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mitakeつれづれなる抄

普段いろいろ見聞き感じ考え、そして出かけた先で気になることを書き綴ったブログです。

神戸市立森林植物園・森の中のあじさい散策

2009年06月21日 | 神戸市立森林植物園で

 このブログも一年を経過し、昨年と同じ事を書くのが続いていますが、今回もまさにそれ。

 神戸市立森林植物園では現在、「森の中のあじさい散策」として、神戸市の花アジサイが咲き誇っています。梅雨時にピッタリなアジサイ、どうピッタリなのかはともかく毎年訪れており、今年も20日に行ってきました。

 ヘタな文章よりも先ずはこれ。あじさい坂と呼んでいるらしい、正門前の森林展示館から長谷池に至る、必ず皆が通るところです。

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 やはり微妙に早めでした。そしてアジア区とブリスベーンの森への道とが分かれた先、斜面いっぱいにアジサイが咲いているところ。・・・だったのですが、こちらも一番多いときよりも少なめでした。

 ここ、まるでお人形さんの頭がひな壇に幾重にも載ってる姿を想像します。一番多い時の表現が「ボコボコボコボコ・・・」、今は「ボッコボッコボッコ」といった感じかな。

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 一旦あじさい園を素通りし、長谷池へ。今にも降りそうな雲の下、ウェットな空気と池からの湿った空気とで蒸し暑い。しかしこの空気が心地よく、池畔で20分近くもたたずんでしまいました。今回は森林植物園滞在予定3時間30分。時間はタップリあります。

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 池にはスイレンが咲き始めていたようですが、遠く小さく眺めるのみでした。

 池の畔にもアジサイは咲いています。綺麗なブルーで、吸い込まれそうでした。

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 あじさい園には色々な種類のアジサイが栽培されています。これらは後日ブログに書きますが、その中でこれだけは今回紹介したいです。

 その名は「シチダンカ」。漢字で書くと「七段花」だそうで、幻のアジサイと言われていた花です。江戸時代のシーボルトの著書にこの花のことが記されていたそうですが、その後ついぞ見かけられておらず幻の花とされていたところを、昭和34年に六甲ケーブルの近くで一株が発見され、今ここや六甲山の他の場所で咲いているシチダンカは、たった一株から別けられたお花なのだそうです。

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 濃く鮮やかなブルーも良いですが、こうした淡いブルーのアジサイも良いものです。

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 次回はあじさい園に咲く色々な種類のアジサイを書く予定でします。

 それにしても数多いアジサイです。この日は私のいる時間はほぼ曇りで推移して、細かい雨が少しだけという天気でした。「さぁ帰るか」という午後5時40分頃に降り出して、この雨は森林植物園のwebページによれば久しぶりの雨であったそうで、「この雨でほっと一息」と記されていました。

関連エントリ
2009年6月23日投稿:「シチダンカ・森林植物園のあじさい
2009年6月25日投稿:「森林植物園・あじさい園で咲くいろいろ
2009年6月27日投稿:「アマチャにもいろいろあるようで


森林植物園の桜

2009年04月15日 | 神戸市立森林植物園で

 二日ほど間が開きましたが、桜の記事を続けます。平地の桜はほぼ終わりでこれからは山間部での見ごろ。そこで神戸市立森林植物園の桜を見てきました。

 ただ三月の低温は、ここの桜自身はおりこみ済みだったようで、初春からの高温傾向で、ソメイヨシノなどはもうすっかり咲いていました。

 秋にはススキが生い茂り、その中を通る「秋草の小径」は、桜の小径にもなっていました。

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 ヤマザクラが綺麗です。撮影日(10日)ではもうかなり咲いていました。

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 平地ではおなじみのソメイヨシノ。うちの庭にもあります。やはり山の中に咲く姿はいいものがあります。

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 秋は一面ススキ原になっているところ。ススキが無いと広々としますね。

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 秋草の小径を長谷池のほうへ少し下りて歩くと、ジュウガツザクラという桜がありました。その名の通り花期が秋だそうで、不思議な感じがします。でもこの春にも少し咲いていました。

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 キンマメザクラ。

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 花はどれも下向き。

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 オオヤマザクラ。やはりこれは早めでした。若木です。

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 アーモンド。いわゆるアーモンドです。なぜか森林植物園にありました。桜と同じバラ科サクラ属の樹だからでしょうか。

