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mitakeつれづれなる抄

普段いろいろ見聞き感じ考え、そして出かけた先で気になることを書き綴ったブログです。

いつまで続くこの天気

2009年07月29日 | インポート

 今このエントリを書いているのは、午前4時半過ぎ。雨音で目が覚めました。って、まだ2時間しか寝ていないけど。

 今年の梅雨、長~いですね。特に今月の初め頃から10日過ぎにかけて梅雨明けしたのではと思う程の良い天気+暑い日が続きました。その際に弊ブログでも「間もなく梅雨明けか」と書きましたけど、間もなくどころか、それ以降は前線がべったり横たわり、晴れ間が覗くことはあっても、しっかり晴れることはなかった。特に日食の日。何であんなに雲が出るんだ。

 夕べからこの近所だけでまとまった雨が降っているようです。レーダーを見ていても雲が移動するよりもどんどん発生しているようで、ベッタリ居着いています。そして強弱を繰り返して雨が降っているわけで、時には先程のような激しい雨音を立てながら。

 私、梅雨嫌いです。嫌いなもの幾つかあるうちの一つです。真夏の暑いのは大丈夫ですし平気ですが、梅雨の湿った暑いのは全くダメ。いくら梅雨時のアジサイは綺麗でも、この気候は私ダメです。これ体形も影響しているでしょう。

 もうお気づきでしょうが、10日ほど前から左側サイドバーに"UNIQLO CARENDER"を貼り付けてあります。ある方のブログで見つけ、ミニチュア的風景の幾つかに神戸のシーン数箇所があって、面白そうなのでこのブログでもやってみましたが、ここに表示される天気予報に「晴」の記号が現れたことが無い。場所設定を当初は私の地元一宮、21日と22日は皆既日食が見られる地域になる奄美、そして今は長野県木曽にしてありますが、全然晴マークが出ないな。

 別に24時間張り付いて見てるわけでは無いので、ひょっとしたら刻一刻と変わる予報で「晴れ」が出ていたかもしれませんが、私はこのブログでは見ておりません。それほど今は晴れから遠ざかっているような状況です。

 このまま週明けまで続くのかな。どうもそんな感じの気配もあるようで。来週はもう立秋が控えていますし、このまま梅雨明けせずに秋になってしまうのか。それだけは勘弁願いたい。


あじさいの仲間「ノリウツギ」

2009年07月08日 | インポート

 昨日の七夕の続きみたいですが、あじさい咲く神戸市立森林植物園からです。

 森林展示館から長谷池に至る途中の、あじさい見本園へ入る脇にこんな花が咲く木を見つけました。札には「アジサイ科 ノリウツギ」。

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 毎度ここを通っていますし、二週間前も訪れていますが気がつかなかったな。「アジサイ科」とあり、アジサイはユキノシタ科ではないかと調べてみたら、体系分類の違いでユキノシタ科からさらにアジサイ科を分離しているのだそうで。いろいろ植物学はややこしい。

 そもそも「学問」になった時点で物事をややこしくしているわけでして、私のような「植物楽」であれば、そこまで気にしないだろうと思いますね。

 とにかくこのノリウツギ、アジサイの概念を越えて、「木」です。結構大きいです。

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 そして花・・・というより花弁ですね・・・はアジサイによく似ています。

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 さてこの奥にある、アジサイ見本園は、大部分は見頃を過ぎていました。やはり二週前に来ていてよかった。森の中のあじさい散策期間中でも、咲く時期がずれていて、適宜時期をずらして来ると良さそうで、今年はそうさせてもらいました。

 聞いた話では、見頃を過ぎた花は摘んだ方が次に咲く時に咲き具合がいいと伺っていますが、シチダンカなど随分しおれていました。大丈夫だったのかな。


私から見て浦島太郎状態の東京

2009年06月23日 | インポート

 日付は変わって、昨日のネットのニュースに、東京メトロ千代田線の電車が特急と勘違いし、停車するはずの日比谷駅を通過してしまった、という記事がありました。

 この記事を読んで反射的に思ったことは、「勘違いするほど特急って走っていたのか?」。

・東京メトロのニュースリリース
http://www.tokyometro.jp/news/2009/2009-m19.html

 何年か前に、小田急線と相互乗り入れしている千代田線は、特急でも小田急車による乗り入れが始まったことは、そのスジの者として知っておりました。小田急線沿線への観光、或いは、小田急線沿線から都心への着席通勤需要の双方を目論み、設定されております。

 でもそんな特急が多く走れるような所ではなく、一日に数回だったと思うのですが、この運転士、「特急と勘違いした」ということで、どの程度地下鉄である千代田線に特急が運転されているのか調べてみたら、そこには仰天の事実が。

 ここでこのエントリのタイトル「浦島太郎状態の東京」が出て来ます。時刻表には確かに小田急線との特急が一日数本の運行ですが、それとは別に「ベイリゾート号」と称する、名前と行き先からしてディズニーランドへの需要を目論んだ列車があるではないですか。しかもこの列車、千代田線と有楽町線の連絡線を通って有楽町線へ入り木場駅まで走るという、なんとも私のようなヲタにとっては興味ある走行ルート。こんな列車の存在、知らなかった。

