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mitakeつれづれなる抄

普段いろいろ見聞き感じ考え、そして出かけた先で気になることを書き綴ったブログです。

ナシの花で梨花・神戸森林植物園

2010年04月15日 | 神戸市立森林植物園で

 昨日は京都の梨木神社とそこに湧き出ずる染井について書きました。そこで「梨」つながりで、神戸市立森林植物園からナシ(梨)の花です。

 梨、有っても無し・・・とか冗談は抜きで、あの梨が生るナシです。白い花をつける事はずっと以前から知っていましたが、実際にこれだけ咲いているのを見るのは始めてです。森林植物園のさくら園にありますが、微妙に花期からずれていて、これまでこの時期に訪れた時は、まだ早かったという状態でした。

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 バラ科ナシ属の植物で、サクラと親類の植物です。ここさくら園から続く道にはバラ科の植物が多く植えられています。

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 こうして見ると、本当に真っ白ですね。ナシの花が白いと知ったのは、TVの大岡越前。忠助が刺客の放った爆薬で一瞬目をくらませられ、その話を聞いた伊織が忠助の衣服についた火薬の匂いから

  • 「梨花槍(りかそう)。白い色の発光で相手を目くらませる武器。梨の花色は白く、その白さから梨花槍というんだ。どうだ、白かっただろう」

という場面がありました。確かに白い花ですね。

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 こちら微妙にクリームがかっているのは、ホワイトバランスをいじってみました。

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 今日も相当冷えますが、これ撮影した4月10日もなにやら寒気が降りて、雲が早く多く流れる天気。やはり青空の下で花を愛でたいですね。

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 ここの隣に、アーモンドの花が咲いています。これら他の桜は又の機会に。でもそろそろ桜の時期は終わりにかかりますね。


長谷池周辺の紅葉・神戸市立森林植物園

2009年11月20日 | 神戸市立森林植物園で

 11月も後半に入って、平地でも紅葉が進んできました。今年は若干進行が早いようで、のんびり構えていた私はちょっと焦り気味。といいながら結局は月末までもちそうですし、まぁ何とかなるでしょう。

 ってことで、まず神戸市立森林植物園の紅葉から。18日に行きまして多くの画像を撮ってまりました。そこで今回は長谷池周辺の紅葉。余計な文章は抜きにして、今年の森林植物園の紅葉です。盛りを過ぎつつある頃でした。

 初夏は、アジサイ坂、この時期は紅葉坂とも言われる、長谷池への園路。

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 こんな秋を感じながら・・・。

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 長谷池へ。

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 池の畔の周回路で。

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 緑と紅の同居。

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 池の向こうに架かる橋、いい光景です。が、ここ何故か人が少ないです。

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 さて、この日はABCテレビの撮影クルーが来ていました。ニュース映像なのか資料映像の撮影なのか分かりませんが、私の行くとこ行くとこついて来る様で、尤も紅葉を求めて歩むと同じ道筋になるのですが、どんな映像が撮れたのか少し気になりました。ウチはABCラジオは受信できてもABCテレビは映りませんからねぇ。

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 三人組で、撮影の仕事とはいえ紅葉を楽しまれているようで、最初どこかの大学サークル撮影チームが来たかと思いました。

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 この日、冬型の気圧配置になって鉛色の雪雲がどんどん流れてきましたけど、結局雪は降りませんでした。364日前、つまり2008年11月19日は公式記録には載っていませんが、雪がチラチラ、そしてササーと舞う天気でした。→こちら
 今年も期待しましたけど、バスを降りて肌に伝わる温感(冷感か)で雪が降るには暖かく、「あ、これは雪は期待できない」。その通りでした。

 ここ森林植物園も昨年より紅葉が早めだそうで、多分これが今年最後でしょう。いい半日でした。北鈴蘭台駅行きの最終バスは16:45発。この時間でもまだ撮影できるほどの明るさで、名古屋と神戸の日の入りの違いを感じました。


アマチャにもいろいろあるようで

2009年06月27日 | 神戸市立森林植物園で

 このところアジサイの画像ばかり投稿していますが、季節の花ということで。先日神戸市立森林植物園へ行った際には、200枚を越すほど写しておりますので、ハードディスクで寝かせるよりもブログに出します。

 ということで森林植物園今年のアジサイ第四弾です。これが一応お仕舞にするつもりですが、来月上旬に神戸に行く際にもこの植物園へ寄ってみようかなと思っておりますんで、まだ増えたりしますかも。

 今回は「アマチャ」。そう釈迦像にかけるあの甘~いお茶の元となる植物です。甘茶(アマチャ)については弊ブログ6月9日投稿の「東山植物園のアマチャ」で誤解していたのを、ここ神戸市立森林植物園で教えていただいた事を書きました。そのアマチャにもいろんな種類があるようで、撮影した中から2種類かを。

