mitakeつれづれなる抄

普段いろいろ見聞き感じ考え、そして出かけた先で気になることを書き綴ったブログです。

また起きたスマホ操作の交通事故

2017年02月09日 | 道路交通安全の考え
 8日、埼玉県草加市で、信号交差点でトラック二台が衝突する事故がありました。
 この事故の様子、街角の防犯カメラなのかな、衝突する状況が録画されており、ニュース映像で放送されていました。

 交差点の角に据え付けられたカメラ、手前に一人の女性が立っています。そこへ画面左手からトラックが交差点内に進入、その瞬間、画目右からもう一台のトラックが交差点に進入し、左から先に交差点に入ったトラックの右側面に衝突。
 右から入ったトラックの方が速度が速かったため、衝突した二台は画目奥の方、左手へと押され、交差点反対側の歩道上を歩く、親子連れの二人に当たった、というもの。
 カメラにしっかり写っていますが、交差点左から入る方向が青信号の現示、右手からの方向は、赤の現示でした。
 ニュース、当初伝えていた内容では、右からのトラックの運転手、なぜ衝突したのか分からない、と言う内容の事を言っていたと伝えていました。
 これが今日、伝えられたニュースでは、右から信号無視で入ったトラックの運転手、スマホを操作しながらの運転していたとのことが報道されました。

 この事故のニュース,Yahooのトピックで知りました。その際の見出し「母が子の上に覆いかぶさるように」というような見出しでした。
 母の覆いかぶさったお陰で、子は軽傷で済んだものの、母は亡くなってしまいました。

 事故の報道当初はスマホを操作しながら、ということが明らかとなっていなかったので、悲しい事故、なぜ右からのトラックは信号を無視したのだろうか、しかもかなりの速度。
 病的なものがあったのだろうか。だとすると、それはそれで悲しくも不幸な結果だと思うところへの、スマホを操作しながらであったとの続報。
 もう怒り心頭です。またしてもスマホ操作しながらの運転。

 何度も書いていますが、自動車運転しながらは、何となくできそうな感じがしてしまいます。
 自動車を運転するのも日常当たり前、スマホを操作するのも日常当たり前、なので、この二つ同時にできてしまいそうな感じはします。
 しかし、実際には案外、スマホなど、携帯機器の操作には神経の注意力が必要になってしまいます。
 脳というものは上手くできているもので、スマホを操作して周囲への意識が働かなくとも、視野の欠けた部分を補います。
 そのための、自動車運転中でもスマホ操作ができてしまいます。
 
 こういうこと気づかない人が多いです。
 結果、これまでに、スマホ操作しながら運転の危険性が報道されようと、それは「注意していれば大丈夫」という緩い考える。
 なので相も変らず運転中にスマホを操作する人が絶えません。
 本当に多いです。バス停でバスを待つ時、近所のバス停は信号交差点付近なので、停止した車を見ると、スマホを操作している人をよく見ます。
 赤で止まったところで操作の続きをしたのだろうけど、赤信号で止まっている時も運転中です。

 このような、運転中にスマホを操作しながらは、収まるところ、安全への規範意識が軽いのだろう。
 軽いのではなく、無い、のかもしれません。
 注意しているから大丈夫。そう仰る方が多いと思います。

 文化でしょう。道路交通法の規定通りを厳格に守るものではない、という社会風潮では、こうした事故は無くならないと思います。
 私の出来ることは、常に周囲の自動車の動きに神経Wを働かせることですね。数秒後にどの様な動きをするのか予測です。
 なので、信号の所でも、自動車は赤に気付かず止まらないかもしれない、との可能性もあるので、交差する自動車が止まってから歩きだします。
 「だろう」運転を排除すべきように、だろう歩行は致しません。

 前記、バス停近くの信号交差点、一度見たことがあります。バンタイプの軽自動車が速度は高くなかったものの、赤信号で進入しました。
 それを見て、信号交差点では必ずしも止まる車ばかりではないと、悟った次第です。