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日本公開日≫2006年1月14日
全英公開日≫2005年9月16日
全米公開日≫2005年11月11日
■ストーリー抜粋≫
【18世紀末のイギリス。5人姉妹がいるベネット家の隣に大富豪の独身男性ビングリー(サイモン・ウッズ)が引っ越してきた。美しく慎み深い長女ジェーン(ロザムンド・パイク)とビングリーが互いに惹かれ合う一方で、快活な次女エリザベス(キーラ・ナイトレイ)は、ビングリーの親友ダーシー(マシュー・マクファディン)の気位の高さに強い反発を抱いていた。様々な噂を耳にし、ますますダーシーに嫌悪感を募らせていくエリザベスだったが、なぜか彼の存在が気になっていた……。】
原題≫「Pride and Prejudice 」製作国≫ イギリス (上映時間:127分)
■感想です≫
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観終わった後、余韻に浸れてじんわり「面白かったぁ・・・」と感じられる映画ですわ。大して大事件が起こる訳ではないけど、恋愛、結婚という誰にでも起こる身近な題材と、貴族社会の日常を交えて綴られるラブストーリーが相まって、別世界への憧れや好奇心を十分に刺激される内容で、物語の中へ引き込まれました。所々にクスッと笑えるシーンも有って、すごく癒される映画だと思います。(但し、「本年度アカデミー賞最有力作品」なんて言うキャッチコピーは無視して下さいね(笑)。この手の映画は、こう言う事を書かなくても観る人は観るし、観ない人は観ないと思うけどぉ。(;一_一)
何よりもこう言うラブストーリーの場合は、主人公に感情移入が出来るか否かで、割合平坦なストーリー展開でも最後まで飽きる事無く観れるかが決まりますね。私の場合は、主人公のキーラ・ナイトレイは好きな女優さんだったし、彼女の役柄が快活で聡明な女性を演じていたので最後まで楽しめました。映像がとても綺麗で、朝日に輝く田園風景やイギリス貴族の邸宅のきらびやかな豪華さにもウットリしました。
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そう言う時代背景を考えれば、この映画の話の中心に据えられている女性の幸せの概念が良く理解できます。どうして5人の娘を持つ、あの母親があれ程必死になって娘達の結婚話を勧めていたのか!・・・母親自身が、夫に先立たれた後の生活にも大きく関わっている事なので必死だったのでしょうね。とにかく、全財産を相続する男性の機嫌を損ねないように気を使い、願わくば、娘のうちの一人と結婚すれば母親も他の姉妹も一応生活は安泰する。そうした時代に有って、この映画の主人公のエリザベスと言う女性は、財産や地位だけで結婚相手を選ぶのではなく、尊敬しあえる人と素敵な恋愛をして結婚をすると言うのを夢見ている女性でした。
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往々にして好き嫌いの判断は、第一印象や間接的に他の人から入ってきたうわさ話しなどの断片を繋ぎ合わせて、勝手に相手の人物像を作り上げ判断をしていたりします。マイナスの情報が多いとそれが偏見となってその相手の評価は下がりますね。うわさ話しなどを鵜呑みにするという事は、他人の目を通して物事を見ているだけなので本質を見抜くのは難しい。偏見を捨て、自分自身が相手と向き合って素直に相手の言葉に耳を傾けて判断すると言うのが大事ですが・・・それが簡単にできたら誤解やトラブルは起こらないですけどね(^^ゞ。
★ちょこっとトリビア
◇イギリスでのオール・ロケで由緒正しい歴史的な建物を使用して撮影された。ベネット家としてイギリス南部グルームブリッジの水路で囲まれた17世紀の邸が使われほか、ダーシー家の別荘などの豪邸もそれぞれ17~18世紀に建てられた建物ばかり。
◇映画『ブリジット・ジョーンズの日記』はジェイン・オースティン原作の「高慢と偏見」をモチーフにして、設定を現代版にアレンジして作られた。
★ジェイン・オースティン 原作本
![高慢と偏見(上)作品情報へ](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/90/3a4e2a141b2530483743524198bcf887.jpg)
