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mitakeつれづれなる抄

普段いろいろ見聞き感じ考え、そして出かけた先で気になることを書き綴ったブログです。

桃のマッチ生産終了へ

2016年09月27日 | 日記
 ツイッターで知った情報です。紙の箱に桃の絵が描かれているマッチを製造している兼松日産農林は27日、来年3月末をもってマッチの生産販売から撤退すると発表したとのことです。
産経新聞の報道:兼松日産がマッチ製造撤退 機械が老朽化

 直接の理由は、製造機械の老朽化ですが、そもそものマッチの需要が大きく減っているところ。
 1939年(昭和14年)に製造を始めたこのマッチ、「桃」や「象」の絵が描かれて、これが商標にもなっています。
 桃の絵はよく存じ上げていますが、象の絵は、あったような記憶です。

 使い捨てライターはコンビニなどで100円程度で販売され、点火器具もいろいろあり、そもそもの点で、台所のコンロなど、火を用いる器具事体に点火装置が付けられて、マッチの出番はほとんど無くなりました。
 逆に考えれば、まだ製造されていたのですね。

 ・・・などと書いていますが、実は我が家はこの桃のマッチは現役です。
 蚊取り線香も現役で、この蚊取り線香の点火でこのマッチが登場します。

 製造機械の老朽化とのことで、昔懐かしい桃のマッチも時代の趨勢ですね。
 この桃のマッチの商標は、姫路市の日東社に譲渡するとのことです。

21年目の1.17

2016年01月17日 | 日記
 今日は、1月17日。忌まわしい兵庫県南部地震から21年目。
昨年が20年目で、当然ながら「何年目」の数字はどんどん大きくなります。
それだけ人々の印象も風化していくわけですが、私は神戸の街を知っているだけに、忘れることはできません。

 毎年、同じことを書いていますが、1995年1月17日は、神戸へ行く予定をしていました。(青春18も残り一枚ですし・笑)
 しかし前の晩は寝付けず、明け方に何やら若者が騒ぐ声。
何だろうかと思う間もなく、大きな揺れ。
かなり大きな揺れでしたので、憂慮されている南海トラフによる海溝型地震、つまり東海地震かと思いました。
一番揺れていた時で、吊り下げ形の蛍光灯がゆらゆら揺れる程度でしたので、東海地震ではないなと直感。
しかし、ゆさゆさ揺れるのは、近くではなく、遠くの地震だと判断。
 その際の時刻は5時48分。
直ぐにテレビを点け(当時はテレビに情報を頼ってました)たら、NHKでは既に地震速報をやってました。
その際のスタジオ速報からは、自宅と同じ5時48分ごろに地震があったと伝えています。
しかし震源は関西地方。
そしてNHKは大阪局に切り替わり。
震源の位置が明らかとなり、明石海峡付近。
淡路島のどこかで震度6とのこと。
神戸の状況が気になりました。
鉄道は動いているのか、等々。

 やがて夜は明け、神戸の市街地がとんでもないことが明らかに。
 ヘリからの映像で阪神電車の御影留置線が崩れ、電車が下へ転がってます。
 これは血の気が引きました。
 今だったら命の危機になるほど本当に引きました。
 近所に知人が住んでいます(した)。

 その後、阪神高速道路が深江で横倒しの映像。

 御影留置線の近くの阪神電車石屋川車庫は、高架構造の高架が落ちたのか、電車は凸凹に波打ってます。

 その時点では神戸の震度発表はありませんでしたが、やがて震度6と発表。
 この神戸と宝塚の震度6は、後に現地調査で震度7と訂正されました。
 当時の震度階級判定は人の感覚によるもので、通常即時発表する震度は6(烈震)が最高で、震度7(激震)は建物倒壊率などから、気象庁職人による現地判定によるものとされていました
その震度7が初めて発表された地震でした。

 御影近くの知人は、建物全壊で怪我は有りましたが、全員助かりました。
そのほかの知人関係は亡くなった方はいませんが、どこそこの誰々さんは亡くなった、という話は聞きました。
とにかく、街の姿が変わってしまったことにショックです。

 3年前に体調を崩してからは、追悼のつどいには参加出来ていません。
 3.11と並んで大きな地震災害。
 この瞬間を体感した者としては、後世に繋いでいかねばなりません。
 人は忘れるように出来ています。
 地震は忘れてもいいんです。しかしその結果の震災は忘れてはなりません。

山手線はやっぱり一周の区間なのだろう

2015年12月24日 | 日記
 今日のTwitterで見かけた情報です。東京の山手線の駅で好感度調査というのがあり、一位は恵比寿駅だそうです。
朝日新聞web配信記事:「山手線29駅の好感度調査、1位は恵比寿 2位以下は…

 リンク先、朝に見たときは、好感度の高い駅が表で掲載されていましたが、今は登録者限定記事になっています。

 恵比寿駅が人気なのは、駅の周囲の雰囲気ですね。
 渋谷区の南東部。お洒落な街の一角です。
 最近は駅の上部に大きな建物が出来ているようで、図分様変わりしています。
 私からすると、浦島太郎です。

 で、ブログ記事にしたのは、山手線の好感度の駅、ということで、一周34.5km29駅が対象だそうです。

 私がこの質問をぶつけられれば「山手線」に限定した駅になりそうです。
 何度も書いていますが、線路名称の「山手線」と、一般の方が環状する電車の運行系統としての「山手線」の名称の違いですね。

