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mitakeつれづれなる抄

普段いろいろ見聞き感じ考え、そして出かけた先で気になることを書き綴ったブログです。

思いがけない大雪

2010年01月02日 | インポート

 昨日の記事、新年の挨拶にも書きましたが、日本列島は12月31日から寒気が降りてきて荒れ模様。私の住む愛知県北西部でも31日から1日にかけて雪の予報が出ておりましたが、どうせまた三重県の方へ雪雲が流れるコースであろうと思う中、31日はちょいと西の方へ。

 朝から風が強く、毎冬新幹線を泣かせる関ヶ原周辺は雪雲が出ていても複雑な気流のようで特に降雪は無し。少し高い所は雪が降った様子は見られましたが、東海道本線の線路沿いまでは降りておらず、「夜ここを通る時にはどのくらい降っているのだろうか、或いは全く降らずに風だけなのか」と思いつつ、伊吹山は広い裾野の下部だけ見えました。

 関ヶ原を含めて岐阜県から愛知県の雪の事をすっかり忘れていた午後7時。風がとても強い神戸三宮でNHKラジオから聞こえたニュースは、帰省客で込み合う様子の項目。その中で悪天候で飛行機の欠航が相次ぎ、中部空港でも雪で何便かが運休となったとのこと。「えェッ、そない降っているのか?」。

 予定通りの新快速電車で南彦根駅を通過して、時間からして300mほど走った辺りから急に線路が白っぽくなり、米原駅手前で急に深くなって、雪道は三重県方向ではなく、岐阜県美濃西部の方向であると直感。米原駅でJR東海の電車に乗り換え、次第に雪はみるみる間に深くなります。降ったばかりで列車の走行と上空の風とで時々雪が舞い上げられ、白い煙の中を走っているよう。これだけ積もると走行音もいつもとは違って柔らかくなります。

 そんな雪の中を電車は走りますが、降雪が激しいと速度を落としますので、次第に遅れ気味。尾張一宮駅へ着いたら定刻より7分の遅れ。岐阜から120km/hで走れなかったのが結構響いています。そんな米原から尾張一宮駅まで乗った電車。最後部は巻き上げた雪で真っ白です。

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 そして改札を抜け、夜のしかも大晦日の尾張一宮駅前。午後10時56分です。

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 見た目は積もってなさそうですが、足首まで埋まりますので10cm近くは積もっていたでしょうか。有難い事に雪が降るのは少し収まり、徒歩で(しかもコート無し手袋無し)自転車を置いてある所へ。やはり雪に強い私ですね。というより新雪ですしそこそこの深さがありますので殆ど滑らず、速度を落とさずに歩けます。

 しかし自転車に乗ったら、あらら雪が降り出し、自宅に着く頃は雪だるま。そんなダルマのような体型もしてますが、だれも通っていないマッサラな雪を行くのは気持ちいいですね。次第にタイヤに雪がこびりつき、雪で滑るよりも走行抵抗の方が勝って、力入れないと進めません。

 そして日付変わって2010年1月1日。外は相変わらずの雪。午前8時ごろに外へ出てみたら、こんな写真のよう。目測で20cmは積もってそう。

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 日付が変わった頃から愛知県尾張西部には大雪警報が発令されていました。5年ぶりかな。尾張西部ですので名古屋市は含まれません。結局この雪は一宮では丸一日、日が沈んでからも降り続け、夜遅くになって止みました。

 しかし雪の中でのお正月は何年ぶりなのだろう。本当に小さい頃に一度そんなお正月があったような記憶ですが、山へ行った時以外でこの一宮で雪の正月は珍しいです。

 それにしてもここ毎冬、冬形の気圧配置となったらいつでも三重県へ雪雲が流れていますけど、12月17日の大雪といい今回といい、久しぶりに関ヶ原など岐阜県美濃西部から愛知県尾張西部へかけての雪道となりました。微妙な風向きの違いで三重県へ流れたり岐阜県へ流れたりするもので、その辺りはなかなか予測がつかないと思います。