 千代田線霞ヶ関駅と有楽町線桜田門駅とを結ぶ連絡線は、有楽町線の車両を綾瀬の車庫で検査出来るよう回送するため設けられた連絡線で、ここを現在は毎日ではないにせよお客さんを乗せた特急が走っている訳なんです。乗りたい。

 私が東京へは行かなくなってもう15年以上が経ちました。ニュースやwebで知る街の様子は変わるところは徹底して変わり、そうで無いところはそうでないでしょうね(笑)、浦島太郎状態でしょう。そもそも「東京メトロ」なんてよう口に出来ません。私はいまだに「営団地下鉄」です。ついでに「国電」もです。

 これも神戸と同じくらい東京に通って現地の人と交わっていれば、「東京メトロ」と自然に口に出来るようになるでしょうか。


しのびよる新型インフルエンザ

2009年05月17日 | インポート

 今これを書いているのは、5月17日午前1時少し前。丁度24時間前にYahoo!のニュースに、神戸で疑わしい症状の人がいる旨が伝えられました。真夜中のことで、それ以上新たな進展はなし。動きがあったのは朝になってから。

 お昼少し前になって、東部の三区で22日まで学校が休みとしたという一報がありました。東部三区って東灘区も入っているではありませんか。市バス2号系統沿いの学校の生徒さんが患者さんであるらしく、こちらの方面、つまり私にとって結構身近で発生したということです。(三区=東灘・灘・中央)

 15~17日は神戸まつりが開催されています。15日は開幕と前夜祭のようなイベント、16日は各区でのお祭り、東灘区では住吉公園でうはらまつりが予定されていました。17日は一番大きなイベントのサンバなどが行われるメインフェスティバルですが、この東部の三区では16日の区のお祭りは全て中止、17日のメインフェスティバルも中止となり、見どころとなる神戸まつりの大部分は中止となってしまいました。

 それにしても時期が悪すぎました。神戸まつりって、ある意味一年で一番期待しているお祭りではないかな。神戸のサンバはこのまつりで有名ですし、市民参加という事で一年かけて練習された方が大勢います。なんとか延期という方向にならなかったのかな。

 神戸まつりは14年前も中止となっています。14年前というのは1995年、そう震災の年でした。この時はとてもまつりを開催できる状況ではなかったのですが、まつりが出来なかったことで残念に思い、7月に市民手作りのイベントがありました。その中にサンバもあったと思います。この7月のミニイベントが後に神戸まつりの7月開催に繋がるのですが、そんな前例もありますので、サンバを市民有志の企画で開催させてあげたいと思います。

 それにしても今回の新型インフルエンザ発生で休校となったエリアは、神戸市の東部三区と東隣の芦屋市との事。これ丁度昔の菟原郡(うはらぐん)のエリアと重なるではありませんか。中央区は昭和55年に葺合区と生田区が合併して誕生した新しい区で、旧葺合区のエリアは昔は菟原郡なのでした。

 新型インフルエンザの患者さんはその後増えているようです。神戸市の他の地域でも確認されたそうで、大阪府でもやはり高校生で疑い濃厚な患者さんがいるとのこと。一説には運動クラブの対外試合によるものだそうですが、渡航暦の無い人にどのようなルートで感染がもたらされたのか、やはり新型インフルエンザは忍びよっているのでしょうか。


川の下を電車が通る

2009年04月18日 | インポート

 「天井川」という言葉があります。固有名ではなく、地面より高い所を流れている川のことで、歴史のある地域、特に近畿地方に比較的よくある川です。

 地面より高いというのは、古来より川の氾濫を防ぐ為に堤防を築き、すると流れの中で堆積が始まり水位が低下(水面上昇)、すると氾濫防止のためさらに堤防を築き・・・・・、を繰り返していくと、段々元の地面よりかなり高い位置を水が流れる川となり、それを天井川と呼んでいます。もちろん川自体には、何々川と固有名が付けられています。

 さてこの天井川、辺りの地面よりずっと高くなると鉄道トンネルを通せる程になり、その一つが今回写した、兵庫県芦屋市の芦屋川をくぐる東海道本線。

 下の画像、水の流れの真ん中に段々の構造物があり、この下を東海道本線の四線が通っています。

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 線路のある位置に近づくとこんな感じ。この出っ張りの下に線路があります。見ての通り、明治期の鉄道敷設工事で、川底を持ち上げておりますね。

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 この、東海道本線が芦屋川をくぐるトンネルは、「芦屋川トンネル」といいます。

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 流石に明治の工事ですね、震災で川の流れる部分では致命的な被害はありませんでしたが、両側の道路部分で大きな被害を受けました。上の画像、鋼製ケタは道路部分で、震災復旧でこのような形になりました。その奥に水の流れる部分を支える支柱が見えます。

 震災の前にもこの芦屋トンネル坑口を写しましたけど、プリントした物が行方不明。しかしよくしたもので、動画サイトで震災前の芦屋川トンネル坑口が写っていましたので、それのキャプチャ画像を載せます。以前弊ブログで書いた「震災前の光景・youtubeの前面動画から」でのyoutube動画です。

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 この天井川、やはり河川管理ではあまり宜しくなく、全国的に見れば減らす方向だそうです。

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 東海道本線の大阪~神戸間はもう一箇所、住吉川もトンネルで抜けます。またかつて石屋川も天井川のトンネルでしたが、今は連続高架橋で、川の上高い所を通っています。