったら、有効期間の延長を求めたいところでした。

 ところで、防疫の点ですが、最初に見つかった鳥インフルエンザの陽性であったコクチョウは、動物園正門入って直ぐの胡蝶池にいました。
 報道(テレビ)の映像を見ると、胡蝶池の周りに石灰などを撒いて消毒していましたが、この胡蝶池に隣接して民地があります。マンションが建っていますが、動物園内でさらに死亡した鳥がいた池までの距離よりも、このマンションの方がはるかに近いです。
 鳥インフルエンザウィルスは、動物園の境界なんぞ見えませんし関係無いです。距離的な問題ですので、この隣接地の防疫は大丈夫なのかな?とふと思ったりします。

 それと、今日から動物園は休園することになりましたが、今度再開する時期が難しいです。
 どのタイミングで安全とするか、その見極めは極めて厳しい判断になりそうです。
 大きな問題になってしまいました。

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