 折も折、Youtubeでこんな面白い動画がありました。
 山手線に見る通勤電車の発達だそうですが、この動画の冒頭、山手線を紹介するときに、山手線は厳密な意味では、品川~新宿~田端間であると言っています。田端~東京間は東北本線、東京~品川間は東海道本線だと言うと、聞き手の女性の方「うそぉ~」。
 一般の方はこんな認識なのでしょうね。
 なので、有楽町駅は、東海道本線の駅ではなくて、山手線の駅、田町駅~品川駅間の新駅計画は「山手線に30番目の新駅」と新聞の見出しに載るわけです。

純さんのおもしろ鉄道研究所 (9)山手線でたどる通勤電車の発達


 中空軸カルダン、だとか、電気を切り刻んで動かすとか、インバータ制御とか聞き手の女性の方は「?」な言葉が多く出ます。

枡は益々ご繁盛・言葉遊びの粋

2015年12月06日 | 日記
 京都新聞web版記事からです。看板の文字に「何々あり“□に/”」というような文字、いや文字と言えるか?が読めますか、という記事。
 “□に/”は、□の中に/を描いたもので、量を測る枡のこと。
 今のコンピュータの世界では、一応文字コードに入っていますが、環境依存なので、あまり使わない方がよく、私の文章では避けます。

 これが読めますか?っていうもの。時代劇の長屋で、「仕立物でき□/」のような書き方で出て来まして、「仕立物できます」という意味。
記事:「○○あり〼 」読めマスか 店先の記号、「増す」に通じ縁起物

 時代劇のテレビ、ナショナル劇場大岡越前を見ていますと、時々出てきまして、そこで意味を知った次第。
 日本人の粋ですね。
 「何々致します」を「何々致し枡」と縁起を担ぐ。
 枡には、益々ご繁盛の意味があるそうで、縁起物。
 ここから看板の言葉遊びにつながったものです、


 言葉遊びですと、私、良くやっています。
 何々は有りません、の不存在を示す場合、何々は有馬線、とか書いたりします。
 或は、お姉さんを尾根遺産と書いたりして、偶に指摘を受けます。あ、もちろんネット上のことです。
 さらに、このブログでも書いたことありますが、予定のスケジュールを「スケベジュール」とかやって、遊んでいます。
 言葉遊びができる、知恵と余裕と、粋の文化ですね。

神戸でエアセクション上停止による運行障害

2015年11月16日 | 日記
 今朝、ABCラジオを聞いていたら、JR神戸線の元町駅付近で架線トラブルにより、JR神戸線(山陽本線+東海道本線)の明石~大阪間の上り線で運転見合わせ、とニュースがありました。
 架線トラブルとは何ぞや?と思いながら、あの辺は、エアセクションがあったな、とも思いましたが、過日のJR東日本根岸線桜木町のエアセクション停止による架線溶断事故があり、そう何度も同じことを起こさないだろうから、普通にパンタグラフが何かを引っかけたのか、ぐらいにしか思っていませんでした。
 しかしお昼頃になって、どうも架線のエアセクション内停止による、起動時の過電流で架線溶断したらしい、という情報が出てきました。
神戸新聞記事からです:JR神戸線で架線切れ 5千人線路歩く、15万人影響
JR神戸線 人身事故、架線切れで大混乱 急搬送の乗客も
JR架線切れ 過電流が影響か エアセクションから発進

 出来事を時系列にまとめると、午前8時5分ごろ、神戸駅~元町駅間の上り外側線の架線が切れ、朝のラッシュ時でもあり、駅間に多くの旅客を乗せたまま抑止。
 そのため、列車から旅客を降ろし、近くの駅まで歩いた、ということです。

 しかしこれに先立つこと、午前7時15分ごろに住吉駅で人身事故があり、抑止後の運転開始直後だったこともあり、ダイヤは大幅な乱れ。
 架線切断の現場付近も数本の列車が、ゆっくりと走行していたため、停止信号で停まったところ、その場所がエアセクション内で、起動したときに架線に大きな電流が流れ、溶断に至ったらしいとのこと。


 この区間、よく存じており、前面を見ながらよく乗っていましたので、確かにエアセクションがあり、「セクション抜け○両」という標識がありました。

 上の記事リンクの三つ目ページに、現場の地図がありますが、もう少し元町駅に近い所です。


 ラジオで一報を聞いたときは、複々線のどの線がアカンかったのか分かりませんでしたが、Twitterで線路上軌道内を歩く人の画像があり、複々線の一線のみ運転ということはできず、隣接線路ということで、下り線も運転見合わせとなりました。

 桜木町付近の事故も、今日のJR神戸線も、共通しているのは、ダイヤが乱れていたことです。根岸線桜木町付近の際は、花火大会多客で、駅停車時間が長くなり、後続列車が駅(の停止信号)に近づきすぎました。
 今日のJR神戸線も、朝方の住吉駅人身事故で、暫く運転見合わせとなった後の運転再開で、短い区間に列車が入り過ぎてしまったようです。
 そのため、停止信号にあたり、エアセクション内に停まってしまった、ということで、エアセクションの位置のあり方も、今後、見直さなければいけないようです。