しょうちん妹としょうちん・・・と私

しょうちん妹の誕生から7ヶ月たちました。
お陰さまで、毎日元気に兄妹で小競り合いしています。

最近では「ずりばい」から「はいはい」に変わり、
勝手につかまり立ちして、伝い歩きしようとしています。（ちょっと早いような・・・）
赤ちゃんって、何も練習することなく一人で立ち上がるんだなー。
しょうちんは、大きな長下肢装具をつけて、必死で立ち上がる。
比べるわけではないけれど、しょうちんはどんな気持ちで見ているのかな？

私の中で、しょうちん妹が立ち上がって歩いたとき、平然と
「あ、歩いたんや～。ふーん」という気持ちでいようと思っています。
「うわー！すごいっ！歩いた歩いた！すごいっ！」という表現はしないでおこうと決めています。（決めることもないんですが）

もちろん、つかまり立ちしたときも「あらら～。そうなの～」という感じでした。
そうすると、しょうちんの方が「おっすごい！立ったぞぉ。すごいぞぉ～頑張れ！」というのです。
その言葉にびっくりしました。（少し嬉しかったです）
なぜなら、しょうちん妹が4ヶ月ぐらいのとき、私が妹の脇を持って膝の上で
タッチしていると（妹は実はタッチが大好きなのです）
「立たせないでよ！」
と、しょうちんが一度だけ怒りました。
その時は「複雑な気持ちでいるのかな？」と思い何もいいませんでした。

今は、移動もしょうちんの「はいはい」の方が早いですが、
近いうちに妹のほうが早くなるだろうな。

しょうちんの赤ちゃん時代は、入院や通院、骨折に手術・・・。
不安でいっぱいだった私の気持ちの記憶がほとんどです。
首がすわったとか、何かができて喜んだはずなのに、
赤ちゃん時代を思い出すだけで、胸が締め付けられる苦しさの記憶が大きいのです。

なので、しょうちん妹を通して、やはりしょうちんは特別だったなと実感します。
毎日、普通に過ごしている赤ちゃんの妹。
こんなに穏やかに過ごせるんですね（もちろん、ぐずったら大変ですが）
二人目ということもあるだろうし
私の年齢ということもあるだろうし
入院や手術がないということもあるだろうし
しょうちんが傍にいるということもあるだろうし・・・

毎日、育児に家事で、ゆっくり食事や入浴もできないけれど
体調もよく、わめきながら楽しく、嘆きながら笑って文句も言って
怒ったり、感謝したり、、、滅茶苦茶ながら生活してます。

しょうちんは、そんな滅茶苦茶な私のサポートしてくれています。
我儘も甘えもするけれど、傍で見守ってくれているように感じます（私の勝手だけど）
妹のおむつ替えのサポートもするし、離乳食もあげるし（たまに）。
何より、しょうちん妹は、眠たい時やお腹がすいている時以外は、しょうちんにくっついていくのです。（しょうちんは迷惑気味です）
そんな二人のやりとりは、微笑ましいです～♪