はるみのひとり言

気ままなお散歩と猫と美味しいもん

馬々と人間たち

2015-01-12 | こんな映画観たよ



2015年初映画にチョイスしたのは「馬々と人間たち」
出来れば午年に観ておきたかったんですが、大阪の公開は昨年暮れも押し迫った時だし、
バタバタして観に行けずだったので、年が明けてからの1発目にはこの映画を観たいと思ってました。

アイスランド映画を観るのは「氷の国のノイ」「ホワイトトレイル」「春にして君を想う」についで4作目になるのですが、馬と人間ののほほんとした作品を思いきや、かなり衝撃的な作品でしたよ!

観ている時の私の反応・・・え~、わ~~、え~~~!(想像して下さい)
と驚きの連続でした。(よ~分かりますね)

以下ネタバレ含みます↓



ストーリーは特にあってないような感じだったかな。

コルベインさんと未亡人ソルヴェーイグの恋の行方。
ウォッカのためなら海の中までなおっさん。
有刺鉄線を張り巡らすおっさんと壊しまくるおっさん。
乗馬観光に参加する旅行者・・・の話が絡み合ってるような合ってないような

冒頭、コルベインさんが自慢の愛馬グラウーナを走らせる場面が続くんだけど、馬ちゃんのパカパカ走る姿が可愛くって、ただ走ってるだけなんだけど見入ってしまうんだ。
村の人が遠く離れたとこから双眼鏡で見てるとこもなんか可笑しい。
そしてあのチラシや予告にもある交尾シーンです。
村の人たち焦ってるんだけど、この事態が大変なことに。
自慢の愛馬を撃ち殺しちゃうんですよね~。もう吃驚です。
でも何であの馬が殺されなきゃいけなかったのかスルーだったので疑問で疑問で。
そう言えば「春にして君を想う」でも都会に行くことになったじいさんが愛犬を撃ち殺すシーンにも驚いたもんです。
モヤモヤしたのでパンフを買ったんですが、それによると愛する馬に裏切られたみたいな感じだそうです。
そこは牝馬の本能と馬と深く関わる人の思いみたいなのがあるので馴染みのないものは何とも言えませんね。

馬もろとも海の中へも吃驚でしたね。
自分で泳いで行けばいいのにって思っちゃいまいした。
馬って泳げるんですね。
あのおっさんアホですね。飲むなよ~。

一番衝撃だったは、やっぱり乗馬観光に参加しておいてけぼりをくらった旅行者の青年の話やね。
でも1本道っぽいのに、何で迷うことになってしまったんやろ?
凍てつく寒さの中で彼が生きるためにとった行動は・・・。もう想像を絶しましたね。

なんかね、人も馬も死ぬんですよ。結構エグいです。
え~~って思うけど、何故か悲壮感はないんですよね。
大自然の中で昔から馬と関わってきた人たちにとっては普通のことなのかな~って。

コルベインたちの恋の行方からも、馬も人間も同じ生き物だって気がしまいした。
しかし大胆ですな~。
馬も人も女性が主導権を握ってるのね。
とにかくたくましくないと生きていけないなと思いました。



雄大な景色とアイスランドホースが見所ですね。
ラストの一同に集められた馬の場面は壮観でした。

映画館で観れて良かったです!


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