goo blog サービス終了のお知らせ 

mitakeつれづれなる抄

普段いろいろ見聞き感じ考え、そして出かけた先で気になることを書き綴ったブログです。

舞妓さんを追いかけてはいけません

2015年11月04日 | 京都
 京都新聞web版11月3日配信の記事からです。京都文化交流コンベンションビューローは外国人旅行者向けに、市内の免税店を紹介した冊子を作成し、その中で京都観光のマナーを示したイラストも盛り込まれている、とのことです。

記事:舞妓さんを追いかけない… 京都、免税店案内にマナーも

 そのマナーでは「舞妓さんをしつこく追いかけない」が入っており、一瞬、信じられませんが、中には舞妓さんを見かけるや、カメラに無理やりに収めようと追いかけたり、もっと酷いのになると、道を行く舞妓さんに触れる、という人もいるそうです。
 さらに「触れる」の過剰で、袖を「引っ張る」という者もおり、袖が破れてしまう被害もありました。

 以前、ラジオの話題にありましたが、観光客の舞妓さんに対するマナーが悪化している状況があり、舞妓さんの護身術も始まったほど。

 この無作法は、外国人だけでなく、日本人観光客も無作法者がいまして、日本人は言葉が通じる分だけ、タチが悪いそうです。

 観光ガイドの映像で、舞妓さんが出てきますので、舞妓さんは京都観光のストラクチャー(小道具)のような、とんでもない感覚があるのかもしれません。

 街中の道を行く舞妓さんは、観光客向けに出ているのではなく、いわば「出勤途中」。
 お座敷に遅れてはいけないので、時間厳守で歩いておられます。
 余裕があれば記念撮影に応じて頂けることもあるそうですが、それはあくまで「余裕のある例外的」事例。
 決して、観光客用にあるわけではありません。

 その辺りを理解して、花街を愉しまねばなりません。


 私も京都の花街(かがい)へ行ったことはあります。
 あくまで街歩きで行っただけで、花街のお茶屋さんへ入ったことはありません。そもそも一見さんお断りですし。
 舞妓さんは普通に見かけますが、こちらは観光ではありませんので、御見掛けするだけです。

太陽光パネルの是非

2015年10月28日 | 京都
 京都新聞web版記事からです。京都市で、民間企業が太陽光発電施設の計画に対し、地元自治会が危険で景観を損ねる、ということでこの計画の許可を取り消すように京都市に要望を出したとのことです。

記事:太陽光施設「危険、景観害する」 京都市に許可取り消し要望

 左京区静市市原町のことだそうです。土砂災害特別警戒区域への指定が予定されている、とのことで、おそらくは山林でしょうね。風致地区内の樹木を伐採し、整地しそこに太陽光パネルを置く計画だそうです。
 昨年1月に許可申請をしたものの、未着工のまま、昨年8月に切れ、延長申請があれば許可する方針とのこと。

 この許可取り消し要望を出した町内会は「サンタウン町内会」。目新しい名称ですね。
 古くからの町ではなさそうで、サンタウンだけでは場所は特定できませんでしたが、叡山電車鞍馬線の市原駅近くに、新興住宅地がありますので、その辺りではないかと思います。


 太陽光パネルの発電装置。昨今流行っていますね。先日訪れた、祖父江町の祖父江砂丘近くの旧堤防沿いにも太陽光パネルがありました。
 私の住む一宮市にも、未利用地だった場所に太陽光パネルを並べている光景を目にしたところがあります。

 お住まいのお宅の屋根に並べる程度なら、家庭の電力を賄えるぐらいですが、こうしたある程度広い場所で太陽光パネルを並べるのは、もはや発電所です。
 先月の茨城県常総市の水害でも堤防決壊した現場の少し上流に、決壊前から越水があったそうで、それも小高い土地を整地して小高くなくなったことにで、越水したとの地元の方の証言だそうです。
 それでなくとも、太陽光パネルの設置で、必ずしも地元の方からは評判が良くないものだそうで、景観からもどうかと思います。

 この左京区静市市原町は、叡電鞍馬線の奥へ入った静市野中地区では、山体を大規模に切り取り、それはすさまじい光景があります。
 砕石採取だと思いますが、静かな山里から突然、山の一部が無くなり、岩石が顕わな光景。
 この景観が、どうにからないものなどでしょうか、と思います。

京都市交通局で多言語対応コンシェルジュ

2015年10月24日 | 京都
 10月23日付京都新聞web版記事からです。京都観光の外国人が増えていことから京都市交通局では京都観光に詳しいスタッフによる「おもてなしコンシェルジュ」の活動を始める、とのこと。
京都駅前バスターミナルを中心に、10の言葉で外国人旅行者に対応する、ということです。

記事:京都市交通局が「コンシェルジュ」 10カ国語で名所交通案内

 これまでも観光シーズンにバス停で、交通局職員が立って案内していたものの、外国人旅行者が増え、対応が難しくなっている他、職員がいなければバス運転士に尋ねるので、その対応でバスの運行が乱れてしまうことから、のことだそうだ。

