私の行く某所で、このほど個人認証システムが入りました。認証カードを使ってやり取りするわけですが、カードを持っていない、或いはカード忘れでは、氏名とともに生年月日を入力して先に進みます。
その生年月日とは、西暦表記で“YYYYMMDD”による八ケタの数値。コンピュータシステムでよくあるもの。しかしそれはオペレータなら兎も角、一般の方は至極困難、西暦年入れる時に「あれ昭和何年は何年だや?」の声が聞こえて来ます。
私、この西暦と元号の数字変換は、自分で言うのもナンですがとても得意。少し前からソフト開発で日付データとして用い、変換をその時に会得し、今なら市町村の変遷調べで、西暦と元号の変換で完全にマスターできました。
但し、この変換は明治以降だけなのが難点と言えば難点。
私のやり方は、明治・大正・昭和・平成の元年を完全に覚えました。
- 明治元年 1868年
- 大正元年 1912年
- 昭和元年 1926年
- 平成元年 1989年
そして元号の年数から1を引き、それを元年の年数に足すもの。・・・と文章に書けばそうなりますが、これを無意識にやってしまうほか、昭和に至っては、元号⇔西暦対照表みたいなものが頭に出来ているらしく、ほぼ0.0秒で返します。なんでも昭和は、昭和の数字に25を足すと西暦だそうですが、むしろそちらの方が覚えられません。
ここでQ&A。
- 日本で地方自治が始まった明治22年は?
→1889年 - 日本国有鉄道が発足した昭和24年は?
→1949年 - 明治新政府の廃藩置県が断行された明治4年は?
→1871年 - 京都議定書が採択された平成9年は?
→1997年 - 今年平成24年は?
→2012年
こうなったら明治の前、慶応以前も覚えようと思いましたが、江戸時代までの元号は政情でよく変わっていますし、そもそも明治5年までは旧暦を用いていましたので、西暦と元号で一番大きい時で約50日違うことになります。それに慶応以前の元号自体を覚えきれていませんしね。
世の中はいろんな方がいまして、歴代の天皇の名前、元号の名前を覚えている方がいます。私も江戸時代以前の元号覚えていたら、もう少し歴史に強くなっていただろうな。