 気象台発表では名古屋での積雪は3cm、夕方には0cmになったそうで、ラジオのニュースによれば一宮は18cmを記録したそうです。どこで誰がどうやって測ったのだろう。


新年の挨拶

2010年01月01日 | インポート

Img_0009  2010年、新年の挨拶を申し上げます。弊mitakeつれづれなる抄を宜しくお願い申し上げるとともに、定期に閲覧していただいている皆様、そして検索でお越しになられる方々の弥栄をお祈りします。

 街の中は大晦日の内にほぼ新年のしつらえが終えられ、右画像は京都駅室町小路広場に立つ門松です。ほんの一週間前まではここで巨大なクリスマスツリーが建っていた場所です。

 大晦日から元日夜の今まで、ここ一宮は雪国です。いや大晦日は日付が変わる(つまり年替わり)少し前に戻りましたので、降り出しは分りませんが、元日の今日は一日雪。ある意味お正月らしいと言えばお正月らしいですね。

 今年の十二支は寅。以前に東山動物園で写したトラの画像があります。本当に寅年になるのは2月の立春からですが、年頭ということでご覧下さい。

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 みなさま良いお正月をお過ごし下さい。


大須大道町人祭その2

2009年10月12日 | インポート

 昨日に引き続き、私が一年で楽しみにしている、大須大道町人祭の二日目。日曜日とあって人出も多い・・・ハズでしたが、連休で遠くに行かれた方が多いのか、昨日土曜日並でした。

 それでも会場によっては人垣が幾重にも出来、座高だけで背の高い私も人の頭から垣間見える程度であったりして、そこはやはり大道芸のお祭りです。

 ミス・サリバンさんのジャグリング。関西の方でトークのテンポと展開が私にはピッタリ。とても人気の高い方であります。大光院会場。
 「一輪車に乗れない・・・」

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 もちろん一輪車に乗るのは御手のもの。車上でジャグリングします。ちなみに、とあるテレビコマーシャルで、中村玉緒さんが一輪車に乗りながらジャグリングしているのは、このサリバンさんで、顔だけ編集で合成したものです。

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 名古屋大須出身の、歌って踊れる似顔絵パフォーマンスの桜小路富士丸さん。到着したのが遅く、真横というより後からです。やっこ前会場。

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 二人目のお客さんを引っ張り出して、似顔絵。これは一旦完成したものを観客に分らないようにして顔の下を追加する部分です。望遠で距離感がヘンですが、描かれているお客さんも見えないはずです。

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 毒舌が小気味いい、パフォーマーのダメじゃん小出さん。最近は毒舌が潜めているようですが。大須観音東会場。
  「八ツ場ダム。北関東では大ウケ!」
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 「片腕上げて、両腕上げて・・・」

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 御存知、拍手メーター。これちゃんと矢印(て)が左へ行くと拍手が収まる、ちゃんと皆さん知っています。

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 このダメじゃん小出さんは、鉄道愛好家だそうです。赤く長い風船を膨らませて「パノラマカー」、今年からはもう使えません。同じく赤く長い風船で、関東では京浜急行、九州ではJR九州とやっているそうです。

 MR.アパッチのジャグリング。私は今年初めて拝見しました。言葉の面白さよりも芸の方に力を入れておられる方のようです。大光院会場。

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 下に支えの無いハシゴを登る。

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 そして上に立つ。バランス芸ですが玉の上に乗るバランスとはまた違う難しさでしょう。見ていてハラハラします。

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 着地はジャンプ。順に降りて行くのも面白いですが、そこまで求めるのは無理でしょうね。

 

 大須のふれあい広場。最後のだしものがダメじゃん小出さん他のコラボレーション。ふれあい広場では毎度凄い人出ですが、最後でコラボということで更に多い人。例によって斜めからの角度で若干人口密度の低い所でいいポジションを取れましたが、暗いし撮影はムリ。

