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mitakeつれづれなる抄

普段いろいろ見聞き感じ考え、そして出かけた先で気になることを書き綴ったブログです。

名古屋の民放AMラジオ局・FM補完放送開始

2015年10月07日 | ラジオ・テレビ
 昨日の中日新聞中間記事からです。名古屋の中波民放ラジオ局がFM波でも番組を送出する補完放送を始め、その記念として、本放送が始まった10月1日午前九時からは、CBCラジオと東海ラジオ放送とが同時に同じ内容で放送したことを伝えています。


 中波民放ラジオのFM補完放送は以前にも弊ブログで書きましたが、その理由をかいつまんで書きますと、中波放送はその電波の特性で、雑音を受けやすく、昨今は鉄筋の入ったビル建物も多く、受信環境が頗る悪いところもあり、安定して良好な受信環境で災害時にも有力な情報ツールと為すべき理由としてFM波でも同じ内容を同時に送出するものです。

 その本放送が、10月1日午前9時から始まり、その記念番組として、CBCラジオの「つボイノリオの聞けば聞くほど(略称:聞けば)」と東海ラジオ放送の「かにタク言ったもん勝ち」が同時に同じ放送で、さらにCBCの「聞けば」のアシスタント、小高直子CBCアナウンサーが東海ラジオ放送へ出向き、逆に東海ラジオ放送の「かにタク言ったもん勝ち」の蟹江篤子さんが、CBCラジオへ出向いて、相互の番組スタジオへ訪れて同時に同じ内容を出すという企画。
 そのうち、CBCラジオの「つボイノリオの聞けば聞くほど」の様子が写真付きで中日新聞に載っていまして、つボイさんと蟹江さんが同じスタジオで話している不思議な光景。

 蟹江篤子さんは、元東海ラジオ放送のアナウンサー。今は定年退職されフリーの立場ですので、CBCラジオに出られても不思議はないのですが、CBCの小高さんが東海ラジオ放送へ出向き。東海ラジオ放送の電波でも聞こえる、というのはある意味不思議な現象です。
 尤も最近では、NHKの企画で、全国の生放送のスタジオとを結んで同時に何か話すというものがあり、その際に、CBCラジオの「聞けば」のスタジオと結び、つボイさんだけでなくCBCの局アナである小高さんも、全国のNHKラジオで流されました。


 この同時放送は、普段CBCラジオの「聞けば」を聞いていますので、同時放送も聞いていました。アシスタントさんが相互に入れ替わり、何か特番の形で全編行くのかと思ったら、相互の同時放送は最初の10分だけ。その後は通常の放送に戻り、互いのスタジオへ訪れたアシスタントさんは、元へ戻りました。

 こうした、ラジオ局の垣根を超えた取り組みは、ラジオ放送をもっと活かそう、ということで最近はよく行われています。
 その一つが災害時に有力なツールとなるもので、そのために普段から親しんでもらうための受信環境向上で、中波放送での受信感度向上には限度があるので、FM電波を使って、新たな放送波で番組を放送するもの。

 CBCラジオ、1053kHzは、同じ周波数で、北朝鮮か韓国の大出力放送局があり、夜間になると混信が発生します。
 特に、愛知県北部から岐阜県美濃地方にかけては最悪で、そのためにCBCラジオの中継局を岐阜県川島町に設置して、岐阜中継局としています。
 また東海ラジオ放送は、名古屋市東部の千種区東部から名東区にかけて、さらに尾張旭市や長久手市では、地形の影響なのか、昼間でも受信感度がよくありません。
 これらの為にFM電波で同じ内容を放送するものです。

 なお、本放送は10月1日午前9時(日本時間9から始まっていますが、試験放送は8月の下旬から始まっていました。
 午前9時なのは、放送の世界は国際標準時(今は協定世界時UTC)で事を奨めますので、UTC10/1 0:00から本放送というわけです。

 本放送と試験放送は、電波を出す、という点では同じですが、本放送は必ず電波を出して規定の番組を出し続けなければならず、「ちょっと具合が悪いから電波止めて調整しようっと。」ということができません。
 それが出来るのが試験放送なわけです。

