―TSUREZUREGUSA―

つれづれと、日々のおもひをつづること。

久々に覆りました。

2008-11-21 01:24:07 | お酒
もともと、家でワインを飲む時は、二人でワンボトル
あけるのは、スパークリングか、赤ワイン。
炭酸が欲しいときはスパークリングをセレクトするし、
炭酸いらない時は、赤か白なら赤でしょーってなっちゃう。
家のストックワインも、赤ばかり
なので家で白ワインを飲む習慣がないので、
どうしても白を飲むのは外で白・赤両方飲む時、
グラスで飲む時に限られてしまって、
赤ワインに対して白ワインを飲む機会は圧倒的に少ない。
となると、フルボトルならともかく、
グラスでいい白ワインをサーブしているお店にあたることなんて
早々あるわけもなく、
白ワインで感動したことって、思い返しても、
これは、とは思いつかない

なので余計に、今回のワインは未曾有の驚き。
フレンチ、「リュミエール」頂いたグラスの白ワイン、2銘柄。
赤、1銘柄。
びっくりするくらいいいワインをグラスでサーブして頂いて・・・。
グラスワインの値段を知ることなくのセレクトだったので、
フルボディほど高いだろうと察しつつも、
臆することなく、フルボディのワインをセレクト
結局セレクトしたワインはグラス1800円というお値段。
グラスワインのお値段も素敵だったけど、
その単価も頷けるワインのグレード。

ピエロ・シャルドネの2006年
 (オーストラリアワイン)
バニラのような香り、なのに口に含むと重めの辛口。

オーストラリアのワインてあまり飲んだことなかったけれど、
コスパかなりいいかも。
特に家であけるような1000円台クラスのワインは、
王道なフランス以外の国がいい気がする。

ルーウィンエステート・アートシリーズ・シャルドネの2005年
 (オーストラリアワイン)

この一本が素晴らしく良かった。
今までの白ワインの価値観を全て根底からひっくり返された
ブランデーのような華やかな香り
今まで白ワインで嗅いだことのない香りと味
こんなに今まで飲んだことのある白ワインと違うのに、
白ワインというジャンルでくくられる味なんだ、と。
白ワインというジャンルにこんな味もあるんだ、と。
毎年ラベルが違うというラベルも特徴的。

ピエロの小売価格は7560円
ルーウィンエステートの小売価格は10500円
お店でのフルボトルの値段は3倍くらいが標準なことを思うと、
フルボトルでこの2本のワインをレストランで頼むと、
レストランによって違うだろうけれど、
推測するに、
ピエロは22000円くらい、
ルーウィンエステートは30000円くらい、かと。

とてもお店でフルボトルで頼めるお値段じゃないワイン
家で飲むにしても、
家でカジュアルに飲むには
小売でもたじろくお値段。
てことを思うと、
こういういいワインをグラスで飲めたのは幸運だなぁ、と
そして、そんな素敵なワインをセレクトしてくれた
リュミエールの姿勢とセレクトが素敵だなぁと思う次第
赤ワインの銘柄覚えて帰るの忘れてしまったのが残念・・・。
ぐぐっと重厚なフルボトルで美味しかったのだけど。

安くていいものを見る目を持つには、
経験値と基準を持つためには、
高くて間違いなく良いものをある程度知ることが必要、とは
常々思っていること
食然り、芸術然り
経験が自分の価値観と価値基準につながる
薀蓄云々の前に、まず、飲むこと。