アマチャ。別名をコアマチャ(小甘茶)ともいうそうです。

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アマギアマチャ(天城甘茶)

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 こちらは甘茶ではありませんが、なんという種類でしょうか。

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 実はもう少し写したのですが、標識と花とを取り違えて撮影したりしてしまいました。普段見かけるアジサイとは違って、この時期にここだけでしか見られず、なかなか私の頭の中に入ってくれない。。。いや入ってはいますが、中々整理できない。花に詳しい方、本当に尊敬してしまいます。

 そんな訳で、アジサイもたけなわ。つまり梅雨もこれからが本番ということで、水を程々にタップリ戴いて夏に備えたいところです。

関連エントリ
2009年6月21日投稿:「神戸市立森林植物園・森の中のあじさい散策
2009年6月23日投稿:「シチダンカ・森林植物園のあじさい
2009年6月25日投稿:「森林植物園・あじさい園で咲くいろいろ


森林植物園・あじさい園で咲くいろいろ

2009年06月25日 | 神戸市立森林植物園で

 先週6月20日に神戸市立森林植物園へ訪れた続き、三本目です。前回のシチダンカに続き今回はあじさい園で咲いているアジサイの幾つかを紹介します。・・・と書いて、別に植物学者でも何でもなく、単なる花好きと山好きの一介の人間ですので、ただ種類別に撮ったノを並べただけです。

 この神戸市立森林植物園は、25種類のアジサイがあるそうで、私の見落としが半分近くあった訳です。株数は5万株で、さすが関西のアジサイ見どころの一つです。その数ある種類の中から幾つかを。

ヤマアジサイ

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キヨスミサワアジサイ

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コモチヤマアジサイ

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ブルースカイ

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アナベル

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エゾアジサイ

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ベニガク

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セイヨウアジサイ

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 最近知った事ですが、アジサイの学名“Hydrangea”とは、水の器、水の入れ物という意味だそうです。この梅雨時の水の季節にピッタリな、それこそ天を司る神が名付けたかのような名称です。

 それとこのアジサイには毒性が有るそうで、結構その毒性が強いそうです。こんな綺麗な花に毒ですね。女性と花、似ていますね・・・あ、すいません、失言ですぅ。。。

関連エントリ
2009年6月21日投稿:「神戸市立森林植物園・森の中のあじさい散策
2009年6月23日投稿:「シチダンカ・森林植物園のあじさい
2009年6月27日投稿:「アマチャにもいろいろあるようで


シチダンカ・森林植物園のあじさい

2009年06月23日 | 神戸市立森林植物園で

 本題に入る前に、この投稿で目出度く400投稿目になりました。3月29日に300投稿目を書いてから86日目で400投稿、3月から続いている毎日投稿で、一日2投稿の日もあり、こんな早い達成になりました。

 毎日、毎日でなくとも定期的にお越し頂けている方、御贔屓にありがとうございます。
 検索でお越しの方、御贔屓に願います。

 さて本題。昨日の神戸市立森林植物園・森の中のあじさい散策の続きです。植物園内のあじさい園には色々な種類のあじさいが栽培され、その一つが今回の幻の花「シチダンカ」です。

Img_0103  シチダンカというのはヤマアジサイの一種で、江戸時代にヤマアジサイの八重のものを「七段花」とよび、シーボルト「FLORA JAPONICA(日本植物誌)」で海外にも紹介されていましたが、その後ようとして見当たらず、130年もの間幻の花とされてきました。それが1959年(昭和34)に六甲ケーブルの沿線で発見されたそうで、これを採集し、発見者の勤務先である六甲山小学校で育たものだそうです。

 その幻の花はやがてシーボルト著書に記された花と確認され、一つの株から分けられ分けられして、今ではこの植物園だけでも見渡す限りのシチダンカが咲き、また園芸品種としてでも販売されているそうで、「幻」ではなくなりました。

 他のアジサイとは明らかに形が違っており、この花を見られた方々が「変わった花ね?」「なんだろ?しちだんか?」などと話されるのを耳にしております。ここから一気に11枚、紹介します。

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 シチダンカの説明板。

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 この植物園のベースとなる森林展示館には、シチダンカの一厘挿しが飾られていました。

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 冒頭に書いた発見者が勤務していた六甲山小学校では、今でもこのシチダンカの株分けを児童皆でやっているそうです。こんなシチダンカ、我が家にも欲しいです。

関連エントリ
2009年6月21日投稿:「神戸市立森林植物園・森の中のあじさい散策
2009年6月25日投稿:「森林植物園・あじさい園で咲くいろいろ
2009年6月27日投稿:「アマチャにもいろいろあるようで