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 アーモンドの花を見たのはこれが始めて。たしかに桜の花と似ていますね。花弁中央の赤っぽいというかピンクがかった色が特徴で、これはお気に入りです。

 今回は桜のエリアを中心に散策しましたので、ほかの花はあまり見られず。それでもいくつかは見ましたので、後日に投稿します。


神戸市立森林植物園の紅葉

2008年11月21日 | 神戸市立森林植物園で

 昨日には、神戸市立森林植物園での初雪を見たことだけ書いて、あとはドボンしてしまいました。気を取り直して、19日の観楓を投稿します。

 先ずは北鈴蘭台駅前のイチョウ並木。すっかり黄色く色づいていますが、なぜか一本だけ緑の多い木がありますね。画像左端の人が立っているところが植物園行きバス乗り場です。ちなみに同じ所から、中央病院行きの神鉄バスも発車しています。

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植物園正門にはメタセコイアが立ち並んでおり、すっかり茶褐色になっています。既に落葉がはじまっていました。

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 こちらは長谷池周辺のイロハカエデ。紅葉の条件である、日照、寒暖の差、湿り気、が揃ったところです。ただ紅葉の一番の見頃は若干過ぎつつあるのかな、という感じがしました。

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上の画像のところ、日が陰るとこんな感じ。

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カエデの葉のじゅうたん。踏みしめる「サクサク」音がとても気持ち良い。ここまで落ちてるので、今年の紅葉の進みは少し早めの様でした。

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 管理センターの前庭にはサンタさんの登場。森林植物園ブログでは、この日(19日)に登場とのことで、午前中は遠足の園児で大賑わいだったそうです。

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 これら撮影は、2008年11月19日。下の投稿にも書いた通り、降雪というほどではありませんが僅かに雪が舞う天気でした。この雪は尾根を越えて神戸海洋気象台に達するはずも無く、神戸地方の初雪は未観測なんですね。

 こんな天気で非常に寒く、15時半も過ぎるとお客さんがぐっと少なくなり、平日とはいえ紅葉のシーズンなのにもう「森林植物園独り占め!」に近い状態でした。管理センターのストーブがとても有難かったです。


深まり行く秋・神戸市森林植物園

2008年10月15日 | 神戸市立森林植物園で

Img_0116  10月も半分を過ぎ、秋から、そして冬の足音が聞こえてきます。今日から暫くは秋空が広がりやすいということで、彩りを味わいたいところです。

 そんな秋が深まったある日、神戸市立森林植物園での点描を捕らえてきました。高い秋空に鳥のさえずりが印象的な日よりでした。

 カエデはまだまだ緑色が旺盛です。しかしこの緑色がやがて赤色に変る材料になります。今の時期の深みが、やがて訪れる紅葉の季節を楽しみにしてくれます。

園内の中心にある長谷池を背景にして、チカラシバ。
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その傍らに一輪だけ咲いていたアジサイ。狂い咲きなのか、季節外れですね。Img_0118

このカエデもあと一月すれば、真っ赤に色づきます。湖面に映える色は素晴らしい。
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森林植物園では人気のル・ピックのソフトクリームです。ここは冬になると平日の営業をお休みしますので、ソフトクリームも味わえる日が少なくなります。
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秋の点描ではありませんが、園内にあるアジサイの試験園です。細長い空間で、以前は道路であった場所です。
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森林植物園を後にして、北鈴蘭台の住宅団地の一角で見たヒガンバナ。よくこんな所にに咲いていたものと関心します。
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 11月1日からは「森林もみじ散策」のイベントがあります。もみじの見ごろは例年月の後半にずれる傾向でして、勤労感謝の日前後はこの静かな園がひとしきり賑わいます。


秋草の小経

2008年10月10日 | 神戸市立森林植物園で

 10月にはいり、標高400mある神戸市立森林植物園も秋の装いを深めています。秋の草花などが育てられている「秋草の小経」がその時期を迎え、一寸草深い小経ですが、見てきました。

 私のヘタな説明は抜きで、フォトギャラリとしてご覧ください(写真もヘタですが、まだまし)。

 先ずは案内に沿って。

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こんな感じの経が続きます。

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ススキが生い茂る道。12月まで続きます。

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 足元が決してよくないので、急ぐと20分程度の道のりです。ただ折角ですから急がずに、句を詠みながら風の音、そよぐ花びら、しっとりとした空気に高原の季節の移ろいを感じたいところです。私は写しながらたっぷり一時間以上かけました。