車いすで快適な生活を!

車いすで楽しく快適に過ごしたいという子をもつ母日記

車いすテニス講座(2回目) 安全性について

2009-07-18 23:13:11 | スポーツ(車いす・スイミングetc)
もう1週間前の話題なんですが、12日に2回目の車いすテニス講座に行きました。
この時に「事件?」がおこってしまいました。
私は、しょうちん妹を違うところで遊ばせていたので、直接見ていたわけではありません。数日後に詳細が何となく分かりました。

テニス講座にきた車椅子に乗っていた男の子が、車いすから落ちてしまったのです。
男の子は、車いすから自分で降りたり登ったり、階段も頑張っていけるそうです。
なので、車いすからニョキニョキっと元気に身を乗り出すことができます。
サーブの練習をしていたそうです。
順番を待っていた男の子は、早く打ちたくて待ちきれず、
待つラインを超えて、少しずつ前にでてサーブを打とうとしました。
その前にはしょうちんがサーブ練習していたそうです。
しょうちんにぶつかりそうで、かなり危険だったのでしょう。。
何度か注意していたコーチは、思わず男の子の車いすのグリップを握って引き止めたのです。
すると、男の子は車いすから落ちてしまったそうです。(ベルトは外れてしまったのかな?・・・。)
その後、コーチは厳しく叱ったそうです。
謝るように・・・でも、男の子はびっくりして謝ることはできませんでした。
その男の子は、その後から練習には参加しませんでした。
幸い怪我はありませんでした。
お母さんの話だと、多少痛みもあったそうです。

車いすから落ちた・・・なんて聞くと一大事です。
しょうちん、車いすが横転したことは数回ありますが、車いすから落ちてません。
落ちたら一大事。。。私は発狂するでしょう!(骨折してないかしら??)

きっとその子のお母さんも同じ思いだったと思います。
びっくりして、心配で、可哀想で・・・理不尽で。
どこから見ていたかは分かりませんが、車椅子から落ちている我が子をみて怒らないはずがありません。

ただ私の立場では、コーチを責めることもできないです。
とめてくれなかったら、私の大事なしょうちんの頭にラケットが当たっていたかもしれません。サーブは力任せに振るので、子どもでもかなりの力になります。

今回、この事をブログに掲載するか迷いました。
実際見たわけではないし、誤解もあって少し大きな「もめ事」まで発展したからです。
ただ、「こういうことでもめたよ」とか「誰が非があった」とか「こうすればよかった」を伝えたいわけではないのです。
「安全性」について考えないといけないと思いました。
まだ小学の低学年。夢中になれば危ないと分かっていても道路に飛び出してしまう歳です。周りの大人がしっかりとサポートしないといけません。
テニスは危険なスポーツではないけれど、この年齢にとってはラケットをもっているので
危険にもなります。
思いっきり振って、頭に直撃したら????
怖いです~。

月2回行っている私たちの「車いすテニス」では、何となく子ども達が増えていったので
曖昧になっていました。
このことを機会に
「ラケットは危険でもある」ことも伝え、ボール拾いより順番待ちをサポートする大人を配置しないといけないなーと勉強になりました。
「これぐらい子どもでもわかるでしょ!」は大間違いです。
危険性に関しては、経験や痛みがない限り分からないし、治れば忘れるものです。(出産と同じ)
今一度、周りの大人もいろいろな場面で考えてみる機会になりますように。
大事故にならなくてよかったです。
その男の子も、これから一緒にテニスすることになりました。
「事件」に関しては、多少正確でない部分があったらごめんなさい。。。
ちなみにコーチは、もっと違うとめ方があったとずごく反省していたそうです。
コメント
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