―TSUREZUREGUSA―

つれづれと、日々のおもひをつづること。

中国旅行1 結婚式@成都

2008-08-24 22:33:25 | アジア旅行
8/9~14まで訪れていた中国。
目的地は四川省。
北京を経由してオリンピックにニアピン
でも北京から成都までは飛行機で3時間。
日本人の感覚からすれば、もはや国内線っていう距離じゃない・・・

地震に少しびびっていたものの、
着いてみれば、成都は至って穏やか。
倒壊してる建物とかも無かったし。
まだまだ復旧していない地域は四川は四川でも
だいぶ離れた地域らしい

この旅の最大の目的は何といっても結婚式
奥さんが中国人なので、成都での挙式。
何から何まで日本式とは違う結婚式

まずは、だんなさんが、お嫁さんのおうちへお嫁さんをお迎えに
シンバルは鳴るわ、トランペットはプープー言うわ、
道行く人はやんややんやだわ、でめちゃめちゃ賑やか
新郎友人一同、輿に乗った新郎を見て大爆笑


およめさんのおうちの門で獅子が一踊り


およめさんのおうちに着くと、
およめさんの友人が家に入れてくれない。
「入れてよ」「入れてよ」と扉をドンドン
んでもって、誠意を示しすことになるのか、
ポチ袋でお金をばらまいておよめさんの友人を突破
次にわらわらと群がってくる近所や親戚の子供。
今度はお菓子をばらまいて、子供突破

ようやくおよめさんにたどり着いたら、まずおよめさんに赤い靴を。
それから二人でお粥のようなものを食べさせあう
ファーストバイトのようなものかしら

それから外に出て、街をパレード
エキストラのような人もいっぱいで、華やか
新郎衣装似合いすぎ!
およめさん、めっちゃ可愛い


パレードの合間にもイベントが色々

籠に載ったり、降りたり。
獅子がわらわら群がってきて、お金を渡したり。
お参りしたり。

新郎友人と新婦の友人で、歌合戦のようなものがあったり
 (中国語分からない新郎側はとりあえず叫ぶ)
綱引きがあったり
 (新郎側が勝ったらダメだったらしいけど、
  何もわからない日本人新郎側が勝っちゃった)
新郎と新婦の初めての出会いの再現があったり
 (本当の出会いではなく、理想の出会い?)
新郎が新婦を人力車でぐるぐる引っ張ったり

とりあえず、次から次に盛沢山!
めちゃめちゃ賑やか!

披露宴会場に着くと、受付でたばこや小菓子が
大人の人にはたばこを、子供には小菓子を渡す風習。
日本ではお見送りのときに渡すプチギフトみたいな感じ。
日本では「2」がタブーだけれど、こちらでは「2」がいいらしい
たばこも2本
お菓子も2つ


披露宴までの時間は控え室で麻雀を。
控え室が麻雀室なのはこちらでは常識のよう
たっぷり2時間近く麻雀に興じる。
ルールも日本とはだいぶ違うようで、
役なし、なきまくり。
とりあえず、揃えてあがればいいらしい
10元ずつ賭けだした新郎友人チーム
中国ルールでポンポンなきまくって、10元札が動く動く
展開めっちゃ早かった


披露宴の前の挙式のようなものも、中国流。
弓矢を天と地に射たり、
錠前に鍵を二人でかけたり、
新婦の顔にかかった赤い布を新郎が棒で取ったり。
一つ一つ儀式に意味があるんだろうな

披露宴の料理
ザ・四川料理
四川料理からすぐ思いつく坦坦面や麻婆豆腐は家庭料理らしく、
こういうフォーマルな料理の時には出てこないらしい


すいかの皮の細工が見事


ハワイやヨーロッパで結婚式をあげた友達はいるけれど、
それはあくまで教会式で日本人向けなわけで
今回みたいな、その国流の結婚式での結婚式に
出席出来る機会というのは、すごく貴重
国が違えば、風習が違うのはもちろんのこと。
郷にいれば郷にしたがえ
その国に行けば風習を愉しむのが一番!
幸せそうな二人に、とても賑やかな一日。
とても素敵な結婚式で
お祝いすることが出来てとっても幸せで、
とっても楽しい一日でした。
お幸せに