 FM補完放送の周波数は、CBCが93.7MHz、東海ラジオが92.9MHzで、以前のテレビ電波、1CHの辺りです。
 テレビの地上アナログ放送を終了して、空いた周波数帯を、ラジオ局に新たに割り当てたものです。

 この周波数帯が受信できるFMラジオはそんなに多くは無く、実は私も持ってはいません。
 古いラジオで、テレビ音声も聞こえる、という機種はFM補完放送、聞こえます。

 それと、このFM補完放送、災害時のバックアップの理由が大きいのですが、これまで受信側のことを多く説明されてきました。
 実は送り出す放送局側でもバックアップの理由が大きく、現在の中波放送の送信所が使えなくなった場合に備えて、という理由もあるのだそうです。

 それで、ピンときました。
 CBCラジオの送信所は伊勢湾のすぐ近くの三重県長島町。
 台風襲来や地震等による津波があれば、防波堤を超えて海水がくる恐れがあります。
 そうなった場合でも放送が続けられるように、とのバックアップ。

ゴゴスマ、TBSでも2時間のフル放送に

2015年08月27日 | ラジオ・テレビ
 CBCテレビの午後の情報ワイド番組「ゴゴスマ」が、今年4月から前半の部分だけ、東京のTBSでもネット受けで放送を始めましたが、こてが10月から15時台最後までフルの放送になるそうです。TBSのお知らせ

 ゴゴスマのTBS放送開始については、弊ブログでも書きましたが、その際の記事では視聴率が今一つで、早晩打ち切りになるだろうとの評判を基に、その感想を書きましたが、あにはからんや、打ち切りどころか、最後までのフル放送になります。

 その記事を書いてから、何度かゴゴスマを視ました。
特に、TBSが放送から降りるポイントを見つけたくて。
この放送から途中降りることを「飛び降り」とも言います。
その降りるポイントがどこなのかな、との興味。

 それとゴゴスマは、15時台に、朝のラジオ「つボイノリオの聞けば聞くほど」でアシスタントを務める、小高直子アナウンサーが時々ニュース読みをします。
 口の悪いリスナーが「小高親方」とも揶揄されている小高アナのニュース読みですので、2年前の入院中では何度かゴゴスマを見ておりました。

 飛び降りポイントですが、TBSでは14時53分から別番組が始まります。その時間、ゴゴスマはずっとスタジオからの放送。
すると、VTRコーナーでは必ず、14時53分直前に終わらせ、締めの言葉と共にお辞儀する場面。
これが14時53分10秒頃。
TBSの番組表では、14時53分に別番組が始まるようなので、ゴゴスマの画像から直ちにTBSの別番組へ、ステブレ省略で始まるようです。
14時53分10秒の10秒頃とは、地上波デジタルのタイムラグで、スタジオから放送局間のライン回線は、日本標準時間通りに実行されていることをこれで知りました。
 ※ステブレ:ステーションブレークの略で、番組と番組の間の時間のこと。通常はスポットCMに充てられます。

 その飛び降りポイントですが、(TBSでは)突然番組が終わり、何の挨拶も無いことから当初の評判が悪かったのかもしれませんが、夏の始まり頃から、14時53分の飛び降りポイントにスタジオのアナウンサーさんのセリフ「関東地方の皆さんとはここでお別れです。」と言うようになりました。

 ゴゴスマ番組の集まりも、東京で行われるようになり、始まった当初の近いうち打ち切り説はどこへやら、10月からはフル放送。
 そうなると少し懸念が。
 TBSが脱した後の放送構成は、東海地方ローカルに徹した内容になります。
 15時過ぎのニュース読みも、小高さんなど普通にCBCのアナウンサーさん。
 これらがそのままTBSに流れるのでしょうか。CBCのアナウンサーさんによるニュース読みは大丈夫ですが、14時53分以降の内容が東京を意識した作りになると、ローカル色が薄くなり、松坂屋本店などの催し物の中継がどうなるのか、心配です。
 あくまでも名古屋ローカルに徹し、それをTBSで流すという意識なら良いのですが。