![高慢と偏見(下)](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/c4/69cd923ee5a6671112e9ed50de7d4cdd.jpg)
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女性のことがよく判らないからなのかなあ。
でも、映像は美しかった。
その点では、佳作といえるかも知れません。
>偏見を捨て、自分自身が相手と向き合って
>素直に相手の言葉に耳を傾けて判断する
そうそう、それが肝心なのですが
実際は第一印象や人の噂話に惑わされがちですよねぇ。
200年以上も前のお話ですが、
その辺りの男女の気持ちの揺れだとか、
その他登場人物のリアルな描写だとかが、オースティン作品の大きな魅力だと思います。
どーもこの時代の価値観に馴染めなくてイマイチ感情移入が出来ませんでした^^;
キーラとドナルド・サザーランドはすっごく良かったです^^
ではでは~、これからもよろしくお願いします♪
コメントありがとうございました。
>残念ながら、僕はこの映画をあまり楽しめませんでした。
>女性のことがよく判らないからなのかなあ。でも、映像は美しかった。
>その点では、佳作といえるかも知れません。
★まぁ、男性には退屈な映画かも知れませんね。
退屈と言う言葉は、適当じゃないかもわからないですが・・・。
男女の心の機微をゆっくり描いた作品ですから、
感情移入が出来ないと、入り込めませんよね。
映像はほんとに綺麗でした。
コメントありがとうございました。
>200年以上も前のお話ですが、
>その辺りの男女の気持ちの揺れだとか、
>その他登場人物のリアルな描写だとかが、>オースティン作品の大きな魅力だと思います。
★200年前だともっと窮屈な人間関係かと思いましたが、
現代にも通じるところが多いですね。
この映画の原作が、「ブリジット・ジョーンズの日記」の
モチーフだったとは、最初はピンと来ませんでしたが、
映画を観ていたら、何となくわかりました。
コメントありがとうございました。
>どーもこの時代の価値観に馴染めなくてイ>マイチ感情移入が出来ませんでした^^;
>キーラとドナルド・サザーランドはすっごく良かったです^^
★最初、この映画を見始めた時に、眠くなるんじゃないかと
心配したんですけど(笑)・・・。
主人公のキーラ・ナイトレイの役が快活で聡明な役だったから
私は、最後まで楽しめたんだと思います。
ジメジメ、イライラする恋愛のストーリーは嫌いなんです。
そう言うのが無かったので、良かったです。
>ではでは~、これからもよろしくお願いします♪
★また、伺いますので、こちらこそよろしく!
キーラ・ナイトレイがよかったです。
このような時代の作品もたまにはいいものですね。
DVDが発売されたのですね。レンタルショップにありました。
>キーラ・ナイトレイがよかったです。
>このような時代の作品もたまにはいいものですね。
>DVDが発売されたのですね。レンタルショップにありました。
★私はアクションやサスペンス系の映画が大好きなんですけど、
たまには、こう言うゆっくり時間が流れる映画も良いですね。
それに、映像が豪華で風景も美しくて目でも楽しめました。
オースティン作品の映画化といえば「いつか晴れた日に」がとても好きでしたが、この「プライドと偏見」も見応えがありました。
キーラ・(胸が)無いトレイ(?)は好きな女優ですなぁ。アカデミー賞、取って欲しかったです。
それじゃ、今後ともヨロシク(^o^)/。
>オースティン作品の映画化といえば「いつか晴れた日に」が
>とても好きでしたが、この「プライドと偏見」も見応えがありました。
★私は観た事も読んだ事も無かったので、新鮮でした。
心地よいゆっくりしたテンポの映画でしたね。
たまには、こう言う昔っぽい映画も良いですね。
>キーラ・(胸が)無いトレイ(?)は好きな女優ですなぁ。
>アカデミー賞、取って欲しかったです。
> それじゃ、今後ともヨロシク(^o^)/。
★ふふっ、映画のポスターは必ずCG処理されて
実際の本人より胸が大きくなってますね。!(^^)!
足は、より細く長く!胸は大きく!肌はツルツル!(笑)
だから、女優さんが来日した時の印象がちょっと・・・(~_~メ)
以前、ジョディ・フォスターが「フライトプラン」で来日した時に、
あの映画のポスターと全然違ってましたもんね!
ポスターはシワ一つ無いツルツルお肌でしたが・・・。(;一_一)