今年10月に行われるいわゆる名古屋市版の事業仕分け、行政評価の外部評価には昨日弊ブログに書いた、健康福祉局事業の敬老パス(敬老特別乗車証)について書いてみました。その記事に、私にとって大きな事業が仕分け対象があると書きましたけど、今回はそのことで。
その対象事業とはこのブログでカテゴリも設けてある「ランの館」です。「とうとう対象になってしまったか!」というのが偽らざる本音です。本年度(2011年度)の予算額1億900万円の事業に対して、市民判定委員による「継続」「見直し」「廃止」のいずれかの評価を得るという対象になってしまいました。
そうだろうな。ここは昼間こそある程度の入館者がいるそうですが、あまり人が多くなく、あまり知られていないからなのか夜間(夜8時まで)になるとかなり少ないです。それだけに落ち着いた空間に、更に余裕ができ、私のお気に入りとしている場所なのです。
しかしながらこの「人の少なさ」は経営論理から見ればアウト!なのでしょうね。
よく博覧会や催事などで成功したかどうかをはかるモノサシに、入場者(来訪者)だけで計る傾向があります。愛知万博なんぞ当初予定を何割か上回ったそうで。しかしながら、入場(来訪)した方々が充分楽しめたかどうか、という心の面での評価はされません。いやできないでしょう。でも押し合い圧し合いで何が何だか分からないまま帰られ、しかし一方で「入場者数何千万人達成!」などとやっているのは、とても空しいと思います。
ランの館です。愛知県が洋ランの出荷(額なのか数なのかは失念)日本一なのだそうで、そんな洋ランが盛んな地にもっと触れてもらおうと建てられたもの、だそうです。1998年の開館当初は人が多かったらしいですが、この種の施設はどこも同じで、だんだん減っております。
ここは正しく「都心のオアシス」。正直「都心」からは微妙に離れますけど、まぁ都心です。ここにひと時だけでも喧騒を離れ、落ち着いた安らぎ空間があっても良いではないですか。これ経済論理からは離れますけどね。1円でも節約!しなければならない事情はわかります。しかし1円を節約したが為に10円損失が出るってこともあります。近視眼的な論理より、長期的な視野で物事を見たいですね。
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さて、この事業仕分けと言われる名古屋市行政評価の外部評価。行政評価とは名古屋市が実施している事業を、その目標に対する有効性、効率性、達成度の観点で点検・評価するものです。それらを市の内部で評価作業を行うものが「内部評価」。さらに内部評価した事案から幾つかを選び、学識経験者、事業を行う部局、そして市民判定員で推進するか否かを評価するのを外部評価で、この外部評価が名古屋市版事業仕分けとされるものです。
市民判定員は、名古屋市民から無作為抽出した中から更に判定員を引き受けるかどうかを確認し、最終的に180人を選ぶ。そして一班20人で一日に二班、計三日間の外部評価で六班の120人を市民判定員として判定員を勤めるという。
事業仕分け(外部評価)は公開で、10月21日から23日まで、名古屋市公館に於いて公開で実施。公開ですので見に行くことができますね。
***10月24日追記
昨日の評価作業で、ランの館は18名の判定員のうち12名の判定評価で、廃止と判定されました。
http://blog.goo.ne.jp/mitake3067/d/20111024