ラジオ聴取率調査週間

2015年06月26日 | ラジオ・テレビ
 今、CBCラジオを聞いていると「夏の陣、ハァッ!」といジングルがよく聞こえます。
 年二回のラジオ聴取率調査週間によるもので、番組からのプレゼントを多く用意して、リスナーをひきつけようとする作戦。

 民間ラジオはスポンサーで成り立っていますので、そのスポンサー向けに、この局はどのくらい聞かれているかを示す資料を作らねばなりません。
 CMやタイム料金(番組の放送料金)の基礎になるものです。

 以前に聞きかじったことで、記憶違いや、今とは違うかもしれませんが。

 この聴取率調査(レイティング)は年二回、ビデオリサーチ社が行います。
 全日・曜日毎・時間帯など細かく聴取率を出します。

 その調査方法は難しく手間がかかるもの。テレビのように、調査サンプルのお宅へ伺い、機械をセットして、その機械が刻一刻とデータを送ってくれるわけではないので。

 ざっくり言えば、対面調査。サンプル世帯のサンプル対象者に直接聞き取ったり、あるいは、街角でランダムに通行人から調査を願い、その場で聞き取るもの、と伺っています。
 そこで、この期間は多くラジオを聞いてもらおうと、民放ラジオ各社はあの手この手でキャンペーンをおこないます。

 調査結果には、ラジオ放送局宛のお便り数も反映されるので、一層この時期には、多くのリスナーに聞いてもらい、応募件数を増やしたいところです。
 それが、今のCBCでは「夏の陣、ハ!」というもの。この最後の「ハ!」はよくわからないけど、午後の番組「北野誠ズバリ」で時々、誠さんが言っている「我ら、何々隊、ハァ!」とうものでしょう。
 東海ラジオは全く聞きませんが、同じく何かキャンペインをやっていると思います。

 ちなみに岐阜放送ラジオはどうだろう、CBCラジオと東海ラジオ放送は、中京広域圏が放送エリアという位置付けに対して、岐阜放送はあくまで岐阜県内が放送エリアなので、両立にはならないと聞いていますが。

 そういえば、今はラジオ放送は、電波を介してラジオ受信機で聞くだけではなく、ラジコで自宅・職場のパソコン、又は個人のスマホでも聞けます。
 これもラジオ聴取率の対象になるのかなぁ。さらにラジコプレミアムでは、ラジコ加盟の全国の民間ラジオが聞けますので、これらもどうなるのだろう。
 最近の事情はよう分からん・・・。

CBCラジオと東海ラジオ・FM補完放送免許交付

2015年05月14日 | ラジオ・テレビ
 本日の中日新聞社会面記事からです。中京圏広域中波ラジオ放送のCBCラジオと東海ラジオで、FM波での同時放送の免許が交付されたとのことです。
新聞記事スキャナ(レイアウトを少し変更)


 このニュースを最初に知ったのは、昨日のCBCラジオでした。CBCラジオでは中波の1053kHzで放送波が送出されています。
これと同じ放送番組を別のFM放送波でも送出する、というもので、NHKのように第一・第二のAMとは別にFM放送の番組がでるわけではありません。
 中波放送は、地形など状況によっては、電波が弱く、聴取が難しくなることがあります。
 一例として、CBCラジオ1053kHzは、夜間になると同じ周波数で韓国からなのか、北朝鮮からなのか同じ周波数で強力な電波が出て、聴取が難しくなります。
 また、私の自宅では、東海ラジオ放送がなぜかフェンディング現象があります。

 このような難聴を補完するもので、伝播性のよいFM波でも放送するというもの。「FM補完放送」というそうで、名古屋の中京広域圏の他、関東広域圏、関西広域圏の民放中波ラジオ放送も計画しています。

