車いすで快適な生活を!

車いすで楽しく快適に過ごしたいという子をもつ母日記

2度目の運動会の気持ち・・・その後

2008-02-11 04:29:54 | 幼稚園
昨年の9月末にあった2度目の運動会の時の気持ちから先生に相談してみました。
運動会から2週間ぐらい後でした。
たまたま早く迎えに行って、教室を覗いてみると、みんなが床に座って絵を描いていました。
ところが、しょうちん一人だけ車椅子で窓側を向いて(みんなに背中向けて)机の上で絵を描いていました。付き添いの先生が横にいましたが。
私はびっくりしました。(えっ?いつもこうなの?何で一人だけ外向いているの?車いすから降りればいいのになぁ)
私が妊娠後期だったからか、すごく感傷的になっていたのか、悲しくて。。。
と、そういう思いでいっぱいの時に、たまたま園長先生が声をかけてくれました。
「最近どうですか?」と。

担任の先生や補助の先生に相談しようと思っていたのに、ついついしょうちんの存在をプラスに思ってくれている園長先生に相談しました。
幼稚園に入園できて、行事に参加できるだけでもありがたく思わないといけないのに、最近は欲が出てきて、いつも端っこや一番後ろが指定席になっていることに寂しさがあること。
運動会の時の気持ちを例をあげて、相談してみました。
園長先生は、「そうですか。それは気づきませんでした。言って頂いてありがとうございます。すいませんでした。先生達と話し合ってみます。」と言ってくれました。

何かすっとしたようで、後悔もありました。
一生懸命接している先生を否定してしまったような気にもなりました。
「あー、言わなきゃ良かったのかな?」とも思いました。
次の日、担任の先生と補助の先生が、「すいません。言っていただくまで気づかなくって。工夫してみます。」という言葉をかけられました。
「いえいえ、こちらこそ我儘を申し上げてしまって、言わなければ良かったかなと後悔していて・・・すいません。。。」と話しました。
10月中頃のことでした。

その後のことです。
12月にクリスマスの劇がありました。
私は産後まもなくでしたが、こういうこともあったので楽しみに出かけました.
お友達の間で一人で車いすで入場行進したり、舞台中央で台詞を言うしょうちんを見て、感謝と感動で涙がとまりませんでした。
(周りに分からないようにしていましが、鼻水ジュルジュルでした)
その時のしょうちんと会話です。
し : 「僕、まんなか なんやってぇ」
母 : 「そうなんやぁ。どうして?」
し : 「そんなん知らんわ。先生が勝手に。。」
母 : 「どうやった?」
し : 「どうもないわぁ。でも、ちょっと嬉しい」
母 : 「よくみえたよぉ~。台詞ばっちりやったね。」
と、すごく嬉しそうに話しました。
今まで場所の話なんかしないのに、よほど嬉しかったのかと思います。
(別に真中でなくても良かったのだけど、、、台詞の関係かな?)
ちなみに昨年は一番端で、しかも少しお隣と離れていました。
実はその時から少し疑問に思っていたことでした。
やはり、相談できてよかったです。ここの幼稚園に入れてよかったなぁ。
コメント (2)
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