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mitakeつれづれなる抄

普段いろいろ見聞き感じ考え、そして出かけた先で気になることを書き綴ったブログです。

一宮市図書館・webでは一足早く中央図書館誕生

2012年10月12日 | 書店・図書館

 一宮市図書館の豊島図書館。台風襲来の9月30日に41年の歴史を終え、来年1月に尾張一宮駅前東の新駅ビル「i-ビル」に入る中央図書館移転に向け、準備作業で閉館しました。

 新駅ビルの中央図書館は、現在の豊島図書館の移転となり、スペースがうんと広がり、これまで閉架書庫の資料もかなり開架になるそうで、データ整備もあって10月1日から10日までネットからの検索や利用者情報も使えませんでした。さらにこの10日間は、全ての一宮市図書館が休館になっていました。

 そして利用者情報が使えるようになり、私の貸出や予約情報を閲覧してみると、おやおや従来の豊島図書館のところ、既に中央図書館になっています。

 貸出一覧。資料名(書名)は伏せました。貸出館が中央図書館。借りたのは豊島図書館なのですが。

Kasidasi

 予約確保一覧。ネットで予約、受取館を豊島図書館と指定しましたが、既に中央図書館になってます。

Yoyaku

 豊島図書館が閉館したのにどうやって借りるの?同じ敷地にある別館で、予約資料の受取や、借りた資料の返却が出来ます。

 というわけで、超小ネタ、超ローカルな話題、そして私のリハビリがてら、こんな記事書いてみました。


豊島図書館はあと10日ほど・三ヶ月の休館で新図書館へ

2012年09月19日 | 書店・図書館

 一宮市立豊島図書館は、愛知県一宮市の図書館として1966年(昭和41年)、一宮他、西尾張の財界人である四代目豊島半七が、市へ寄贈された一般向けの公立図書館です。一宮市民である私も、よく利用させてもらっています。
※豊島半七の名は譲り名前で、代々の当主がこの名を名乗るそうです。

 この豊島図書館も建設以来45年以上経ち、当時の工事ゆえに建物の耐震性が問題となっている点、そして尾張一宮駅のJR東海敷地に新駅ビルが建設される事となり、この新駅ビルの施設として豊島図書館が移転する形で、中央図書館が入る事となりました。

 そして7月から図書館内にいよいよ移転のお知らせが張り出されました。
同じもの→http://www.lib.city.ichinomiya.aichi.jp/oshirase/2012/heikanoshirase.pdf

 移転の移行期間は、既に内々に聞いていた通りですが、まず現・豊島図書館は9月30日の閉館時刻をもって終了。3ヶ月間の移転準備を経て、尾張一宮駅新ビルでの中央図書館は、2013年1月10日にオープンです。

 現在の豊島図書館内には、「あと何日」と書かれたボードが用意され、いよいよ最後の日が近づいている事を感じさせてくれます。

   ♪   ♪   ♪

 しかし三ヶ月間、図書館が使えないのか。辛いな。図書館webページでは、「尾西や木曽川図書館などをお使い下さい」とありますけど、遠いわ!自転車ではシンドイです。いやその位の距離なら別に問題ではないですけど、普段行かない場所故に、精神的に遠いんだな。

 一昨年より地理地名関連で色々調べごとしているので、この三ヶ月間はどうしよう。名古屋へ出たついでの時間を変えて、愛知県図書館へ行くか、名古屋市の鶴舞図書館へ行くかになりますけど、県図書館は微妙に不便で精神的に遠い。鶴舞図書館は、名古屋市立一般に言えるけど、職員さん、形の上では親切に振舞っているけど、その実は不親切。私のような目に見えないところが見える者は冷たさがバンバン感じられ、あまり行きたくはないんです。

 さて、新駅ビルに開館する中央図書館。開館時間が延長され、毎日午前9時から午後9時まで。毎日が午後9時というのは、この地域では一番遅い閉館時刻ではないかな。勤め帰りの方も十分使える時間です。ちなみに尾西図書館が毎週木曜日が午後9時まで。県図書と鶴舞は午後8時で、土曜休日は午後6時とか7時になってしまいます。
(9/21 閉館時刻修正しました)

 そして利用者として頭痛の種が一つ。自転車。止める所が無い・・・ですが、この件はまた別の機会に。


図書館の資料・返却忘れると延滞金?米国で78年ぶり返却

2012年09月05日 | 書店・図書館

 2日前のYahoo!トピックにあった記事です。米国シカゴ市の図書館で8月30日、一冊の図書が返却されました。その図書、実に78年前に貸し出されたもの。返却に訪れた女性は捕まえられるのでは?とおびえていたそうです。

 その図書は、返しに訪れた女性の母が、その持ち物からシカゴ市のこの図書館のスタンプのついた図書を発見。この図書館では今、延滞金免除のイベントが行われていたため、これを機会に返却に訪れたらしい。

 そして図書館の担当者は、返却処理を無事行い、返してくれた礼を告げたという。

   ◇   ◇   ◇

 さぁこの記事で気になったこと二点。

  • 78年間も督促が行われなかったのか
  • 図書館に返却遅延の延滞金があるんですね

 先に延滞金のこと。日本の図書館は図書館法に定められた公共図書館と、それ以外の大学・学校・企業内の図書館とがあります。公共図書館は「その費用を利用者に請求してはならない」という大きな定めがあり、特殊な事情で無い限り一切の利用費用はかかりません。