 そのFM補完放送の周波数は、CBCラジオは93.7MHz、東海ラジオは92.9MHzです。
 送信所は、ネット上の情報では、愛知県瀬戸市の東の岐阜県境の山上に共同で新規に設置されるとのこと。
 ここだと、愛知県はおろか、三重県にも岐阜県にも遠くまで電波が届くとのこと。
 現在のNHK名古屋FMと、民放のFM愛知他2局は、中京テレビ敷地内の元は中京テレビのテレビ電波を出していた、通称「東山タワー」から送出されています。

 ◇  ◇  ◇  ◇ 

 さて、FM補完放送の周波数は、90MHzから上です。この周波数帯域は、元はテレビアナログ放送だったころのVHF1~3チャンネルの周波数。
 アナログ放送廃止は、このVHF帯域を災害用の他の目的に割り当てるもので、FM補完放送はまさにこの目的。
 なのですが、普通のラジオ受信機で、90MHzより上の受信機能がある受信機はかなり少ないのが現状。
 私の携帯ラジオも、以前は、テレビ1・2・3CHの音を聞くために108MHzまであるFMワイドのラジオを使っていましたが、今のものは、90MHzまで。残念。
 コンクリートの建物など、中波放送が聞き難い所があり、そいうところで、FM補完放送が発揮できます。
 今年秋に、CBCと東海のFM補完放送がはじまるとのことで、番組自体に変化はないはずですが、FMワイド帯域の小型ラジオを求めようかな。こいうの結構値段高いのですが。

 FM補完放送は現在のところ、民放だけです。
個人的な希望を書けば、NHK第一放送でもやってほしいところです。
夜に名鉄一宮駅から自宅の方へ向かうバス、丁度定時ニュースの時間にバスターミナルを発車します。
発車したら外へ出ますので、電波は綺麗に入りますが、そのあと、名鉄とJR線の高架下へ入り、この高架下が案外、中波電波が届きにくいんです。
途中に、横断歩道の信号機があり、信号の停止で止まろうものなら、暫くニュースが聞けません。
NHK第一放送のFM補完放送を望むところです。でもややこしいだろうな。NHK-FM放送の他にNHK第一放送FM放送とはたしかにややこしい。

地デジカしました

2015年04月15日 | ラジオ・テレビ
 昨日、自宅のテレビをようやく地上デジタル対応に切り替えました。
 2011年の完全移行から4年。ケーブルテレビのデジアナ変換が終了し、出先で録画ができなくなり、地デジ対応としました。

 これまで地デジ対応するのが嫌だった理由として、あの横長のテレビ画面がどうにも性に合わず嫌でした。しかしこれは、入院中に見ていたテレビが地デジのテレビで、少し慣れたのもあり、また昨年、Windows-XPのサポート終了で新たにパソコンを買い、それが横長モニター。入院のテレビで横長に少し慣れ、今のパソコンのモニターも横長で、テレビの横長も生理的に受け入れられるようになりました。
 それと従来のテレビ受像機も上手く写りにくくなりました。このテレビでアナログ変換させて地デジにするのは現実的ではないので、この際、全て新しいものに換えました。物入りだなぁ。

 しかし今の今まで、家の屋根にVHFのアンテナが建っていたので(今も未撤去ですが)周囲からは目立っていただろうな。

 地デジにしてオンエアのテレビが映るようになりましたが、テレビ視聴しない習慣はそのまま。
 ですが、昨日は昼に、この3月からTBSでも放送されるようになったものの、TBSでの視聴率が惨憺たる結果だという、CBCのゴゴスマを見てみました。
 ゴゴスマを見ていると、入院中に見ていた時を思い出します。
昨日の放送は、喫茶店のコメダをやっていましたが、関東地方も意識した作りが現れて、アナウンスの中に「関東地方では」などというフレーズがいくつか。
また関東一都六県の地図に各都県にコメダ店舗がいくつ有るかも表示して、東京地区を意識した作りのようですが、どこか無理した感じがしないでもないでした。
TBSでの数字は取れないだろうな、と感じましたが、CBCで打ち切りは無さそう、との感じもしました。
 このまま名古屋ローカルに徹した方がええと思う。