 コンシェルジュは、京都市交通局協力会に委託し、留学生の15人ほどの他、言語に長けている日本人学生も35人ほどを確保する、ということです。


 京都市内の観光で、外国人の個人の方、結構多いです。
 外国の方というと、団体で貸切バスで移動するイメージですが、それは日本人の場合で、京都市内の市営バスに、個人の外国人結構見かけます。


 以前、北大路バスターミナル地下の案内所でこんなことがありました。
見かけは日本人風の方が、おかしな日本語で金閣寺か銀閣寺を聞いてます。
ガイドブックを見れば、ハングルでしたので、韓国人。
韓国人の発音では、日本語の発音「金閣寺」も「銀閣寺」も同じになってしまいます。
そこであえて、「金閣」、「銀閣」の韓国語読みで助け船を出したら、金閣寺とのこと。
バス乗り場を案内しました。

 しかし、これからの季節(秋)、京都市内はとても混みます。
 バスも一時間以上遅れな状況。
 バス停で案内に立つと、日本の方からも運行状況の問い合わせが増えると思います。
 そこをどう対処されるのか、が気になります。
 コンシェルジュは、受託した交通局協力会からの派遣なので、運行状況の情報は届かないと思いますので、こういう臨機の方面の対応は難しいかもしれません。

京都市の御所の東・鴨川に近い所に億ション

2015年10月10日 | 京都
 京都新聞web版10月8日配信記事からです。KBS京都ラジオとMBSラジオでも話題にしておりましたが、京都市の御所にほど近い鴨川縁に、分譲マンションが建つ計画だそうです。
一戸当たり最高価格が7億円を超えるとかで、マンションではなくて、億ションとは、ラジオの某番組での話。

記事:京都に1戸7億円マンション 西日本最高額、御所の東

 マンションは、「ザ・パークハウス京都鴨川御所東」地上5階地下1階で総戸数85戸。鴨川に面するのは東向きになり、全てが1億円超。

 某ラジオの番組では、「誰が買うんでしょうね」ということでしたが、同じくその番組MCの方の話、「殆どが東京など関東地方の方が買う。しかも京都へ来た時に泊まる用の、いわばセカンドハウス。京都旅行へ来て、毎度ホテル・旅館に泊まるくらいなら、セカンドハウスを用意した方が良い」とのこと。
ハァ~、ですね。とはその番組アシスタントの方。


 目玉は大文字さんの送り火が部屋で見られる、ということだそうだ。
 ということは、これまで見られたところからは大文字さんの送り火が見られなくなる、ということ。

 京都市は、建築物の高さ制限をしてきましたが、なし崩し的になろうとしている、とはそのラジオ番組での弁。

 地上5階は、そう特別高いものではないけど、「鴨川沿い」というのがポイント。景観を大きく左右します。
 

 建設場所を確認しました。京都市上京区河原町通荒神口下ル上生州町。京都地方法務局の南敷地。
 法務局の土地払い下げ公告もあり、国有地の払い下げのようです。
 敷地の東側は、樹木の並びの向うに鴨川。

 建蔽率から考えて、敷地全てがマンションではなさそうですが、鴨川左岸(東側)から見た西の景色は左右しそうです。

 しかし、折角の土地がセカンドハウスか。セカンドハウスを持つのは購入者の勝手ですが、市中心部の住まいを、セカンドハウスにするというのはどんなものだろう。
 多くの人が暮らすべきだと思いますが、アカンのかなぁ。

部局の名称変更で4600万円の費用

2015年07月24日 | 京都
 京都新聞web版記事からです。京都市上下水道局の名称変更で、看板の書換えなどで、4600万円もの費用が発生し、そんな費用をかけてまでする必要があるのか、というニュースがありました。

 元々が、水道局と下水道局とが統合して、2004年に上下水道局として発足。単に水道供給や下水道処理だけでなく、災害防止の活動や、太陽光発電にも取り組んでいることから、新しい役割にふさわしい名称にしたいとのことで、現在はその名称を募集中とのこと。
 ただ、新たな局名となった場合に、庁舎の看板取り替え、職員の業務服に記される局名に貼るシールの作成費用、などなどに総計約4600万円もの費用が掛かるという。
 そんなただ局の名称を変えるだけでそんなに費用がかかるのなら、その費用でなにか他にできないか、という市議の声。

記事はこちら。名称変更だけで4600万円 京都市上下水道局

 名前を変えるのは、かなりお金がかかります。
 すぐ思い浮かぶのは、鉄道の駅名称変更。
 こちらも億単位の費用が掛かります。
 駅一か所の名称が変わるだけで、その駅に乗車券を発売する範囲内の駅の運賃台帳を全て更新しなければならないですし、看板では自動券売機の運賃表板も書き換えねばなりません。

 この京都新聞記事では、上下水道局では、今新たに取り組んでいる事業が見えにくいことから、新たな名称にしたいということですが、これも内部の方と、外部の方との認識の違いですね。

 東京・千駄ヶ谷駅前の競技場の整備費で何千億かかるということに比べれば低額ですが、それでも100万都市京都市の規模で4600万円は大きいです。
他になにか有意義につかえないのか、という声も納得できます。