mitakeつれづれなる抄

普段いろいろ見聞き感じ考え、そして出かけた先で気になることを書き綴ったブログです。

名古屋港イタリア村

2008年05月13日 | 名古屋

新聞等報道の通り名古屋港イタリア村は5月7日、破産手続きに入りました。Dscf0017_2 唐突な出来事であったようで(上層部はそのつもりだったと思うが)、前日の5月6日は普通に営業し、従業員の皆さんも翌日の準備をして帰られたそうです。そこへ5月7日の昼前かなイタリア村公式webページを見たら「本日臨時休業します 5月7日付」とあり、何だろうかと思っていたら破産手続きのニュースが。。。
 
 いや、ショックでした。2月以降の諸々を見ていれば薄々予測は出来ていたんですが…。
 
 私、イタリア村にはただ「行っただけ」というのを入れて都合20回近く行っております。そのうちの一回は開業の日です。開業の日…を含めて間もない頃…は建物も床も綺麗で従業員さんも張り切っていて、それが好印象に繋がったのでしょうね。モノ買わずとも食べずとも、あの雰囲気に浸って散策したりペンチで読書したりと、とても良いスポットの一つになりました。
 
 開業三週間後に「あまりの人気の高さで場内整理」という理由に、土日祝日は午後6時までの入場の際には商品券を購入させる方法となり、その当時はそれなりに理解していましたし昼間行きたければ平日に行けばよいと思っていました。が、、、
 
 風向きがおかしく感じ始めたのは、2005年の夏から秋にかけて。
Dscf0030_5 それまで自由に歩行できた、今結婚式場があるクレールベイサイドの方へは立ち入れなくなりました。運河を橋で渡り、独立した空間であるを回遊するのは散策の楽しみでありました。教会の完成、そして式場の営業開始に伴うものですが、とても残念でした。
 村内はペンチは増設されたものの、お金を払って食事する空間に転用され、やがてイベント事を多用するようになり平日も商品券を買わせるようになり、やがてイタリア・ヨーロッパとは全く関係ないイベントも出して、2006年秋には私からイタリア村は離れた存在になってしまいました。
 
 そして2007年の正月過ぎ、久しぶりにイタリア村のwebページを見たら、「完全入村無料」とあり、全日とも商品券を買わせる方法は止めたようです。で、行ってみれば…真冬とあって、お客さんはえらく少なかったですね。
 
 しかし無料となっても、おかしくなった私の印象はあまり上がらず、相変わらずクレールベイサイドの方へは行けず、イタリア村へはタマに行く、まさしく「行っただけ」の存在になってしまいました。
 
 そして最近では2008年4月27日日曜日、Dscf0020_4 大型連休前半の日曜日です。賑わっていました。ピザ屋にも行列が出来ていて、トッピングして焼いている様子も少々見辛いぐらい。しかしあの人たちは大部分が「お初」だったのでしょうか。リピーターがつかなかったということですが、そんなこと分かる様な気がします。
 
 2008年5月7日、唐突な破産手続きの報道、そして臨時休村。事実上イタリア村は2008年5月6日が最終日となりました。5月10日からは「在庫一掃処分セール」が行われていますが、これも今日13日まで。
11日に「セール」を見てきましたが、まぁ何とも哀れな…。一応村内には音楽かかってはいましたが、各お店は出入り口を全て開けず、入場と出場の二つだけを開け、しかも厳重な管理、入場口には長い行列、殆どの飲食店は営業せず、ジェラートのお店とクレープのお店だけ。テナントさんですね。
 
 建物の殆どが条例違反の木造というのも破産…閉村となった理由で、今後仮に新しい運営会社の元でイタリア村が再開されても、今の姿では再開できないです。午後5時の閉場にもう二度と見ることの出来ない今の姿をしっかりと見ておきました。
 
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 都合20回ほど行ったうちの半分は、開幕の日を含め2005年に行ったものです。
その中から何枚か画像をおいておきます。

これら画像は開業の日:2005-4-2撮影 

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これらの画像は、古いほうのマニュアル出来ないデジカメで、全て手持ちです。