 こうして、写真は撮りませんでしたが他にも三組のパフォーマーを見て、今年の大須大道町人祭もおわりました。祭りの後の寂しさを感じる一時です。

 10年ほど前までは日曜日も午後7時近くまでやっていて、だんだん人が減って行くのを感じられ、余計に「あと363日」などと感じたものです。


大須大道町人祭その1

2009年10月11日 | インポート

 10月10日と11日は大須商店街の大須大道町人祭。毎年楽しみにしている催事で、今年で32回目。ブログ一年以上も続くと、同じ記事の繰り返し。今回も昨年の上塗りのような記事ですいませんです。

 いわゆる大道芸。元は道行く人々をその口上で足を止め、楽しませ、そして自らの持つ芸を披露する。テレビでのような作られた環境で無く、芸人も観客も同じ空気を共有する、そんなところがよくて毎年見に行っております。

 聞けば私より遥かに大道芸通の方がいらっしゃるそうで、東京だの静岡だの大阪だのへ各地へ「転戦」されているそうです。

 で、10月10日に見た中から。ガマの油売り。半紙を刀で「一枚を二枚に・・・」とやって、はらりと舞う。万松寺において。

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 ・・・という事でしたが、時間の都合で予め切っておいたモノでした。

 そしてお客さんを引き込んで、ガマの油の効能を示す為に刀で少し切る場面。

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 この後、ガマの油を塗って「血が消え・・・いや止まりました」。

 当然本当に切っているわけではないですからね。それと正面の白い板に日光が反射するのと、上の覆いの色が出てしまって、画面が非常に赤っぽくなってしまいました。

 火を使ってのパフォーマンス。火付盗賊。裏門前町北において。

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 道路を通行止めにしての会場で、人が多く撮影するのに一苦労。

 そしてこの方が火付盗賊のリーダー。

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 この火付盗賊のパフォーマンスは、火を使う事から日が暮れてからが見ものでしたが、夜は所用があり、今年も見ることはできませんでした。いずれ過去の画像からで投稿してもよろしいかな。

 今年初参加のジャグリング、矢部亮さんです。世界をまたにかけてのパフォーマーだそうです。大光院において。

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 回るボールを載せ・・・

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 こんなに高く。

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 そしてコマみたいなものを糸で上空へ放り上げる・・・なんと言うのですか?・・・を、此処まで高くあがりました。台風余波で結構風が吹いたいた中で、風が収まったところで披露。

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 コマが画面から切れる寸前でした。

 さて、本日も大須へ行きます。今日は撮影ではなく見物をメインに。日曜日ですので人が多いですからね。


間近に見るスズメバチ

2009年10月01日 | インポート

 昨晩のNHK総合TVの「ためしてガッテン」は、スズメバチでした。それと特に関係ありませんが、私のブログでもスズメバチです。しかもかなり接近した場所での撮影。

 刺されない保障はありませんが、野生動物との付き合い方を少しは心得ている私、あえて攻撃さえ(奴らから見て)しなければ、こんな写真が撮れました。

 場所は、神戸市北区の森林植物園。このブログでは毎度お馴染みの場所です。秋草の小径へと行こうとすると・・・。

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 簡単な柵に「ハチがいます。注意」との貼り紙。特にハチらしきモノは見えませんが、どこかブゥ~ンと羽音が。木の根元をよくよく見れば、デかいハチ。

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 スズメバチか?。ここは地中に作った巣なのだろうか。スズメバチの巣にしては簡素ですし。

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 そしたら中から出てきました。どうやら樹木の蜜を集めているようです。それでもかなり接近して人間が近づいているので(私のこと)、警戒行動はとっています。

 私はあえて動きませんでした。少し前のクマの時に書いた通り、下手に払ったりするなど早い動きは相手の攻撃を誘いやすく、警戒行動を続けていれば少し後ずさりするのみ。

 これカメラのズーム一杯利かせて撮影しています。焦点が合いますので1m以上は離れています。

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 三枚とも同じ構図なのは仕方ありません。あっちからこっちからなんてやってたら、それこそ刺され、生きて神戸から帰れませんがな。

 この場に約10分いました。モノ好きですね。スズメバチを間近に見られることはそう無く、これも良い観察の機会です。そして約2時間後、再びこの場を通ったら、ハチはいませんでした。やはり巣ではなく樹木の蜜採取場所であったようです。