9月2日、久しぶりに神戸市立森林植物園を散策致しました。六甲山系の摩耶山西、標高400~450mに位置するこの園は、豊かな自然の中、日本・世界に植生する植物が植えられています。園内には散策路がいくつか設けられ、丸一日では廻りきれないほど。神戸市内から程近い所にこのような亜寒帯の植物もあり、気持ちよく気分爽快になれます。ただ足の面で精神的に遠いんですけどね…。
六甲山系斜面によく生えているクマザサ。森林植物園にも生えていますけど、やはり「森林」の名の通り、樹木が多いです。
園内のカモシカ園にいるカモシカ。ちなみにウシ科の動物で、鳴くときは「モォ~ッ」に近い泣き声です。ただ御嶽周辺での話ですと、新芽を食べてしまい、嫌がられる存在でもあるんですね。
季節ですね。ハギの花です。ハギはハギでも「ミソハギ」という花で、ミソとは「禊ぎ」から来ているのだそうです。
長谷池の畔に咲いています。
その長谷池。緑のカエデが綺麗です。今年の紅葉はどう推移するのでしょうか。森林植物園は紅葉の名所でもあります。
南西に位置する展望台からの眺め。中央やや右のこぶのような山は、再度山です。
少し左を向けると、布引ハープ園が見えます。その奥は大阪湾。タンカーが行き交います。手前の小枝が邪魔ですね。一寸慌てていました。
この時、奈良県で集中豪雨があり、雷も聞こえ雨雲が迫っているようで、急ぎ戻ろうと慌てていました。結局神戸市までは雨雲は来ませんでしたが、それだけ降り出せばその場ではいつまでも雨が降り続き、土砂災害に結びついていく、ここんとこの豪雨です。
アジサイがまだ咲いていました。コアイジサイ。
それにしても蒸し暑い中の散策でした。この日も愛知、というより尾張西部では雨が降っていたそうですが、神戸市はいい天気。雨が少ないという状況でもあるそうで、なんだか複雑な心境です。