 なので返却忘れの資料(図書やCDなどをこう言う)があっても、督促は行いますが、延滞金は請求しません。いつだったかラジオ聞いてたら、大学4年生で就職も決まり身の回りの品を整理すると、小学校の時に借りた本が見つかり、10年以上ぶりに返しに行った、というお便りがありました。スタジオ興味シンシンで、カウンターの担当者、普通にバーコードを読み取り、「返却ありがとうございました」と、それだけ。無味乾燥なのか凄いのかよく分からない展開でした。

 一方で大学図書館などはこの図書館法の範疇から外れるため、返却忘れのペナルティとして延滞金の制度がある図書館があると知り、或いは一定期間の貸出し制限を与えるという図書館もあるそうです。

 そして78年間も借りたまま。これはねぇ・・・。先ほどの大学生が小学校の時の10年以上とはスケールが違う。78年間も「返して下さい」が無かったのでしょうか。そして延滞金の上限が無いと今回の免除が無ければ、軽く6000ドル(約47万円)になっていたらしい。

 シカゴ市の図書館、78年前と同じラベル使っていたのでしょうか。この間に資料の整理もあったりしたと思いますし、恐らく行方不明資料として破棄扱いになっていたのではと推測します。

 この行方不明資料が日本でも結構あるらしいです。その殆どは無断持ち出しで、早い話「窃盗」。図書館資料といえども」貸出し手続を経なければ、それは窃盗、泥棒です。加えて図書資料に書き込みや切り取り、利用者のマナーが相当悪い現実もありますけど、だんだん話が脱線しかけたので、今回はここまで。


旭屋書店名古屋ラシック店・1月15日で閉店

2011年12月30日 | 書店・図書館

 一昨日に名古屋三越栄店の南館「LACHIC(ラシック)」5階にある旭屋書店に行ったところ、なんと2012年1月15日で店を閉める旨の張り紙がありました。

 とうとう撤退ですか。ラシックが完成した2005年春には、旭屋書店は5階と6階の東、久屋大通側を占めるほど大きな書店でした。関連があるかどうかは微妙ですが、この少し後に贔屓にしていたマナハウス(大形書店)が撤退し、マナハウス撤退後はこの旭屋書店に通う事になろうかと思いきや、その旭屋書店も売り場を5階だけの半分に縮小してしまいました。

 その時のラシック側の公式発表では、ラシックの主な販売方向に一層合うような品揃えにしたいということで、書店に代わってファッション関係のテナントが入りました。しかしその裏にはどうも名古屋栄での大形書店不況があるような話はありましたけど、どこまで本当か分からない。

 そしてこの暮になって急に発表された完全閉店。ナディアパークのロフトに地上7階に引き続き、地下1階にも店を出したジュンク堂書店の影響があったのだろうか。ジュンク堂書店ロフト名古屋店は、今では名古屋最大の書店ではないでしょうか。7階と地下1階のほぼ全てを占めております。

 一方で、旭屋書店本店は明日12月31日限りで店を閉めます。大阪市の曽根崎に位置する旭屋本店。建物の老朽化で建て替えを計画するものの、その方向は未だ定まらず、新店舗の姿が見えぬままの閉店です。やはり何か経営的に難しい局面なのでしょうか。

 ラシックの旭屋書店は、正直なところ売り場を縮小してから、私の目指す書物の品揃えはよろしくなくなりました。なのでそう行くところではないですが、それでも久屋大通に面しており、松坂屋の行き帰りでつい寄ってしまいます。一昨日もそれでして、そこで初めて閉店を知った次第。残念です。

 ところで旭屋書店梅田本店の閉店で、一番の目玉である鉄道コーナーは、なんばCITY店に移転しました。鉄道コーナー面積拡張しての移転だそうです。しかし難波か・・・。あまり行く所ではないです。キタの人間でして・・・。


神戸市図書館で貴重資料ネット公開・開館100周年で

2011年10月30日 | 書店・図書館

 5日前の神戸新聞記事からです。来月、開館して100周年を迎える神戸市図書館では、所蔵資料で電子化された古い時代の資料を、今年度内にネット公開する予定であるとの事です。

 江戸時代の海図や外国人居留地(今の旧居留地)計画図などがあり、今は館内の端末でのみ閲覧可能であるものを、インターネット上で公開し、広く市内外の方に活用してほしいとのこと。私、神戸市外の人間ですが、活用させて頂きます。

 このような明治期からそれ以前の古文書と言えるような資料は、国立国会図書館の近代デジタルライブラリがあります。愛知県図書館では明治からそれ以前にかけての絵図をネットで公開しています。

 こうした古い時代の貴重な資料は、図書館へ出向いても閲覧できないものもあります。その理由は破損しやすく、また光による劣化を防ぐためです。そのためにも後世へ伝えるために電子化しており、電子化されたデータは破損も光劣化もありませんので、誰でも閲覧でき、さらに電子情報として広くネット公開できます。著作権保護の切れた資料はどんどん電子化し、一般に公開されることを希望します。

 

 さて、その神戸新聞記事で初めて知ったこと。阪急の岡本駅南にある東灘図書館、これが移転の計画があるのですね。移転先は、JR住吉駅少し東の、というより東灘区役所お向かいの旧東灘区役所跡地。今の東灘図書館は私の動線近くでもあり時々使わせてもらっていますが、そんな移転予定は全然知りませんでした。

 確かに今の東灘図書館は古く狭いですからね。今ある神戸市図書館では一番古い昭和49年2月の開設だそうです。元の本山村役場跡に建っており、隣が保育園、あれ入り口間違えそうです。道も狭く、殆ど近所の方用ですね。

 検索したら神戸市図書館webサイトに、新東灘図書館整備検討委員会報告書という資料が見つかりました。
こちら(pdfです)