このブログも一年を経過し、昨年と同じ事を書くのが続いていますが、今回もまさにそれ。
神戸市立森林植物園では現在、「森の中のあじさい散策」として、神戸市の花アジサイが咲き誇っています。梅雨時にピッタリなアジサイ、どうピッタリなのかはともかく毎年訪れており、今年も20日に行ってきました。
ヘタな文章よりも先ずはこれ。あじさい坂と呼んでいるらしい、正門前の森林展示館から長谷池に至る、必ず皆が通るところです。
やはり微妙に早めでした。そしてアジア区とブリスベーンの森への道とが分かれた先、斜面いっぱいにアジサイが咲いているところ。・・・だったのですが、こちらも一番多いときよりも少なめでした。
ここ、まるでお人形さんの頭がひな壇に幾重にも載ってる姿を想像します。一番多い時の表現が「ボコボコボコボコ・・・」、今は「ボッコボッコボッコ」といった感じかな。
一旦あじさい園を素通りし、長谷池へ。今にも降りそうな雲の下、ウェットな空気と池からの湿った空気とで蒸し暑い。しかしこの空気が心地よく、池畔で20分近くもたたずんでしまいました。今回は森林植物園滞在予定3時間30分。時間はタップリあります。
池にはスイレンが咲き始めていたようですが、遠く小さく眺めるのみでした。
池の畔にもアジサイは咲いています。綺麗なブルーで、吸い込まれそうでした。
あじさい園には色々な種類のアジサイが栽培されています。これらは後日ブログに書きますが、その中でこれだけは今回紹介したいです。
その名は「シチダンカ」。漢字で書くと「七段花」だそうで、幻のアジサイと言われていた花です。江戸時代のシーボルトの著書にこの花のことが記されていたそうですが、その後ついぞ見かけられておらず幻の花とされていたところを、昭和34年に六甲ケーブルの近くで一株が発見され、今ここや六甲山の他の場所で咲いているシチダンカは、たった一株から別けられたお花なのだそうです。
濃く鮮やかなブルーも良いですが、こうした淡いブルーのアジサイも良いものです。
次回はあじさい園に咲く色々な種類のアジサイを書く予定でします。
それにしても数多いアジサイです。この日は私のいる時間はほぼ曇りで推移して、細かい雨が少しだけという天気でした。「さぁ帰るか」という午後5時40分頃に降り出して、この雨は森林植物園のwebページによれば久しぶりの雨であったそうで、「この雨でほっと一息」と記されていました。
関連エントリ
2009年6月23日投稿:「シチダンカ・森林植物園のあじさい」
2009年6月25日投稿:「森林植物園・あじさい園で咲くいろいろ」
2009年6月27日投稿:「アマチャにもいろいろあるようで」